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発達障害の人が「うまく」働いて幸せに生きるトリセツ グレーゾーンの方にも【ストレス】【不安】【うつ】|eye(あい)

発達障害及びそのグレーゾーンの人にはマルチタスクが苦手だったり指示内容を忘れたり、コミュニケーションが苦手だったりという特徴があります。これらを全て自身で解決するのは難しい。そんな生きづらさを感じる発達障害の人がうまく働くためのトリセツ。

発達障害会社員あるある

発達障害の方は「マルチタスクが苦手」だという方が多いです。

2つ以上のことを同時に行うとどちらか一方が抜けてしまったり、 2つ以上の用事を同時に伝えると混乱してしまう方がいます。

よくある話としては、 「電話応対が苦手」というものがあります。

考えてみれば、 「電話をしながらメモをとり、正確に伝達する」ということは、 実はかなりのマルチタスクだといえます。   電話応対は、「話を聞く」だけではダメで、 さらに「メモを正確にとる」ということもできなくてはなりません。

ただでさえ「耳で聞いて理解する」 ことが難しい発達障害の方にとっては、 そこに「メモを正確にとる」ということが加わるのは至難の業です。   私は、実際に発達障害の方が電話を受けて 書いたメモを見せていただく機会がありました。   会社名が正確に聞き取れていなかったり、 名前があやふやだったり、用件が何だったか 完全に忘れてしまっていたり。   時々似たような違う名字が書かれていたりすることもあります。

また、何とか聞き取れていた場合でも、 要点を押さえて書くことができず、 話していた内容を全部メモしようとして最後に挫折した、 という例もありました。   この「マルチタスク」を具体的にお話しするのに、 電話応対はいちばんわかりやすい例ですが、 他にも、「何か用事を行っているときに他のことを急に頼むと、 もともとやっていた用事のことを忘れてしまう」という例もあります。

このように、2つのことを同時にやろうとすると、 どこかが抜けてしまいがちであることも、 発達障害者「あるある話」としてよく語られているところです。

僕もこのマルチタスクが苦手。発達障害でなくても基本人間はマルチタスクには向いてないと思えば楽です。パソコンなどもマルチタスクができるように設計されていますが、その機能を有効に使った試しがない。ウィンドウはいくつか開いて別アプリで写真編集もう一つでその素材を格納するブログ執筆などという使い道はしますが、マルチタスクとは程遠い(笑)

健常者との共生

健常者と共生していくためには、 健常者も歩み寄りが必要、発達障害の方も歩み寄りが必要です。

どちらかが「近づいてきてくれるかも…」 と思っていたら、溝は深まるばかりです。

発達障害の方の特性で、とことん深く調べるところや、 こだわりが功を奏して妥協の許さない 素敵なものが仕上がることもあります。

過集中ですら、ご自身が疲れさえしなければ、 強力な武器になることもあるはずです。

そうした良いところをぜひ活かしつつ、 世渡りの対応策を身につけて、 世間を上手に泳いでいってほしいなと私は願っております。

以前と比べ社会も障害者に対する目がいくらか和らいだと思います。発達障害や精神疾患、HSPなども取り上げられることも多く身近になってきました。以前ならば僕も統合失調症であることを隠して生きていく感じでしたが、今は公言しています。最初は精神疾患を笑う立場に人間だったので、まさか自分がと認めたくない感じだったのですが、誰でもいつどんな重圧やストレスに襲われて発病するかはわからないということです。

行きづらさを感じる発達障害やそれに似た疾患や生きづらさを感じる全ての人に捧げる社会適合マニュアル。

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