未分類

自分を幸せにする「いい加減」の処方せん|藤野 智哉|心がふっと軽くなるストレスフリーのコツ!

何事も中庸、ある程度いい加減に生きることも大事です。十分頑張っているあなたがありのままの自分を認め、自身を愛せるようになるための思考方法。全力で脱力しよう!

自分を肯定できない

精神科の医師として、多くの患者さんと接してきた経験から思うのは、「自分を肯定できない」人がなんて多いんだろうということです。

肯定できるとこなんてない、なんて言う人もいます。はたから見るともったいないなと思ってしまうくらい、自分の評価が低い。

そんな人から見たら、私のようなタイプはきっとナルシストなんでしょう。

たしかに、昔から根拠のない自信があると言われることも多かったんですね。同級生たちはきっと私のことを少し変な奴だと思っていたのかもしれません。

でも、私はそれを褒め言葉だと思って生きてきました。 「自信」という字を見てください。 「自」分を「信」じると書きます。  自分を信じるのにそもそも根拠なんて必要なのでしょうか。   自己を肯定するという行為は「これができる」「あれもできる」と自分のいいところを探して、その対価として肯定するというものではありません。

別になんにもできないけど、それでいい。現在のあなたのあるがままを受け入れ、自分を認めること。毎日はそれなりに楽しいし、幸せにやれている、と思えるようになることを言います。近年、欧米では「セルフ・ラブ」と言われています。

自分に自信があって、みんながうらやむような素敵な人がいるとします。その人のいいところはマイペースで生きているように見えるところ。自分の人生を 謳歌 しているように思えるからです。

でも、ちょっと待ってください。この「マイペース」って一体なんのことでしょう。自分の人生なのに、誰のペースで生きろというのでしょうか。マイペース以外何があるというのでしょう?

あなたが理想として頭に描いているのは、他人の言動に心を惑わされない人物像ではありませんか。

でも、それはマイペースな人ではなく、きっと鈍感で、ハートが強い人なんです。

自身を肯定できればマイペースでいることはさほど難しいことではありません。世の中を見回してみて色々な層の人間を見てみれば多様な人間がそれぞれの日常を送っている。自分を愛せない、肯定できないと他者が気になり自身をより良く見せようと背伸びしたり、見栄を張ったりして辛くなります。一度こうした行為をおこなってしまうと習慣化してしまい、なかなかそこから抜け出すことができません。マイペースで居たいという思いとは裏腹に他人の目を気にして生きることに。

世の中を楽しく生きるのに大事なのは、見栄を張らないこと

世の中を楽しく生きるのに大事なのは、見栄を張らないことだと思っています。

自分の能力以上に自分を見せようとしない。これに尽きると思っています。

ちょっとだけ背伸びをして都心に住む。発泡酒ではなくビールを買う。近くの激安スーパーではなく成城石井でお菓子を買う。コンビニではなくスタバでコーヒーを買う。

値段に見合う価値がある、という意見はその通りだと思うのですが、それ以上にその行為をすることに慣れ過ぎてしまって、ランクを落とせないと思ってしまうことが問題だと感じることもあります。

都心の賃貸から、一戸建てを購入して郊外に引っ越した知り合いに対し、陰で「都落ち」と呼ぶ人がいました。そう呼んだ人はきっと、都心に住み続けることに、プライドと人生を懸けているのかもしれません。もしそうだとしたら、なんてつらそうな人生なんだろうと、私は同情します。

一度、自分の中で見栄を張ると、それを継続しなければいけません。

あなたはなんのために毎日頑張って働いているのでしょうか。

都心に住むため?

いいマンションに住むため?

きっと違いますよね。変に見栄を張って生きることがあなたをどれだけ苦しめているか考えてください。

見栄を張ることは、「劣等感を隠すための権威付け」です。

医者は医大を卒業したら2年間、研修医として働きます。初期臨床研修といいますが、臨床をやる医者になる人間は全員行うものです。

病院の各科をローテートし、広く浅く各科のことを学び、その後専門科に進みます。履歴書に書くときは○○病院研修医、の一行で終わりです。

しかしメディアなどで活躍している医師の中には、大した経歴がないのを水増しというか立派に見せるため、「○○病院にて麻酔科、外科、救急科など各科で研鑽を積み~」と表現している人間などもいます。これはファミレスでバイトしていた人間が「大手レストランで和食、中華、イタリアンなどの修業をして~」などと書くのと同じくらいの見栄っ張りです。

この先生が麻酔のことについてどれだけ知っているかといったら、きっと研修した以上の技術も知見もない(ことが多い)わけで、いざその対処を求められたらきっとオロオロすると思うんです。その結果、大きな迷惑をかけることだって想定できます。

これ読んで僕が転職した時の職務経歴書を思い出しました。転職先からすればちょっと調べればその人の経歴など丸裸なのに、若かった僕は盛り盛りの職務経歴書を提出。今考えると恥ずかしいのですが見栄っ張りって損をしますよね(笑)。

ゆるくいい加減に生きていこうという提案。ガチガチに固めて武装していては鎧が重くて動きづらい。もっと身軽に軽やかに生きるためにNGなことを列挙。あなたはいくつ当てはまる?

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。

【サブスク】 Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedの詳細はこちら

僕が利用している読書コミュニティサイト

【本が好き】https://www.honzuki.jp/

【シミルボン】https://shimirubon.jp/

-未分類
-, , , ,

© 2024 51Blog Powered by AFFINGER5