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世界のトップスクールだけで教えられている 最強の人脈術|平野 敦士 カール

数多くある巷の人脈本とは違う世界標準の考え方を知れば、ビジネスも理想の人生も手に入る。その理論から実践まで体系的に構築された書籍爆誕!最強の人脈術を是非体験してみては?

ファーストムーバーアドバンテージ(First Mover Advantage)

SNSにおいてもいったんフォローを自分からお願いし、その後、フォローをやめるのを繰り返すことによって、フォロワー数を多く見せる一方、自分がフォローしている数を小さく見せるという涙ぐましい努力をしている人もいますが、これもこの「優先的選択」を無意識に理解しているからです。

これはフォロワー数からフォロー数を引いた数字が大きいほうが、自分が人気者であるかのように装うことができる、という考えから発する行動です。そうすることによって、その人はさらに新しいフォロワーを獲得できるかもしれませんが、まさにこれが「優先的選択」という考え方です。優先的選択とそれに伴う成長によって、ごく少数の中心的な人が、紐帯の大多数を保持するネットワークをつくり出すことができます。

そして、こうした中心的な人になりやすいのは、早い時期からたくさんの人物とつながっている人、ということになりがちです。これは経営学においてよくいわれる「ファーストムーバーアドバンテージ(First Mover Advantage)」、つまり「最初に参入した者がその後も優位に立つ」という先行者優位につながる考え方ともいえます。

このようにスケールフリーネットワークを構築することができれば影響力をもつことができるわけですが、注意も必要です。それによって、たとえばグーグルの検索結果の順位次第で企業の収益が左右されてしまう、あるいはフェイスブックやツイッターなどSNS上における多数派の意見に多くの人が影響されてしまうという事態が起こってしまうのです。

SNSは偽装し放題だということを理解しなければ騙されることに。僕自身も同じ趣味を持つ人をフォローしまくった結果フォロワーが増えたりしましたが、多すぎるフォローは実際に受け取りたい投稿が埋もれてしまう。なので3ヶ月以上自分がいいねやリプライをしていないアカウントは整理しました。結果フォロワー数からフォロー数を引いた数字が大きくなっています。フォロワー整理を是としない人々もいますが、自身の利便性を優先してのことなので、フォローを外すのならこちらも外しますという人はどうぞ外してくださいといったスタンス。それにより徐々にフォロワーも減ってきていますがSNSを始めた頃のようにインフルエンサーを目指したいなどということは今、微塵も思っていないのでよしとします(笑)

オンラインは「トリプルメディア」の活用を

以上がオフラインにおける「マイプラットフォーム」のあり方ですが、もう一度繰り返すと、自らの経験も踏まえても、SNS全盛のいまだからこそ、インターネットだけでなく、リアルなフェイス・トゥ・フェイスの交流も含めることで、より高い効果をあげられることは間違いないでしょう。

そのうえで、やはりマイプラットフォーマーへの道は、オンラインを十全に活用することです。もちろんオフラインとオンラインは完全に分けられるものではなく、むしろ相互に補完する関係にあります。  オンラインのすごいところは、それを運営する費用的なコストがほとんどゼロであるにもかかわらず、一個人が大企業に匹敵するほどの威力をもてるところです。たとえば面白い動画などを自主制作して、ユーチューブに継続的に配信している人をユーチューバーと呼びますが、世界的に著名なユーチューバーのなかには登録者数が六〇〇〇万人、視聴回数が一五〇億回を超える人もいて、その広告収入は優に一〇億円を超えるともいわれます。

オンラインにおける「マイプラットフォーム」の構築を考えていくためには、いわゆる「メディア」をフル活用する必要がありますが、そこで活用すべきメディアの種類について、まずご説明しておきましょう。

ざっくり分ければメディアには、三つの種類があります(「トリプルメディア」と呼ばれます)。トリプルメディアとは、企業マーケティングにおいて核となる三つのメディアのことです。具体的には「ペイドメディア(Paid Media:買うメディア)」「オウンドメディア(Owned Media:所有するメディア)」「アーンドメディア(Earned Media:信用や評判を得るメディア)」です。

ペイドメディア(買うメディア)とは、すなわち広告です。具体的にはテレビやラジオのCM、新聞、雑誌、インターネット、屋外などの広告、チラシなどです。オウンドメディア(所有するメディア)とは、すなわち自社で運営するためのコントロールができるメディアです。具体的には会社のホームページ、メールマガジン、自社運営サイト、ブログ、自社の店舗や商品パッケージなどです。リアルの店舗なども含みます。

最後のアーンドメディア(信用や評判を得るメディア)とは、すなわちフェイスブックやツイッターのようなSNS、クチコミ掲示板、動画投稿サイト、Eコマースサイトのクチコミやレビューなどです。このアーンドメディアは、自社でコントロールができないのが特徴です。近年では「やらせ」で高評価をつけたために「炎上」する事例や、競合などが意図的に悪い評価をつけたりする例も増えており、信頼性に問題がある場合もあるので運営のノウハウが必要です。

三つのメディアをうまくバランス感覚を持って使用することで宣伝効果が倍増します。広告、自社ウェブサイト、SNSなどアピールする場と対象は様々。それぞれに違った効果がありバランスよく使っていかないと一部の層だけに認知されるというガラパゴス状態に。

人脈術を著者なりに分析して誰にでも効率的に人脈を築く方法をレクチャー。人脈術を勘違いすると異業種交流会常連の名刺集めが趣味で「ああ、あいつ俺知ってるよ」的な痛い人種になる可能性があるのできちんと自分の身の丈位にあった相手を選ぶべき。

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