早期退職を経済的自立により実現する「FIRE」に、「サイド」がついた「サイドFIRE」。セミリタイアのことを言い、ゆるく働いて得る労働収入と資産運用で得る収入で、自由な時間を楽しむ生活を実現する。そのための手引き書。
リセールバリューを意識する
リセールバリューというのは、一度購入したものを販売する際の再販価値のこと です。リセールバリューを含めて考えると、必ずしも安いものがコスト的に優れているわけではないのが、お買い物のおもしろいところです。
私の友達に車が好きな人がいて、ちょこちょこ新しい車に乗り換えているんですが、話を聞いてみると、意外とお金をそこまで費やしているわけでもないんです。
トヨタの大衆向けの車とかは、新車から中古車になった時点でかなり値落ちしますが、高級車は何年か乗っても値落ちがわりと少なくて、案外お得になるケースもあります。
もちろん相場を知っておく必要があるのですが、自分の得意分野ならこういうお買い物をするのもいいと思います。
高くてもリセールバリューの高いものを買っておくと買い替え時にお得。車なんかだと中古車市場で高額で取引されている車を狙えばそれが可能に。身近なところで言うといPhoneなんかも比較的リセールバリューが高いかと。まあ新品の価格もそれなりにしますが、それを無理なく会えるのであればと言うことで。
インデックスの「ほったらかし投資」だけで、 投資の勉強はしなくていい!
他の投資方法を勉強する必要はない
投資の勉強をしてしまうといろいろな情報が入ってきます。「損切りが大事だ」とか、「高配当株投資でインカムゲインを作ろう」とか、「下落相場ではショートでヘッジをかけよう」とか「為替リスクがあるから外国株への投資はやめよう」とか……。
すべて無視してください。
節約では情報を得ることがすごく大事だとお話ししました。投資ではどれだけ余計なことをしないかが重要です。
私もそうですが、昔から投資をしている人間は、多少自分の嗅覚で投資をしたくなってしまうと思います。これはそもそも長期インデックス投資ができる環境が、日本で整っていない時代から投資をしていたからです。
でもこれから投資を始める人は別。 現代の環境においては、個人投資家がインデックス投資を超えようとしてもコスパが悪くなり、成績を悪くする可能性のほうが圧倒的に高いのです。
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは、個別株の集中投資で大きな財産を築きました。彼の長期での投資成績からすれば、S&P500なんて鼻クソくらいのレベルの上昇しかしていません。しかしそのバフェットも、自分が死んでしまった後の財産の 90%をS&P500に投資するように奥さんに勧めています。 凡人がインデックスを超えることの難しさは、投資の神様も認めている ことなのです。
実は私自身は本書で紹介したインデックス投資以外の方法を少額で行ったり、YouTubeで情報発信をしたりしています。
ただしそれらもインデックス投資をメインで行っている上で、お楽しみ枠として行うことをオススメしているので、これから資産形成目的で投資を始める初心者が見る必要はないと考えています。
貯蓄から投資へと言う動きの中で投資に興味を持つ人が増えています。FIREと言う言葉もそれを後押しする要因かも。比較的投資に前向きな若い人たちは人たちは始めています。投資のことはよくわからないが興味があると言う人にはとりあえずS&P500のインデックス投資を勧めています。種銭がなくても大丈夫。あなたがまだ若いなら時間と複利の効果が味方してくれます。コツコツとインデックスに積み立て投資してください。積み立てにすることによりドルコスト平均法が働きリスクを低減できます。下手に投資をかじって個別株に投資している投資家なんかより素人のあなたの方が着実に資産を増やせるやり方です。
お金に関するリテラシーは早いうちから身につけておくべき。早ければ早いほど時間的アドバンテージがつきあなたの資産形成を助けます。
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