サービス業やパート・アルバイトで有効求人倍率が上がり続けてる。正社員よりもパート・アルバイトの人材確得が困難になっている現状がある。これまでフルタイムの働き手がマルチプレイヤー的にこなしていた仕事が、短時間労働のスペシャリストと分業することで業務効率や精度が上がり、このスペシャリストの熟練度や経験が増すことによって労働生産性が格段に上がる。こうして高い習熟度により所得をあげた方々が消費に回れば一定の経済効果があり、好循環が期待できる。
様々なワークスタイルが日本を活性化する
例えば、日用品をはじめとする日常的な消費行動は主婦(夫)がメインであり、その生活感覚は小売や飲食業にとって有効な見識となる。また女性ならではの心配りなどはサービス業などにとって大きな武器となる。しかし、現状ではそうした職種は仕事の内容が多岐にわたる場合もあり(コンビニなどではマナーの悪い客への接客や宅配、専用端末操作など)、全ての業務を覚えようとすると、時給に見合わない仕事量になることがあったり、オーナーの方針によってはブラックバイトになることも少なくない。最近最低賃金が見直されたりして待遇の改善なども行われてきているが、それでも正社員との格差は否めない。介護の現場で入所者への虐待があったりするのも過酷な労働環境な上低賃金で有能な人材が集まらないという側面もある。正社員として雇われたはいいが過酷なサービス残業を強いられることもまだまだ多いようだ。様々な働き方に最低限の認知も必要かもしれない。
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