ビジネスマンが仕事や健康な日常を過ごすために必要な行動をまとめた書籍。最適な学習方法や睡眠の質向上方法なども紹介するのだが、これはビジネスマンのみならず子供や老人でも役に立つ内容となっております。
「朝」の最適化
起床時間と健康を考える上で、最も大切なのは「何時に起きるのか?」という起床時間ではありません。
毎日、同じ時間に起きることが、健康のためには極めて重要です。
正確にいうと、毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。それが「身体のリズム」をつくり、そのリズムが規則正しい生活につながり、私たちを健康に導いてくれます。
夜更かしや徹夜をしたり、休日に昼近くまで寝ていたりすることが健康によくないのです。
なぜならば、「体内時計」がズレるからです。 寝る時間や起床時間が普段より2時間以上前後すると、「体内時計」がズレます。
体内時計とは、ホルモン、脳内物質、内臓の活動などが基準とする時計です。
たとえば、昼夜逆転した生活で体内時計がズレると、昼に出るホルモンが夜に出て、夜に出るホルモンが昼に出る。それが体調不良、睡眠不足の原因となり、健康がそこなわれるのです。
体内時計がズレると、それを補正するのに何日もかかります。毎週末、昼近くまで寝ている人は、体力を回復しているようで「体内時計」をずらしているのです。月曜日の朝、すごく起きるのがつらいのは、そのためです。
元に戻すのに数日かかるので、週の半分はパフォーマンスが低い状態で仕事をしていることになります。 「毎日、ほぼ同じ時間に寝て、同じ時間に起きる」 この原則を守ることで「体内時計」が整い、高いパフォーマンスにつながるのです。
朝に勉強や仕事をすると効率が良いという話はよく聞くが、そもそも朝が弱くて起きられないという人は案外多い。徐々に慣らしていけば朝方になるということをいう人もいるが、それでもやはり朝起きられない。そんな人は決まった時間に起きてルーティーンをこなすようにするだけでも身体リズムが整いパフォーマンスが上がります。朝起きられないから自分はダメだとか思わないように。
「健康」の最適化
休憩時間に欠かせないコーヒー。 そもそも、健康によいのでしょうか、悪いのでしょうか。 何時まで、また何杯まで飲んでよいのでしょうか。 習慣的にコーヒーを飲んでいる人は必読です。
コーヒーはがんのリスクを50%減らす
コーヒーにはカフェインの他、多くの抗酸化物質が含まれているので、健康に非常によいと考えられます。
また継続的なコーヒーの飲用は、肝臓がん、すい臓がん、大腸がんや子宮がんなどのリスクを50%以上下げ、心臓疾患のリスクを44%低下させ死亡率を16%減らすという研究結果があります。
さらに コーヒーの飲用でうつ病リスクが20%減少。認知症リスクが65%減少した という報告もあり、メンタルにもよいという研究が多数あります。
これらのデータを 鑑みるとコーヒーを飲む習慣は、身体にも心にもよいといえるでしょう。
コーヒーを飲む最高のタイミング
①モーニングコーヒー
カフェインには覚醒効果があるので、コーヒーを飲むと目が覚めて脳がシャキッとします。
だから、朝食時や仕事はじめに飲むと、1日のスタートに気合いが入るでしょう。
②仕事の休憩時
コーヒーには、リラックス効果があります。またカフェインには、集中力、注意力、短期記憶、反応速度を高める効果があるので、飲用後のパフォーマンスアップに役立つのです。
③運動前
カフェインは肥満の人の脂肪燃焼率を10%、やせている人では29%も高めます。
また、カフェインは筋持久力を優位に向上させるため、疲労を感じずに長時間運動できるようになるでしょう。運動前のコーヒーは、トレーニングの効果を高めるのです。
④運転前、運転中
コーヒーは、集中力や注意力、短期記憶、反応速度を高めます。カフェインを摂取した運転手は、事故を起こす確率が63%も低いという研究結果もあるのです。
僕もコーヒー派で毎日5杯ぐらいコーヒーを飲むのだが、作業の合間ちょっとした時間にパソコンから離れコーヒー豆をミルで挽きコーヒーを淹れる行為はリラックスできる大切な時間です。若い頃はコーヒーをブラックで飲むことはなかったのですが、肥満体質から脱却しようと飲み始めたブラックコーヒーが慣れれば最適に。
日々行っている習慣の中で良い習慣を取り入れることは生活の質向上にもつながります。行動を少し変えてみるだけで劇的ではないしろ、良い方向に向かうことは確実。
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