体や精神面の問題。これらを個々に取り扱うのが西洋科学や医療。原因を一つに求めていく方向性ではなく、体質の傾向などにより総合的に「証」を求めていくのが東洋哲学、東洋医療。そんな知られざる東洋医療に迫る。
触れても触れなくても同じ
風邪や腰痛、原因不明の難病であっても、同じなのです。
誰かとの約束が破られるのも、事故に遭うのも、1週間で3キログラム太るのも、それが起きるには、起きるなりの「条件」 が折り重なっているからこそ起きるのです。
つまり、一見すると魔法のようなことも、その「条件」 さえ揃ってしまえば、あとは必然として起きることが起きるのみ、ということです。
触れただけで大きく変化が起きるための「条件」 とは、何でしょう? それはもちろん、実際にはさまざまな「条件」 が折り重なっているワケですが、その最も根本にある「条件」といえば、たった一つです。
「こうなって欲しい」「こうなれ」「こうならなければいけない」…こういった思い、考え、気持ちを持たず、ただ淡々と触れること。
ただこれだけです。
そしてこれは、触れない場合、遠隔的に行う場合でも同じです。
全ての結果には条件がありそれを満たした時に個々の結果に辿り着く。暴飲暴食しているわけでもないのに太ったりすると感じている人は多いが、それ以外の部分、運動不足などで代謝が下がるなど他の条件で太った可能性も。何事にも原因があるということです。
現実認識を変えればあなたの世界は変わる
たとえば、あなたが今、肩がコッてコッて仕方ない、としましょう。 気分はイライラするし、なんだか頭まで痛くなってきた…こういう状況になったことがある方は思い出し、なったことがなければ想像してください。
こうした時に、指圧やマッサージであれば肩およびその周辺の筋肉を揉みほぐし、筋緊張の緩和を図ることでしょう。
骨格矯正系の施術者であれば、脊椎のズレや歪みを矯正し事態の収束を図ることになるでしょう。
心理カウンセラーやセラピストであれば、感情や思考に働きかけ、心の状態を変えていくことを試みるでしょう。
苦しんでいる側からすれば、要は筋肉から入っても骨格から入っても心理から入っても、望む結果がもたらされるのなら何でもいいのです。
どこから入ってもいいのですが、そのメインともいえる肩のコリが、どれくらい軽減ないし改善するか…ですが、さて、どうなのでしょう。
実践のうえでは、相当な肩コリの常習者の方であっても楽にする方法はいくつもあります。
たとえば、 肩が凝っている、という現実認識を変える方法 はどうでしょう?
この方法であれば、触れる必要もなければ揉んだり押したりすることもなく、しかもごく短時間で、そして極めて自然にガンコな肩コリが変化します。
その方法は…たったの4ステップです。
あまりにシンプルで拍子抜けするかもしれませんが、まずはやってみてください、
「現実認識」を変える4ステップ
① 「肩が凝ってイライラして頭痛まで起こしている自分」が目の前にいるとイメージしてみてください。
② 次に、その自分自身をイメージの中で見ている時に、その見ている自分はどのような気持ちになるでしょう?たとえば「凝っている自分を見ていると何だかイライラしてくる」「なんかかわいそうな感じになる」など。
③ そうしたら、さらにその「イライラしてくる」「かわいそう」などの感想を抱いた自分自身を目の前において、ただその自分を眺めます。
④ 15秒くらい眺めたら、ゆっくり深呼吸して止めてください。 さて、肩コリはどうなったでしょうか? 「スッと消えた」「何だか軽くなった」という方もいれば、よくわからないという方も当然いるかと思います。
マインドフルネス、瞑想にも似たこの4ステップ。一度この方法で痛みが改善したら儲けもの。習慣にすることで肩こりは改善することでしょう。僕のように疑り深い人にはあまり効果的でない様子。プラシーボ効果と似たところがあるように思います。
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