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心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書 |Testosterone

メンタル管理によい生活習慣と精神医学の知識をエビデンスを交えつつ伝えます。心の不調とうまく付き合い、幸福な毎日を送るためのコツをレクチャー。超ストレス社会の必読書!!

睡眠が究極のソリューションである

睡眠こそ心身の健康を守る上でもっとも重要なファクターであり、もっと言うと、日本の社会問題解決のカギでもあると断言します。日本には筋トレが足りないと言い続けてきた私ですが、 睡眠はもっと、圧倒的に足りない んです。2019年にOECD(経済協力開発機構)などが発表した調査によれば、 日本人の睡眠時間は先進国の中でワースト1位の短さ だそうです。睡眠不足が精神や健康、脳に与える影響の大きさを考えると、この問題が解消されれば、自殺問題、医療費増大問題、先進国中最悪と言われる仕事の生産性の低さなど、日本が抱えている社会問題が解決に向かうことは間違いないと言っても過言ではありません!

──いきなりすごい勢いですね! 睡眠が大事だというのはみんななんとなくわかっている気もするんですが、なかなか睡眠の重要性が広まらないのはなぜでしょうか?

筋トレのようにワード自体にインパクトがあり、かつ自分の成長がわかりやすいものと比べると、睡眠は地味だし、成長を数値化することも難しいのでメチャクチャマーケティングが難しいというのが実情です。それと、 睡眠の重要性が広まっても誰も儲からない ってのもデカい。睡眠の極意って正しい生活習慣にあるんですけど、それが広まっても企業は儲からないじゃないですか。資本主義社会において何かを爆発的に広めようと思ったら経済圏を築き上げるのがベストなんですけど、睡眠となると正しい生活習慣の情報よりも先に、睡眠薬やサプリメントといった利益の出る商品ばかりがプッシュされてしまいます。睡眠薬やサプリメントも大切ですので否定しているわけではありません。ただ、もっと先に広めないといけない基礎情報もあるよねって思うのです。そんな中でも誰かが叫び続けなければ現状は変わらない。じゃあ俺が叫び続けようと。ただ、叫び続けているだけでは限界があるので、実は私も睡眠に関するビジネスを立ち上げようと準備していたこともあるんです。睡眠の知識や重要性を経済圏に乗っけようと思ったんですね。正しい睡眠の知識が身についたり、睡眠習慣を守るインセンティブが生まれたりするようなプロダクトを設計、生産、販売しようとしたのです。諸般の事情でストップしてしまったのですが、もし、睡眠領域で戦っていて、私と話してみたい企業さんがいらっしゃいましたらTwitterでDMください! 商品開発やマーケティングでご協力できるかもしれません。8時間睡眠は譲れませんが、それ以外の時間をすべて捧げて協力します!

僕は精神科に通うほどのメンタル弱々な人間だが睡眠をとることによって次の日に落ち込んだメンタルを持ち越さないようにしている。起きられない時はとことん二度寝、三度寝する。自然と起きようと思って起きた後は活発に動けるように。とはいえ仕事をしていると毎朝二度寝、なんてことはできないだろう。そこで睡眠管理アプリなどを利用して覚醒するタイミングを最良のタイミングにすることをお勧めします。アプリは無料のもので構いません。心に異常をきたしたらまずは睡眠を見直そう。

不安症(パニック症など)とは

「気持ちが落ち着かない」「どきどきして心細い」といった症状は、「不安」や「緊張」と言われるもので、誰でも感じる感情の一種です。人前に出るときや、初対面の人に会うとき、試験の前などに強い不安を感じることは正常な反応だと言えます。ただ、原因となる心配事がないのに強い不安にとらわれていたり、実際に起きている問題の大きさに比べて不釣り合いに感情を揺さぶられたりしていたら、それは不安症と呼ばれる病的な不安である可能性があります。不安症には漠然とした不安にとらわれ、日常生活が妨げられる全般性不安症、突然強烈な不安や動悸・息切れに襲われ「このまま死んでしまうのではないか」といった考えに支配されてしまうこともあるパニック症、多くの人にとってはなんでもない状況や物に対して恐怖を感じる恐怖症などがあります。不安症や恐怖症は決して珍しい病気ではなく、 10 人のうち1人が一生に1度はかかることがあるとされています。

不安や緊張に苛まれたらまずは簡単に解決できる問題から少しずつ解決していきましょう。不安解消が少しでも進めばメンタルも落ち着いてきます。何かやらなけらばならないことが重なった時、僕はちょっとしたパニックになります。頭の中が限界に達して何も考えられなくなる。そんな時はあまり考えなくても解決可能なタスクから片付けます。不安と共存する術を持てばそんな気質も受け入れられます。

メンタルの不調をきちんと管理していくことで、生き方が楽になる。人や何かに頼るべきところは頼って自分を追い込まないことが大切です。もしメンタルが最悪で日常生活がままならないほどならば病院での受診をお勧めします。

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