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群れから離れ「ひとりぼっち」の時間を持つことが最強の生存戦略

上司を怒らせないように、友人グループから外れないように、恋人と喧嘩をしないように。私たちは日々、人間関係を維持するため、多大な労力を費やしています。この本ではひとりぼっちこそ最強の生存戦略と位置づけ、「行」や「瞑想」などによる「SOLO TIME」を持って、群れから離れることで人生を充実させることを目的としたものです。

AloneとLonelyの違い

私が皆さんにお勧めする「ソロタイム」は、暗さやさびしさとは無縁です。それはむしろ「群れの中で過ごすストレス」から解放された、充実して、明るく、さわやかな時間なんです。一人でふらりと散歩する。喫茶店でゆっくり文庫本を読む。どういうやり方でもいいのですが、一人っきりの時間を、明るく、さわやかに過ごす習慣を身につけておくことは、生きていく上で、大きな力になります。英語には「孤独」という意味を表す、Alone(アローン)とLonely(ロンリー)という、ニュアンスの異なる二つの単語があります。Aloneは、物理的に「一人である」「孤立」といった、あまり価値判断を伴わない表現です。一方、Lonelyという言葉には、単に「一人である」という状況だけでなく、さびしさや孤独感といった、ネガティブな感情表現が含まれています。

ひとりぼっちで過ごすことに抵抗感を感じる人は、現在所属している群れ(家族、学校、会社など)に対する依存心が高いと言えます。群れへの依存心を捨て、あえてひとりぼっちの時間を過ごすことで、人間関係のストレスから解放され、明るく、さわやかな状態を意図的に作るものだと考える。そうすれば、群れから離れることへの不安感や恐怖からも解放されることでしょう。これでAlone(アローン)は怖くなくなるはずです。僕は普段は家で読書をしブログを綴っています。そして、週2回ペースで朝一でカフェに立ち寄りいつもと違った環境で読書をします。同じ読書でも環境が変わるとちょっと違った感覚に。朝食と甘いものを食べてリフレッシュできます。

会社やなんかから距離を置くことができない人は、過剰適応に陥っている可能性があります。よくあるのが、ブラック企業で過労死寸前まで働かされるといったケース。内部(群れ)の常識にとらわれてていると、自分がどれほど過酷な状況に陥っているかを知ることすらできません。他人や社会からの要求や期待に過度に応えようとするのをやめれば仕事や人間関係で疲弊することは少なくなるでしょう。

格差と幸福

最近、何かと「格差」が話題になりがちです。国際協力団体オックスファムが二〇一七年に発表した報告書によると、世界の富豪上位八人(たったの!)の総資産額が、下位五十パーセントにあたる三十六億人の総資産額に匹敵するのだそうです。世界規模で人々の経済状況を見た時には、すさまじい「格差」が生じていることに、疑いの余地はないでしょう。

こうした報告書による事実を人々の幸福度といった尺度で見てみるとどうだろう。一般的な人は年収が900万円に到達するまでは、年収に比例して幸福度は右肩上がりに上がっていく。しかし、そのラインを超えてくるとそれまで一直線にあがって来ていた幸福度は一気に鈍化していくという。これは経済的困窮が不幸をもたらす事実があるのと同時に、経済的成功が必ずしも幸福に結びつかないといった事実もあるということでしょう。ただひたすら年収アップに向けて仕事を頑張る人を否定するわけではありませんが、それで、心身ともに疲弊してしまっては本末転倒。仕事量と自分自身の幸福感を天秤にかけ、必要ならば群れから離れひとりぼっちの時間を持つことも考えて見てはいかがだろうか?

自分を変えようとする人は得をする

古くから、多くの賢人たちは、いかに人間という生き物が自分ではコントロールできない「他人のタスク」に心を奪われ、「自分のタスク」に使うための時間を失っているかということを説いてきました。

「人生は短くなどありません。与えられた時間の大半を、私たちが無駄遣いしているに過ぎないのです」

これは、ローマ皇帝ネロの家庭教師を務め、後にネロに命じられて自死に追い込まれてしまったセネカ(ルキウス・アンナエウス・セネカ)という人の言葉です。

あまり気の進まない相手とのコミュニケーションに時間を割くと、アレヨアレヨという間に自分の時間を浪費してしまいます。そんな時は進んでその場から(群れから)離れひとりぼっちの時間を取ることをお勧めします。もし万が一、いらぬコミュニケーションで怒りを覚えることがあったら、ゆっくりと三回「私は怒っています」と唱えてみると良いでしょう。こうした方法をフル活用してこまめに群れから離脱するテクニックを身につけましょう。

ひとりぼっちの時間を有意義なものにするために「行」や「瞑想」の方法なども詳しく書かれていて実践する価値はありそう。しかし「瞑想」の場合やる気がないのなら、むしろ手を出さない方が良いのではないかということも書かれています。最近ではマインドフルネスなどが流行ったりして瞑想が身近になっていますが、「瞑想を取り入れている俺って意識高い!」などと思うと、他人を見下すようになり、瞑想の本質から離れてしまうことに‥‥取扱注意。

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