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捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法|須田仁之

仕事術を血と汗と涙なしに習得する方法を伝授。AIやテクノロジーが猛スピードで発展する現代を生き抜くサバイバル術。

成果が出ない人ほど 思考したがる

自分の頭で考えない ほうがいい理由

思考は、手を抜かないと最も「ハマる」テーマです。

世の中には数え切れないほどの「思考術」コンテンツが存在しますが、残念ながら、いくらその手の情報を得ても思考力は上がりません。

はっきり言いますが、凡人の頭でいくら考えても間違いますし、うんうんと考えていても時間のムダです。「下手の考え休むに似たり」という諺がありますが、まさにそのとおりです。

僕らの取りうる戦略としては、基本は自分の頭で考えずに、賢人の思考や見解を真似すること。とにかく徹底的にパクる。ビジネスシーンでいうと、「知っている人に聞く」と「ググる」。 これだけです。

偏差値の高い、いわゆる一流大学の出身者には、「たくさん考えている風」に見せて、結局同じことをループ状態で思考している人も見受けられます。完璧主義であれこれ考えて100点をとろうとして、結局決断しない、前に進まない。これは受験勉強の弊害でしょう。

でも、ビジネスにおいては考えないで進めている人のほうが何歩も先に進んでしまうことが多々あります。

芸術や高度なクリエイティビティが要求される仕事は別でしょうが、それ以外の大半の仕事は、 何よりも「処理スピード」を優先すべきです。 あとはやってみないと分からないということも多く、とにかく始めて、失敗したら軌道修正するほうが仕事の成果はついてきます。

また、自分にできなさそうと思ったことは、すぐに諦めましょう。いくら唸っても、できないものはできないのです。 仕事ができる人ほど、自分の力が及ばないことにムダな努力はしないものです。 それに大半の職場では、誰かに聞けば(もしくはググれば)解決するものですから。

考えるだけ時間の無駄と割り切って先人たちのやり方をそのままコピーして実行。クリエイティビティを必要とする場合は別として大抵の仕事は自分で考えて導き出した方法よりも既知の方法の方が優れていることが多い。誰かに聞いたりググったりしてショートカットを!

周囲に効率性を求めすぎてはいけない

生産性という言葉に振り回されるな!

こんな本を書いておいて言うのもなんですが、効率性ばかりを追い求めている人は好きですか? 僕は嫌いです(笑)。

自分の効率化を追求する分には他人に迷惑をかけませんが、人と接するときに効率主義に固執しすぎると、世の中はそういう人ばかりではないので、良い関係を築けたはずの友人も離れていってしまうかもしれません。 「生産性の低い友だちなんていらない」 という意見もあるでしょう。生産性の高い者同士で生産性の高い仕事さえしていればいいのだ、と。

ただ僕の感覚では、本当に生産性が高い人はマイノリティですし、社会全体の生産性を上げるには、生産性が低いマジョリティに近づいてあげる必要があると思います。

初対面の人と会ったときに、見当違いな質問をされたり、何の生産性もない話題をされたりと、ムダだなと感じることもあると思います。

でも、そんなときに「お前、なんだよ。オレの貴重な時間を奪いやがって。オレの時給はお前とは違うんだぞ」といったマウント発言はカッコ悪い。

弱者を切り捨てて効率化するのは簡単ですが、それは「全体最適ではない」し、そもそも「多数の人を幸せにしない」可能性があるので、効率化の追求については気をつけたいところです。

多くの人に迷惑をかけないように、自分自身をいかに効率化していくか──。これは効率化の先の「最適化」の話かもしれません。

自身が効率化を求めるあまり他の人たちにまでそれを求めるのはナンセンス。多くの人は無駄なことをやっているように見えるかもしれないがそれは彼ら自身の問題。そこをムリくり変えようと頑張ってもウザがられるだけ。生産性モンスターにならないように。

楽して速い仕事術53選。凡人なら考えるのをやめ、手を抜くことの方が生産的だったりします。

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