ハーバードやケンブリッジなどでは教わらないIQよりも知識よりも大切なこと。世界で活躍するエリートたちが最後に気づくこと。合理性やロジックでは導き出せない正解を引き出す処世術。
この世に「達成できない目標」などない
金持ちになりたいから、お金持ちの人の書いた本を読む。留学したいから、TOEICを受けてみる。痩せたいから、走る。
そうすれば、掲げた目標は達成されるでしょうか?
たぶんですが、無理でしょう。本を読んでおしまい。勉強2週間で挫折。ちょっと痩せたけど油断してたらリバウンド。
そんなところがオチです。こういうわかりやすい事例にすると「そりゃそうだろ」と思われるかもしれませんが、実際にはこれと同じレベルの話が実世界にもあふれています。
中小企業なんかでよくあるケースですが、「お客様に愛される会社になり、売上高を毎年 30%伸ばす」なんて目標を掲げているものの、社員が「目標達成のためには何をしたらいいんでしょうか?」と尋ねると、「そんなのは気合いの問題だ!」みたいな話はよく聞くところです。
大きな会社の例でも、 90 年代業績が悪化していたIBMは「もっと大胆に展開しないと」という世間の声に流されて、よく知らないコピー機事業や電話事業を始めて、さらに業績を悪化させてしまったことがあったと言います。
なぜ、目標達成できないのか? どうしたら願望が達成できる目標に変わるのか?
最初のポイントは、「WHY・WHAT・WHEN・WHERE・WHO・HOW」を設定できているかどうかです。
勉強やダイエットが続かないのは目標に向けた意思の明確化ができていないから。ダイエットの場合一度、お気に入りの洋服が着られなくなって残念に思う経験がトリガーになったりしているととりあえずその服が着られるようになるという目標と意思が明確になります。
そこでいつまでにとどのようにしてダイエットを行うかを設定します。一番いいのは食事制限と運動。これは運動を頑張りすぎないのがポイント。普通の人は運動を頑張りすぎるとその反動で「運動したからこのくらい良いでしょ」とビールやご褒美を自分に与えてしまいます。それではいつまで経ってもダイエットは成功しません。
賢者の知恵
ウォーレン・バフェットと言えば世界一有名な投資家にして、世界有数の資産家として知られています。
さぞゴージャスな生活をしているかと思いきや、彼の好物はチェリーコークに肉とパウンドだけのハンバーグ。 50 年前に購入した中古の家に現在でも住み続け、自分の車を買う時も近所の店で一番値引きしてくれるところを探して買ったという話があるくらいです。
しかし、奥さんには総資産の6%という高額の婚約指輪をプレゼントし、プライベートでは自宅の次に高い買い物でした(このことを「これまでで一番成功した投資」と言っています。カッコいい)。
さらにバフェットの親友にして世界一有名な経営者のビル・ゲイツも倹約家で、住まいや車は高価なのですが、飛行機はエコノミー、好物はマクドナルドのフィレオフィッシュだそうです。
2人ともケチなわけではなく、「何にお金を使うか」という軸を持っているのでしょう。バフェットは自らの資産の 99%を寄付すると約束していますし、ゲイツも、自分と妻が死んだらすべての資産を50 年以内に慈善事業で使い切るようにと命じているそうです。
持たざる者からすればお金を持っているのにそんな生活なの?と訝しげに思ってしまうが、持っている人の余裕なのだろう。僕のように凡人はまとまったお金が入ってくると使うことしか考えません(笑)何にお金を使うかでその人の人となりがわかるということです。
賢人たちに学ぶ知恵の数々。凡人が陥りがちな失敗を回避するためのさまざまなものの考え方が学べます。学校では教えてくれない教養書。
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