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日本初! たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書|阪本 節郎 , 原田 曜平|「団塊世代」から「さとり世代」まで

日本人が好きな分別「世代論」の教科書。団塊の世代、さとり世代、Z世代など区別したがる日本人の「全エッセンス」を1冊にまとめました!

「仲間大好き」ゆえに「仲間消費」に商機あり

団塊世代の人たちは仲間意識が強く、仲間で集うことが大好き です。同窓会や同期会もよく開きます。

彼らのそういう面をうまく突くと、「仲間消費」をしてくれる可能性 があります。

主婦が友達と一緒に旅行したりするのも、この団塊世代からです。

夫も、もともと仲間が大好きなので、夫婦で仲間とパーティーをするといった「仲間消費+夫婦消費」 も期待できます。

こうした「仲間が楽しい」という価値観が団塊ジュニア世代にも受け継がれ、さらにその子どもの世代にも受け継がれ、その流れが世の中全体の潮流になっているのかもしれません。

団塊世代には、「仲間のいうことなら信用できる」 という感覚があります。それが下の世代にも波及して、いまマスメディアではなく、携帯電話やソーシャルメディアによる仲間とのコミュニケーションにつながっている。

つまり、昨今の「仲間消費」は源流をたどれば、団塊世代が始めたことだともいえるのです。

僕は若い頃は群れるのが好きだったが、歳をとるにつれて人間関係をスリム化した結果、それが意外と過ごしやすい。さらにスリム化して人間関係を断捨離。

「 2 世代子育て」という新しい育児が広がる

「孫育て・孫ケア」 は母も娘も自嘲気味に語りがちですが、そもそも育児を 100% 若い母親が担うのは、戦後日本の核家族時代における特殊条件下だからこそできたこととはいえないでしょうか。

たとえばアメリカでは、ベビーシッターが社会に深く根を下ろしています。

日本でも、若い母親ひとりに育児を負わせるのではなく、 母娘による「 2 世代子育て」 をもっと積極的に進めてもいいと思われます。必要なのは、社会的な認知と、そのためのよい方法の探求です。

自分の子供を親に預ける若い母親が急増したせいで2世代子育てが浸透。新生活の拠点を親の生活圏と同じところに構えて2世代で子育てするのが最近の傾向。若いお母さんの親と言うとまだまだ体力があるので一緒に子育てできるし親は孫を可愛がりながら子育て参加できる。

世代間でのギャップや取扱説明書となる書籍。これを読めば世代を超えた理解が得られ、あの人のことがよくわかるように。

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