Amazonはなぜ次々に新しい事業を同時展開できるのか?世界のトップ企業の成長を支える会議の作法を初公開。すぐに決まる!アイデアを生み出す!Amazon流会議とは?
Amazon会議の不思議なルール
アマゾン会議の不思議なルール
「会議は沈黙から始まる」
「会議の資料は2種類のみ。1ページか6ページ」
「パワーポイントは不可、文章で書く」
「出席者の数の上限は〝ピザ2枚分〟」
みなさんは、アマゾンで行われる会議の、こんな噂を聞いたことがありますか。
「自分の会社で行われている会議のやり方とちょっと違うようだな」と、興味を持った方もいるでしょう。「そもそもなぜアマゾンは、そんな会議の仕方をしているのだろうか」と不思議に思った方も少なくないと思います。
実は アマゾンの会議には、創業者ジェフ・ベゾスを中心としたアマゾンの経営陣が、様々な試行錯誤の中生み出した英知が詰まっています。そのノウハウの中にはきっと皆さんの職場で役に立つアイデアや考え方が詰まっていると私は考えます。
会議のフォーマットが2つしかないのはシンプルで良い。最近の人は学校でパワポの使い方を学んでくるせいか、やたら凝ったパワポを時間をかけて作り込んでくる人が多い。しかしそんなことに時間を費やすのは無駄。
日本人はなぜ資料作成が苦手なのか
アマゾンでは、「1ページャー」や「6ページャー」について、特に書き方をレクチャーするようなことはありません。皆が見よう見まねで、それぞれ書き方を習得していきます。
私も最初のうちは、うまく書けませんでした。特に英語で資料を作成する際、その文章を書くことには悪戦苦闘しました。そこで週に1回、1年間程、イギリス人の先生について毎週いろいろなディスカッションをしながら文章を書く訓練を受けることにしました。
そこでわかったのは、私が書いた資料の文章がイマイチなのは、 英語の問題だけではない ということでした。たとえば、日本語で書いた文章をグーグル翻訳にかけてネイティブに見せても、何が言いたいかわからないと言われた経験がある人も多いのではないでしょうか。それと同じで、もともとダメな文章を翻訳しても、やはりダメな文章にしかならないのです。
最近では国内でも、社内の公用語を英語にする企業があるそうですが、おそらく、単にいつも日本語で書いている文章を英文にしても、いい資料はできないでしょう。
これは、その人の文章力の問題だけではなく、日本の教育の問題でもあります。アメリカでは大学などで、学術的な論文やビジネス・ドキュメントの書き方を教わります。しかし、日本ではビジネス・ドキュメントの書き方を知らないまま就職する人が多いのではないでしょうか。
「1ページャー」や「6ページャー」に限らず、そして日本語で書くか英語で書くかに限らず、 ビジネス・ドキュメントを作成する上では、その作法に則った文章を書く必要がある のです。それを知らずに時間をかけて推敲を重ねて資料を作っても、上司から「何が言いたいのかわからない」「文章が長い」と嫌がられ、「読むのが面倒だから、口頭で説明して」と言われてしまうのがオチです。
最近ではゲームをやるにも海外のプレイヤーと一緒にやらなければならなかったり英語が必須。翻訳機能を使って翻訳するも、訳のわからない文章になってしまい理解に苦しむなんてことは日常茶飯事。やはり自身で語学を勉強してターゲットの言語で喋る、文章を書くのがいい。
Amazonの会議を覗き見できる書籍。会議の流儀を学べばあなたの会社の会議がいかに無駄であるかがわかるはず。日本人は会議好きと言われるのに中身を伴わないことが多いので参考にしてみては?
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