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『新世界』西野亮廣

「キミに必要なモノは『勇気』なんかじゃない。『情報』だ」常に挑戦を続け、常に注目を浴び続け、本を出版すれば全作ベストセラー。同世代を中心に圧倒的な支持を集め、自身が運営するオンラインサロンは国内最大。時代を牽引する革命家・西野亮廣が語る「一歩踏み出す為に必要な情報」とは?そして、西野亮廣が見た『新世界』とは?今、世の中で何が起きていて、二年後に何が起きるのか?西野亮廣がキミに語りかける、“学校では教えてくれない”これからの時代の生き方。「大丈夫。まだ間に合う」

ソフトが売れればハードを作っている会社が儲かるということ

「『踊る!さんま御殿!!』で結果を出せば出すほど、さんまサンの寿命がのびる」という構造だ。ファミコンで喩えると、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』といったソフトを作れば作るほど、ファミコン本体(ハード)を作っている任天堂にポイントが入るって感じかな。真剣に先輩方を抜く気なら、ファミコンの人気ソフトを作る競争をしていてはダメで、彼らとは別のゲーム(たとえばプレステ)のハードとソフト両方を作り、世間の目をそのゲームに向ける必要があると結論した。

確かに最近のバラエティ番組を見ていると、MCの手腕によって芸人やタレントがうまいこと転がされている感があり、やっぱさんまサンの番組は面白いという評価になることが多い。その中でも、うまいこと転がされていい感じになったタレントや芸人がブレイクすることも多々ある。しかし、一過性であることも多く、本当に実力や魅力がなかった場合は自然消滅的に最近テレビで見なくなったよね〜ということになってしまう。芸能界の外に活路を見出し、誰も進んでいない道無き道を失敗と成功を繰り返し進んでいる著者は尊敬に値する。実際に自分に置き換えると、彼だからできることと諦めてしまいがちだが、背中を押されているようで暖かい。

僕は自分の人生は自分の思うように生きていきたいタチなので、彼のそうした姿勢には共感する。挑戦する人を批判したり攻撃したりするのはお国柄だろうか?もし自分が今まさに実行している行動がバカにされたりしたらどんな気持ちになるだろう?残念で悔しいよね。挑戦するのには遅すぎる年齢だとか、レールから外れた人間を村八分にする世の中はちょっと異常ともいえる。自由に生きようとするのがそんなにいけないことなのかとすら思ってしまう。その裏には本当は自分も自由にいきたいけど、そうする勇気も行動力もない人のひがみ的なものがあるのかもしれない。

キミに守りたいものがあるなら、「お金」の話から逃げるな。

お笑い芸人になる。ミュージシャンになる。店を立ち上げる。会社を辞めて、独立する。いずれにせよ、キミが一歩踏み出す時には、必ず「お金」の問題が絡んでくる。活動費や生活費、それらウンヌンカンヌンの費用を捻出し続けなきゃいけないんだ。

何かにつけて目の前に立ちはだかる「お金」の問題。僕のブログの運営費もタダではないので、最低限の収入だが広告料などでまかなっている。読書という趣味からお金を得るのは難しいが、それでも最近は読みたい本を値段を気にせずに買えるくらいにはなった。これも投げ銭的に僕のサイトから書籍その他を購入してくれるありがたい人のおかげだ。特に文章が優れているわけでもない僕の駄文に付き合ってくれる人がいるのは本当にありがたいことだ。いつもありがとうございます。

時代は止まらない

まもなく、個人の信用がモノを言う時代に突入する。当然、匿名のSNSは得策じゃない。匿名で呟いても実生活における信用ポイントは増えない。実名で活動し、信用ポイントをきちんと自分の名前に貯めて、自分を「ブランンド化」しておくことが、この先のキミの身を守ってくれる。これは今すぐやれることだけど、キミはどうする?

僕はFacebookこそやっていないが、よりお手軽なInstagramはちゃんと運用している。ほとんど本の紹介だが、自分が読んだ本を共有できればと思い、短い紹介文とともに写真をアップしています。そこから興味を持ってくれた方にはブログへ誘引する道も作っています。僕が1日1冊本を紹介するようになって、2年以上経ちますが徐々にフォロワーも増えそれが励みになって、さらに本を読むモチベーションに繋がっています。読書習慣を定着させたい方は、読み終わった本の写真を撮って、Instagramに感想とともにアップすることで多くの人と繋がることもできるのでおすすめです。

バッシングを受けながらも挑戦し続ける著者の姿勢は好感が持てるし、信用を勝ち取るために嘘はつかないといったところも共感できる。彼が見た「新世界」はこれからの時代を生きるためのスキルを総動員することで成功をつかみとることができる未来なのかもしれない。

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