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脳をパッと目覚めさせる朝の習慣8選|谷崎 玄明|朝活で朝の時間を有効活用! 幸せな生き方

似たような毎日の繰り返しの中で変化を期待してもなかなかそんな変化はやって来ない。人生をより豊かにするために毎日の習慣を変えていかなくてはならない。でもやる気が起きない。そんな方に必要なのはやる気ではなく集中力かもしれません。

朝食

次のご紹介する朝の習慣は朝食です。 結論から述べます。 朝食は摂らない こと。朝起きたら コップ2杯の水 を飲むこと。また、補足として、朝の珈琲はなるべく避けることです。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

○ 朝食を摂らない

まず、朝食を摂らないことですが、これは集中力を発揮するためには必須な習慣です。これは何かを取り入れる習慣ではなく、何かをやめてみる習慣。足すのではなく引く。足し算では一杯一杯になってしまうので、ここで引きます。

これまで、「これを食べるのが健康になる」「この栄養素が集中力を高めるためには良いらしい」などの足し算の栄養学が世間を牽引していました。

しかし最近、その流れも変わっていき、断食への注目や小食の効果が見直されるようになりました。小説家ヘルマン・ヘッセは『クリスマスに寄せて』の中でこのように述べています。

大枚をはたかなければ健康は得られない、というものではない。心身を健康にするためにお金は必要がない。つまり無料なのだが、無料ゆえにみんなそれを見過ごしてしまう。 ほどほどに飲んだり食べたりする。毎日少しは運動をする。体も心も清潔にする。なるべく上機嫌でいる。 たったこれだけのことで感覚も感性もすこやかになる。そうすれば季節の移ろいがすべて美しく感じられ、喜びが増し、あらゆるものから生命力をもらうことができるものだ。

引き算の栄養学について、「腹八分目は医者いらず、腹六分目で老いを忘れ、腹四分目は神の道」といった諺もあるくらい、小食は大切です。

『1日3食をやめなさい』を書かれた内海 聡氏は、〝これまで、「空腹→活動→食べる」という自然本来のサイクルが崩れ、「食べる→空腹→食べる」になってしまっている。これが食べ過ぎのもとといえるでしょう。

僕は朝活でカフェに行った時以外は朝食はなし水分だけ補給します。水か炭酸水を飲みます。コップ一杯目は水か炭酸水でそのあとはコーヒーを淹れて飲みます。意外と朝は食べなくてもお腹は空かない。朝活でガッツリ食べた時は逆にお腹いっぱいすぎて落ち着かないような。

早起き

早起きについて、世の哲学者や仏教指導者は厳しく戒めています。マルクス・アウレーリウスはこのように述べています。

明けがたに起きにくいときには、つぎの思いを念頭に用意しておくがよい。「人間のつとめを果すために私は起きるのだ。」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしに行くのを、まだぶつぶついっているのか。それとも自分という人間は夜具の中にもぐりこんで身を温めているために創られたのか。「だってこのほうが心地よいもの。」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、いったい全体君は物事を受身に経験するために生まれたのか、それとも行動するために生まれたのか 。-『自省録』-

実際、早起きは三文の徳ということわざがあるほどに、多くのメリットをあなたへ与えます。

曹洞宗の開祖 道元禅師が拓いた永平寺においては、夏は3時 30 分、冬は4時 30 分と、とても早い時間に起きています。

人生は、起きている時間すべてが修行です。雲水(修行僧)に限らず、あらゆる人すべてが、起きている時間一瞬一瞬を生き切ることが大切です。

寝る時間が同じでも、起きる時間を早めることによって、早めた時間だけ時間を増やすことができます。 寝る時間を前にずらし、睡眠時間を変えなかったとしても、朝の集中力は夜より数倍高いことを考慮すると、その集中力分だけより多くの時間を得たことになるでしょう。

実際、朝は誘惑が少なく、夜の時間に比べて「まとまった時間」を取りやすいです。 あれをやろう、これをやろう、とやりたいことがたくさんある方には、早寝早起きの朝型生活をおすすめします。

もちろん、すべての人にとって早起きが必ずしもいいとも言えません。体調に「合う」「合わない」もありますし、どうしても早起きが、体調と噛み合わないようであれば、いっそのこと早起きを諦めるのも一つの手です。

早起きは多くのメリットがある分、身につけることも容易なことではありません。 わたしも、習慣化に最も苦労したのは他でもないこの早起きでした。

早起きのメリットは知っていながらも、それでもなお早起きできないというジレンマはとても苦しいものでした。

なので、どうしても早起きができないようであれば、まずは早起き以外の習慣なら取り組んでいただければと思います。

朝早起きするのは週2回程度、あとはゆっくり起きることが多いです。夜が遅いのでそれが習慣付いてしまいました。サラリーマンではないので早起きの必要がないのですが、それではいざという時起きられない体になると思い週2回ほど朝活をするようになりました。気分を変えて人の少ない開店直後のカフェで朝食をとりながら読書は習慣に。

脳を目覚めさせる朝の習慣。朝起きてからは脳が活性化するゴールデンタイムなどもあり頭を使う仕事が捗ったりします。そんな朝の習慣を見直す機会を与えてくれる書籍。

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