物事をいちいち気にしない、反応しない、関わらない。仕方がないことに執着して心をすり減らさない。人間関係はそっとしておく。いい人という仮面を脱ぎ捨てる。後悔は全て妄想と考える。情報を浴びすぎないなど、人生を快適化する方法を教えてくれます。
まず自分が変わる
時折、奥さま方から、悩みともグチともつかないこんな話を聞かされます。
「出した物は元のところにしまわないし、靴下は脱ぎっ放し。主人は片づけというものをまったくしない。いくらいっても、結婚してン十年、直らないんですよ」
そんなとき、私はこんなふうに答えます。 「そのン十年、文句をいい続けている奥さまの粘り強さには敬服しますが、ご主人を変えようだなんて、そもそも不可能ですよ。どのみち自分がやらなければならないなら、ご主人のことは片づけの苦手な人だとあきらめたほうが、気がラクですよ」
こんな些細なことを気にしていては、自分で自分を生きにくくするようなもの。事の大小を問わず、世の中全般、自分の思いどおりになることなどほぼないのです。別のいい方をすれば、「自分の思いどおりになるのは自分だけ」なのです。
コントロール不能な他人のことは、もう放っておく。そして自分がどう変わればうまくいくかに思考を集中させればいいのです。こちらが変われば、相手の態度も軟化するものです。
他人はなかなか自分の思うように行動してくれない。それは家族でも一緒。コントロールのできないのが人間関係の難しいところでもあるのだが、無理に他人を変えようとするより自分が変わった方が早いのが現実。朱に交われば赤くなるじゃないけどそのコミュニティーの色に自分が染まった方が上手くいったりする。
しょせんツールであることを忘れるべからず
いまや、一国の大統領や首相までもが、ツイッターなどのSNSを活用する時代。日常の細かなことから、国の一大事まで、SNSで発信しています。もちろん自由に発言できる場として、SNSは大変すばらしいツールだと思います。
ただ一つ苦言を呈しておくと、便利なツールを使いこなせずに、逆に使われてしまう場合が多々あるということです。特に危険なのは、顔が見えない分、発言に配慮がなくなるので、いわれてはいい返し、いい返してはまたいわれ、と争いがどんどん 熾烈 化する恐れがあることでしょう。それは不毛な争いですから、ある程度距離をおいて、むやみに関わらないことが重要です。
また拡散される情報の中には、悪意を持って 捏造 されるフェイク・ニュースが混じっています。その種の情報は特定の人を理不尽に誹謗中傷したり、世の中の不穏な動きを助長したりする場合がなきにしもあらず。情報の受け手のほうに「フェイクを見抜く目」を持つ必要があります。SNSはあくまでもコミュニケーションのための単なる「道具」と割り切り、上手に使いこなすことが求められます。
SNSの爆発的普及で様々なタイプのSNSを絶えず見る生活をおくっているとSNSに使われる生活になりかねない。SNSにどっぷり浸かった経験のある僕でさえSNS疲れで一人の時間が欲しくなったりする。特にTikTokやYouTubeのショートとかは無駄に時間だけ削られるのでお勧めできない。有益な情報を発信している方もいるが、そういった場合、信頼できるクリエイターや発信者に絞って見ることをお勧めする。間違ってもお勧めをスワイプし続けるなんて愚行をしないように。
放っておく精神で人生を快適化するためのヒントが詰まった書籍。仕事も人間関係もドライに行くことで無駄な気に病む性質は抑えられます。スルーする技術を学んで人生快適に。
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