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ナイーブさんを思考のクセから救う本|清水 栄司|繊細な人たちの重要性は社会において高まる一方

自身の中の繊細なところを改善すれば、自己肯定感は高まり人生の質も上がります。繊細な人たちが時代の潮流に乗って、その存在の重要性が増している今だから考えたいこと。その先には繊細さんにも生きやすい世の中が!

人と話をする技術

ナイーブさんや人見知りの方は、上手な話し方をしようと自らハードルを上げ過ぎて、かえってつまずいてしまっています。自分から話をするのはちょっとハードルが高いと感じるなら、まずは話を聞くことから始めましょう。

うまく人と話すコツは、逆説的ですが、うまくなろうと思わないことです。話し下手、聞き下手で構いませんから、まずは会話の場にいることです。

テレビを見ていると、たしかに話し上手、聞き上手のプロはたくさんいますが、そんな〝名人芸〟レベルを求めてはいけません。

よく「上手な会話をしたいなら、上手な 相槌 やリアクションをしましょう」と言われますが、私から言えるのは、これもうまくやろうと思わないでいいということです。相槌やリアクションはやり過ぎもやらなさ過ぎも良くないでしょうから、 うまくやろうとしない ということがポイントです。

上手な相槌を打とうとするから、タイミングを見計らっているときに、どこで打ったらいいかわからなくなってしまうのです。同様に、上手なリアクションをしようとするから、どういうリアクションをしたらいいかわからなくなってしまうのです。

最初は下手な相槌と下手なリアクションでいいのです。とりあえず、やってみるということが大事なのです。

それよりも相手を観察し、相手の話を聞くことに注意を向けてください。注意のシフトです。自分の反応にばかりとらわれると、人の話を聞けなくなってしまいます。

自分に注意が向いて、「今のは上手にリアクションできたかな?」なんて考えて不安になってしまいます。

むしろ、相手がどういうふうに相槌を打ったかとか、相手がどういうリアクションをしたかを見た方がいいです。

話す相手のペースによってこちらの相槌のタイミングや方法を変えるのは相手をよく観察しなくてはならずなかなかハードルが高い。コミュニケーションを取るのが苦手な人にありがちな自分が喋らなくてはという義務感が会話に障壁を作ります。とりあえず無言でもいいやと割り切って話題が出るまで待つのも良いかと。

コミュニケーション練習は傾聴から

アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズが提唱したカウンセリングは、相談者が自然に成長し、回復していくことを支えるスタイルを重視しました。そのためには、相手の話にただただ耳を傾ける「傾聴」が重要だとしています。 傾聴は、コミュニケーションと人間関係づくりに役立つ技術 で、一度身に着ければ、一生涯の宝となります。マスターできるよう挑戦してみましょう。

傾聴に加えて、「受容」も重要です。相手の考えなどを、ありのままに 無条件に受け入れ、肯定的に関心を持って反応します。

「傾聴」「受容」に加えて、感情をともに感じる「共感」も大切です。相手が悲しく話していれば自分も悲しさを感じ、楽しく話していれば楽しさを感じます。相手の話がいい話であれば「それはいいね」と共感を示すといいでしょう。反対に、つらい話ならば、「それはつらかったね」と共感を示してください。

傾聴、受容、共感の練習は、家族や親しい友人を相手に始めるといいでしょう。

普段、家族との会話では傾聴などしていないという人も、話を遮ったりしないで、家族の話を傾聴、受容、共感してみましょう。だからこそ家族関係もよくなるような効果もわかりやすいので、家族に対する、傾聴の練習は最初にやるにはうってつけです。

傾聴をするのは最初の 10 分とか 15 分とかで、その後は普通に戻しても構いません。

とりあえず相手の話を聞くことから。傾聴ができれば相手も気持ちよく喋ることができます。その際に話に割って入り、流れを遮ったりするのはNG。とりあえず自分のことを話したくなっても我慢し10分から15分程度は相手の話を聞くフェーズと思ってください。

ナイーブさんの自己肯定感を上げる方法を列挙し解説する書籍。心の習慣を変えるだけで驚きの効果が現れ僕らの自己肯定感を高めてくれます。

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