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Action! トヨタの現場の「やりきる力」|原 マサヒコ|変化に対応できる人が実践する4つのアクション

行動力というのは誰でも身につけることのできるスキルです。トヨタの現場で学ぶ「行動力」「ふるまい」「作用」「カイゼン」の4つのアクションで変化を起こしていこう!

勤務時間の長さや忙しさは、「働いている気」にさせるだけ

Actionという単語には「振る舞い」という意味も含まれています。では、結果を出す人は仕事でどのように振る舞っているのでしょうか。この章では成果に繋がる仕事での振る舞いについて言及していきたいと思います。

あなたの職場では、いつも忙しそうにしている人や「時間がない」を口癖にしている人はいないでしょうか。連夜の残業や休日出勤もいとわず、残業時間の長さを1つの指針にしてしまっている上司はいないでしょうか。近年、「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、日本ではまだまだ「長く働くことが美徳」という企業が多く存在しているように感じます。

しかし、「長時間働くこと」イコール「バリバリ仕事をしている」と考えること自体が大きな勘違いといえるでしょう。遅くまで働いて悦に入るなどというのはただの自己満足にすぎないのです。

「私はバリバリ仕事をしている」とか「僕は頑張っています」と自負する方にお聞きしたいのですが、「それは何を基準に言っているのですか?」ということです。これは別に意地悪で聞いているわけではなく、トヨタの現場では「頑張る」ということの基準 について日々問われていました。

僕は時間がなくて残業する人は無能だと思っている派なので(←自分を含めて)時間管理の書籍を読み漁った時期があります。長時間労働≠バリバリ仕事ということを頭において働いてほしい。定時で上がる人の中にはきちんと自分のやるべき仕事を終えて退社している人も大勢おりそっちの方が会社としてはありがたい存在なわけで見習うべき。残業代目当ての残業を見逃さないように会社側も策を練るべき。

Interaction

ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で注目されたアドラー心理学では、「人間の悩みは、すべて、対人関係の悩みである」 と語られています。人間の悩みを深く探求していくと、根本的なところはすべて、対人関係の悩みに行き着くということなのですが、そうであれば対人関係が良くなれば悩みも減って楽しい人生が送れるはずです。そのためには、Actionを続けて相互作用を増幅させることがカギになってくるのです。

対人関係という点でトヨタの現場にも特徴的な動きがありました。例えば新人が「ホウ・レン・ソウ」をしてこないという場合、皆さんが上司だとしたら何を思うでしょうか。「ホウ・レン・ソウ」は言うまでもなく「報告・連絡・相談」の略で、ビジネスにおけるコミュニケーションの基本ですね。新人が相談をしてこない、何も報告をしてこないという時に「基本がなっていない」「これだから最近の若い者は……」などと愚痴をこぼしてはいないでしょうか。「連絡もできないのか!」などと怒鳴りつけてはいないでしょうか。

トヨタの現場では、 新人が上司であるあなたに相談してこないのは、〝相談されない上司の責任〟 になります。「ホウ・レン・ソウをしなさい」と怒るのではなく、しない空気を自分が作ってしまっていることを反省しなければならないのです。

これは第4章「現場作りとは、いかにして〝知恵を出す場〟を作るかだ」でも触れていますが「ホウ・レン・ソウ」をしてこないのは、してこない理由があります。そして、その理由には上司自身が大いに関係していると考えるべきなのです。相談されやすい空気を作っているか、こまめに声をかけてあげているか、など自分自身の行動をいま一度振り返らなければいけません。ホウ・レン・ソウに限らず、新人教育などで部下ができていないことがあれば、その部下が怒られるのではなく指導している上司が大抵は怒られます。部下の力を引き出してあげるのが上司の役目だ、というわけです。そして、こちらが変わらなければ部下も変わらない、まさに「相互作用」だということです。

ホウ・レン・ソウが大事というが、そもそもそれを意識しなくても日常的にそれが行われている状態が正常であると思う。部下がこれをしないのは上司が無能だからであって部下になぜできないのか迫るのはお門違い。良い上司の元にはいつもこれが行われています。

一流企業における「やりきる力」を醸成する社内風土を事細かに解説。経営者のみならず、人の上に立つものとなった時点で読んでおくべき書籍。

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