迷わず、悩まず、新時代を賢く生きる教科書。人気サロンの主催者が語る時給1万円から年商1億円までの行程。彼のメソッドで1万人がセミリタイヤの成功したというがその中身は?
雇われからFIREへ
海外ではすでに、個人が副業や投資によって収入源を増やし、「雇われ」としてのフルタイム労働と経済的な不安からの解放という気運が高まっています。この動きはFinancial Independence(経済的自立) とRetire Early(早期リタイア) の頭文字から「FIRE」と呼ばれています。
日本でも「FIRE」、つまり「人生逃げ切り」を目指して行動する個人が増えることは間違いありません。 収入はサラリーマン時代の 100 倍に!
個人で稼ぐ手段は多様化しています。財を得るためには必ずしも「一大事業を立ち上げて軌道に乗せる」必要がなくなり、「人生逃げ切り」のハードルは大きく下がりました。
私自身、手取りが月 17 万4000円だった新卒入社時代からおよそ 10 年経ち、紆余曲折はあったものの、SNSやブログ、YouTubeでの情報発信によって、粗利で見れば当時の100倍近くを稼ぐことができています。もともと必要最小限の物欲しかない私にとって、経済的な不安はほとんどなくなりました。
もちろん、私より稼いでいる人なんて世の中にいくらでもいます。彼らからは「お前程度で『人生を逃げ切った』なんて偉そうなことを言うな」と思われるかもしれません。ただ、私の支出と収入のバランスを見たときに「人生逃げ切った」と表現しても過言ではないと思っています。
本書では、私自身と、私が運営するオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」で実際に「逃げ切り」に成功した人たち、そしてこれから確実に逃げ切るであろう人たちの実例を詳細に紹介していきます。
人生を逃げ切りたいあなたにとって、参考になるはずです。
成功の裏側で敵も多くつくってきた著者。しかし、その敵でさえお金に変えてしまうバイタリティーはなかなかのもの。新しいものにも敏感ですぐに儲かりそうな匂いがするものに飛びつき荒稼ぎして去っていく。時代の潮流に乗って成功したいい例だと思います。しかし、誰もが真似できるわけではなく、豆腐メンタルな僕のような人には向いてないと思いました。しかし、エッセンスを学び取ることはできると思います。自分流に解釈してアレンジすれば同じようなものとまでいきませんが再現性はある程度あるような。
不労所得は案外簡単に作れます
あなたは毎月、いくらぐらいの安定収入があれば生活できるでしょうか。
それが仮に 30 万円だとすると、 30 万円分の不労所得をつくることができれば、それが「経済的な不安をゼロに近づける」ことにつながります。あるいは、非常に少ない労働でそれだけの収入が得られる仕組みをつくってもいいでしょう。 「簡単に言うな」と思うかもしれません。しかし実際、簡単にできるのです。
たとえば、メジャーな副業のひとつである「せどり」。実店舗やEC(電子商取引) などの商品単位の価格差を利用し、「安いところで買って高いところで売る」ことで収入を得るビジネスです。 「ドン・キホーテで格安商品を仕入れ、Amazonで売る」。これをひたすら繰り返すのも立派な「せどり」です。 「せどり」は儲かります。月に 30 万円程度の粗利を出すのは簡単です。
Google Chromeに「モノレート」というアドオンがあります。これを利用すれば、商品を購入する前から「Amazonではどれくらいの相場で売れるか」がわかります。はっきり言えば「勝ちの決まった勝負」ができるわけです。 「せどり」の粗利率は 30%弱ぐらいに落ち着くことが多い。つまり月商100万円程度になれば、月に 30 万円程度の収入を得られるのです。
それが実現できたら、今度はスタッフを教育し、作業を外注する。外注化が進めば進むほど、収入はほぼ「不労所得」のようになっていく。お金の不安からはどんどん解放されていきます。
副業としては「動画編集」も人気です。
YouTubeやTikTokといった動画投稿プラットフォームの発展に伴い、動画編集者の需要も増しました。 私はYouTubeでの個人チャンネルはもちろん、それ以外にも自分がプロデュースしている複数チャンネルの動画のすべてをひとりの動画編集者に依頼しています。その数は月に 50 本近くとなり、ギャランティは合計50万円ほどです。
つまり、私のような顧客をひとりでも摑まえることができれば、それだけで大きな収入になるわけです。SNSでインフルエンサーに「自分ならあなたの動画をこんな感じに編集できます!」と、サンプル動画のURLをシェアしながら営業をかけていくのは、そんなに難しいことではないでしょう。無論、無礼な営業は弾かれることになりますが……。
そうして、あなたの元にあなただけでは仕事が回らないぐらいの仕事が舞い込んでくるようになれば、次は動画編集チームを作ってスタッフを教育し、作業を外注すればいいんです。仕事の獲得単価からメンバーに払い出した報酬額を引いた分が「不労所得」のようなものになります。
動画編集といってもスキルは玉石混淆。一応一通り学んでみたものの、お金をもらうレベルにはなかなかならない。如何せん時間がかかりすぎるので熟練が必要。自身のYouTubeやその他SNSに投稿する動画を撮る程度なら僕でもできますが、納期に追われながら一定程度のクオリティを出すにはなかなかハードルが。
時代に敏感になりその流れに逆らわずうまく波に乗っていくにはそれなりの嗅覚が必要。アンテナを広く貼り続けてチャンスを見逃さないことが重要かと。
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