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ミドル層必見のリーダーシップ論。見えないものを見る旅

社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。はじめからフォロワーがいるわけではなく、「結果としてリーダーになる」プロセスにおいて、フォロワーが現れる。自らが選択し行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのだ。

「リーダーシップ」はなぜ心に響かないのか

私たちは、統計や確率によって生きているわけではない。客観数字が存在するとしても、それによって示されるデータはあくまで参考情報であり、統計に逆らってでも、行動したければ行動するのが人間というものだ。たとえ成功の確率が三分の一しかなくても、前に進むときは進む。環境に恵まれなければ克服しようとし、才能が足りなければ必死に努力する。そうしたここの物語を懸命に生きることで満足感を得る。その副産物として、うまくいく確率が変わることもありうるだろう。一〇〇%先天的と誰かが断言しない限り、リーダーシップはすべての人の前に選択肢として広がっている。人は意志によって自らの旅を歩む存在であり、自ら確率を変え、その結果自らが変わりうる存在なのだから。

たとえ目の前の課題がパーセンテージ的に不可能だからといってすぐに諦めるのではなく、自分が動くことによって、その確率に作用し、課題克服の道筋を描くことができる人がリーダーなのだろう。そうやって他の人には見えていない道を一人見据え道を選択し歩んでいく。そうしているうちにリーダーたる者の後には多くの人たちがついていくこととなりそこで初めてリーダーとなるのだ。リーーダーは初めからリーダーになろうと思ってなるものではなく、行動の積み重ねの結果としてリーダーとなるといえよう。

そして「帰還」というキーワードも重要でスターウォーズのジェダイにせよ、桃太郎にせよ旅に出て事を成し帰還したからこそ英雄となれたわけであり、そのまま帰ってこなかったら「あいつ旅に出たけどとうとう帰ってこなかったよねぇ」ということとなる。自分探しの旅に出ても、何も教訓を得られないで帰ってきて、またすぐに旅に出たくなるのは旅の過程で他の人には見えていないものが見えなかったからだろう。桃太郎も鬼退治をして財宝を持って帰ったから英雄となれたのであって、鬼退治もせず、財宝も持ち帰らないのであればただの旅行だ。ただ発展途上国に旅行に行っただけでは何の意味もない。

なぜリーダーシップが必要なのか

日本のトップには、組織のヒエラルキーを上り詰め、トップになった後で初めてリーダーシップについて考える人が多い。その際には、ポジション上、率いるべき部下たちを初めから与えられている。だからフォロワーの存在を前提としてリーダーシップを論じがちなのであり、「リーダーシップとは人心掌握であり、ベクトル合わせである」と行った説明が口をついて出てしまう。マネジメントの頂点に立つトップにとっては部下は部下であって、決して「喜んで」ついてくるフォロワーではない。

僕のような引きこもりがフォロワーを集めようとするとなかなかうまくいかない。一般の人でも、なかなかこの人について行きたいと思わせてくれる人となると意外といないもんだ。だからこそ会社組織においてもリーダー待望論が生まれ、マネジメントだけでなくフォロワーを引き連れ道無き道をゆくリーダーシップが重要視されるようになったのだろう。リーダー育成関連の書籍なども多く出回っているが、リーダーを育てられるのは強いリーダーシップをとったことのある人間だけだとも言及している。マネージャーではフォロワーを生み出すプロセスや哲学が説明できないからだ。フォロワー(部下)がいなければリーダーシップは成り立たないと思っているのならそれは甘えだ。

「見えないものを見る力」「人としての働きかけ、共感・共鳴を得る」「シンクロ(同期化)しモティベートする(動機づける)」この三つがリーダには必要。現状を大きく変えたり、新しいものを生み出したりするリーダーに対し、マネージャーは現状を維持するか、少しずつ変えていく程度。組織の安定性や持続性を維持するためには機能するが、リーダーシップのように組織の変化を生み出すことはない。

成功した企業には優れたリーダーシップをもつトップがいる

スターバックスコーヒーが日本上陸した時、成功すると考えていた人がどれほどいただろうか。喫茶店文化が根付いている日本ではスタバのような店は受けない、と思った人も多かったのではないだろうか。しかし、一号店オープンから十年がたち、今やスタバの国内の店舗数は六百店を超えている。ネットでの直接販売と受注生産を組み合わせたパソコンのデル・モデルも、カジュアル衣料の製造小売りを実現したユニクロもそうだ。ビジネスが当たれば、「なんだ、そうか」と思う。だけど、だれかがやるまでは、他のだれも思いつかない。

スタバがしっかり浸透した現在でも、焙煎にこだわった個人経営の喫茶店なんかが生き残って善戦している。最近では自宅で生豆を仕入れて、焙煎マシンを使い自宅で珈琲を楽しむツワモノも。多様性という意味では消費者に様々な選択肢があることはいいことだ。

リーダーシップとはなんぞや。と疑問に思った人や、部下ができこれから引っ張っていかなければならないミドル層にも読んでほしい書籍です。

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