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超訳 アドラーの言葉|岩井俊憲|自己啓発の祖による自らを受け入れ、運命を切り拓くためのバイブル

およそ100年前の言葉なのに今の人と社会について本質を鋭く突くアドラー心理学。多くの人に知られるきっかけもあり、時に難解とも言われるアドラーの言葉を私たちにわかりやすい形で超訳。

自分に対する適切な信頼をもつ

ためらい、足を止め、自信なさげに周囲をうかがい、疑い、息づまってしまったり、途方に暮れてしまっている子どもがいる。そのような子どもたちは、自分に対する適切な信頼をもっていないのだ。

これは、さまざまな観点から子どもを見ていくとより理解できる。まず、自分に対する評価が他の場面ではどのように表れ、働くのかを見てみたい。

子どもがどのような場面で自信があると感じるか、自信がないと感じるのか。自分に価値があると感じているのか、劣等感をもっているのか。現時点での状況はもちろん、その子どもの過去の状態と比較する必要がある。

このようにして、子どものライフスタイルがどのように発達したかという線を見ていくことが大切だ。   『教育困難な子どもたち』

自身を持つにはある程度の成功体験を重ねるか日々の努力が必要。劣等感は日常生活にも影を落とすので自分の良いところを見る癖をつけておくとブレずに努力する素地ができます。

社会とつながる努力を

アドラー心理学で、「共同体感覚」と呼ぶものは、個体としての人間のあらゆる自然界における弱さを補うものだ。

人間は、生物的に見ても「社会」を必要とする存在だ。成熟に達するまでに他者に依存しなければいけない期間は、他の動物に比べてはるかに長い。種としての人間が生き延びるための条件である高度な協力と社会文化は、「自ら社会とつながる努力」を必要とする。

したがって、「教育」の主な目的は、その「自ら社会とつながる努力」を促すことである。

「共同体感覚」は、生まれつき充実しているものではない。先天的にあるものを意識的に発達させなければいけないものなのだ。   『人はなぜ神経症になるのか』

共同体感覚が弱さを補うものならば一人でいる人はかなり強い人物と言える。人は一人では生きていけないのだが、それでも孤独を愛す人は一定数いる。自ら社会とつながる努力がないと孤立する時代なので意識的に人との関わりを!

アドラーの言葉を現代の社会に落とし込んでいく術を学びます。運命を切り拓くためのカズカスの言葉があなたを後押しします。

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