社会人になって会社、仕事、人間関係がもう嫌だと思ったことはありませんか?そんな時にイライラを解消するための書籍が傍にあったら少しは気が休まるというもの。イライラしがちなあなたへ送るストレス解消本。
もう嫌だと思った時、それはこれから回復する兆し
「もうイヤだ」という状況におちいったとき、人はどん底の気分を味わうものである。しかし、意外に思うかもしれないが、人間、どん底までいくことができれば、実はしめたものなのである。悩んでいるときに、解決策が簡単に見つからないのは当たり前なのだ。たとえ、解決策が見つかっても、それは自分がやりたくないことである場合が多い。「ああすればこうなるからイヤだ。あの方法もイヤだし、この方法もしっくりこない。いったいどうすればいいのだろう」と悩み、身動きがとれなくなって、どんどん落ち込み、深みにはまっていく。ところが、いろいろな道が断たれ八方ふさがりになったときに、初めて見えてくる道がある。それが自分のほんとうに進むべき道なのだ。何もかも手離さなければならないようなときに、「これだけは失いたくない」と思うものがある。それが、あなたが人生でほんとうに大切にしたいものだ。たくさんのものを持っているときにはわからない。それを失ってみて、初めて自分にとってほんとうに必要なものがわかるのだ。それをつかんではい上がった人は強い。
僕の場合仕事を辞めた直接の理由は病気なのでちょっと違うが、会社でもう嫌だと思ったら、イライラを我慢して働き続けるか、思い切ってやめるかの二択になってくる。我慢して働き続けるからいつまで経ってもどん底から這い上がれないのであって、我慢ならないほどのイライラを日々感じているなら辞めてしまばいい。会社を辞めるほどでもないかと踏みとどまれるならそれもいい。ただそれだけ。そして会社を辞めると思いの外デメリットが多く、辞めなければよかったと後悔することも多いことをここに記しておこう。収入は転職がうまくいかなければ下がるし、転職先でも中途採用への風当たりは意外と強い。僕の場合はそこでドロップアウトしてしまいました。それでも無職になって病気で入院までしてしまってからはこれ以上悪くはならない状況まで落ちたので、それからは上がる一方。いまだに働いてうまいことやっていた頃とは比べものになりませんが、それでもなんとかやっています。
それは心の病かもしれない
次のような徴候が表れたら、うつ病のシグナルとして受け止めて、専門医に相談するのが最良である。
●疲労感、倦怠感がいっこうにぬけない
●何に対してもあまり感動しないし、楽しくない
●何ごともやる気がない
●孤立してしまう、人嫌いになった
●決断力がなくなった
●好奇心、興味がなくなった
●ぼんやりしていることが多くなった
●朝まったくやる気が起きず、夕方から夜に元気になる
●夜中に目覚めてしまう
●自分を責める気持ちが強くなる
●食欲が落ちる、または過食になる
●自殺願望を持つ
このほかにも、被害妄想におちいったり、わけもなく不安になったり、胃痛や下痢・便秘などの消化器障害を起こすといった症状もある。誰にでもよくあることと思われるかもしれないが、このような通常とは異なる状態が一週間以上続くようならば、専門医の受診をおすすめする。うつ病なら、治療によって必ず治る。また、落ち込みを軽くすることができる。最近は、治療薬の質も以前とは比べものにならないほど向上している。何よりもメリットがあるのは、自分が病気であると認識できることだ。「もうイヤだ」という悩みの原因が、自分の性格や人間性の欠陥に由来するのではなく、風邪などと同じように生理的な由来を持つ病気だと認識することで、つらさが緩和される。
僕の入院していた時もうつ病の患者さんが入院してきたことは何度もある。僕の入院期間は最大の3ヵ月が2回だがその間何人ものうつ病患者に出会ってきた。ひどい人になると一日中ベッドから出てこなかったりと症状はかなりきついも人も。それでも僕ら統合失調症と違い入院期間は短く1〜2週間程度で退院していく人が多かったような気がする。中には症状のきつい精神疾患を持った人と一緒になり自分は意外とマシな方だと逆に元気が出たりする場合もあるようだ。
自分の時間をたくさんつくろう
どのような理由であれ、気持ちが行き詰まってしまったら、私は、自分の時間を持つことをおすすめする。あなたにとって自分の時間とは何だろうか。友達と遊びに行く、家族と過ごす、もしくはひとりで趣味に没頭する。いろいろあるだろう。いずれにしても、この自分の時間とは、ストレスを感じる要素がない、自分のためだけに使える贅沢な時間と言ってもいい。 このような時間を持つことで、一旦気持ちをリセットでき、心の負担を和らげることができるのである。しかし、心が疲弊してしまった人に限って、自分の時間を持てないと感じるものである。「忙しい」「そうした余裕はない」「とてもそんな気が起きない」などいろいろ言い分はあるだろうが、自分の時間は、別に休日ではなくたって、どんな形ででも持てるものだと考えを変えてみよう。例えば、通勤中は雑誌を読む時間にあてる。仕事と仕事の間に空き時間ができたら、散歩をしてみる。どんなに忙しくても「おやつタイム」は必ず設けるなど、上手な時間のやりくりと、「休むときは休む」という気持ちのわりきりが大切である。 また、自分の時間を持つということに乗り気にならなくても、まずは無理をしてでもそうした時間をつくってみよう。「自分の時間」というクッションをはさむことで、悩みや負担というのは想像以上に軽減されるものなのである。
心が休まらないのは自分の時間が少ないからということもあり得ます。自分の自由な時間をもうけたら一気に症状が緩和したなんてことも。ブラック企業のように時間で縛り付けるやり方で労働を強いる環境ではなかなか改善は望めません。さっさと辞めるなり、精神科への受診をお勧めします。
イライラがつのって爆発する前に読んで欲しい書籍。アンガーマネジメントの観点からも、原因を突き止め改善していかなければどんどんドツボにハマってしまいます。イライラが止まらないあなたを救う一冊です。
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