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一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー|大住力|これから「どう生きるか」を導き出す問いとワークの本

一度しかない人生、しかしあまりにも長い100年という年月を過ごさなくてはならない時代。人生の使える時間を可視化し、本気で生きるための問いを自分に。これからをどう生きるかを導き出す書。

生まれたことの「奇跡」と「使命」を認める

子どものころ、あれほど楽しみにしていた誕生日なのに、いまはもう、前向きにとらえられない……そんな人もいるでしょう。

もう誕生日を歓ぶなんていう年齢でもないし、自分が嫌い、親が嫌い、自分を見直すなんてしたくない……そう思っている人もいるかもしれません。

その気持ちは、人それぞれです。無理に誕生日を歓ぶ必要はありません。

ただ私は、この本の最初のステップで、自分の生まれた日から始まる自分の歴史を、客観的に眺めることをおすすめしたいのです。過去の事実は変えられません。

100年という時間の流れのなかで、自分を改めて俯瞰して第三者化し、少し遠くから自分という人間を見る。そしてその存在は「命の奇跡」であることを認めてほしいのです。

これを読んでいるあなたは、いま、何歳でしょうか?

これまでの人生で、仕事や社会、多くの人とかかわりを持つなかで、外からいろいろな知識や経験を得ていることでしょう。

そして、時に他人に対して、さまざまな評価をしたり、アドバイスをしたり、リクエストをしたりして生きているのではないでしょうか。仕事や関係性によっては、当然必要にかられての行動だと思います。

でも、自分自身に対しては、どうでしょうか。そもそも私たちは、他人のことは気になるし、何か言いたくなるものなんですが、自分の行動や、自分の人生は、いま、どうでしょうか?

よく誰かに指名されると、思わず「え、私?」と言う人がいます。

その思わず出る言葉、そのとおりなのです。

自分の苦しい過去や、これからどう生きていくかなんて、正直、本心ではあまり触れたくないし、知りたくないものです。自分自身を探求していくことは、痛みや恐怖を感じるからです。

でも、たとえ「え、私?」と言いたくなっても、自分の人生をどう生きるかは、自分で自分に問うていくしかありません。

だからこそ、まず自分の原点に対する気持ちや思いを受けとめ、自分の存在を認めることから、「自分との対話」をスタートしてみてほしいのです。

周りと比べて自分は劣っていると感じる日々が続くと自己肯定感が極めて低くなり精神的にもつらい。何か自分を認めてあげることができれば幾分楽になる。自分との対話をスタートしまずは自分を認めてあげること。そうすれば自然と穏やかに過ごせるように。自分では気づきにくい自分の長所。ならば短所だと思っていることを逆説的に考えてみると良いだろう。

真の意味で「リッチ」な人生を生きる

大事なものを、大事にしていますか?

何気ない問いではありますが、大事なものについてあまり考えていなかったり、漠然と当たり前だと思っていたりすると、本当に大事なものが何であるか、わからなくなるものです。

このステップで導き出した欲しかったものや欲しいものを見てみると、それが物質の「物」であったとしても、実はそれが物を通して得られる価値や体験につながっていることがあります。

たとえば、誕生日プレゼントは、もらった物ではなく、それにまつわる親や友人との思い出、自分が生まれたことを歓んでくれた人がいるという事実、親に感謝を伝えることが、自分の人生で大事だったんだということに気がつきます。

スーツや時計、靴に思い入れがあり、それを定期的に誂えたいと思うなら、それらには、それを身につけるのにふさわしい成長した自分や、ありたい姿が投影されています。

また、形のないものである所属や資格、地位などを考えるときに改めて立ち戻りたいのが、手に入れたい理由と「自分はどうなんだ?」という視点です。自分は手に入れられなかったけれど家族には手に入れてほしい所属や資格は、たとえ「良かれと思って」という理由であったとしても、家族の欲するものではないことがあります。

あなたの人生です。あなた自身が欲し、手に入れられるものに立ち戻ってみてください。

私が 40 歳のころ、アメリカのフロリダ州オーランドに出張に行ったとき、ある女性が唐突にこんなことを言いました。 「大住さん、私って、実はリッチなの」

なぜいきなり彼女はこんなことを言うのかと思い、思わず私は、彼女の身なりや持ちものを見たのですが、とくにお金持ちそうには見えませんでした。すると、その私の様子に気づいたのでしょう、彼女は私に札束を数えるようなジェスチャーをしながら、「大住さん、違うわよ。リッチってね、お金のことじゃないのよ。私のリッチの意味は、ここにあるの」と言って、自分の胸をトントンと指差しました。 〝rich〟の本当の意味は、「優しい、温かい、深い」です。リッチとはお金や物を多く持っていることではなく、本書は心のなかにあると彼女は教えてくれました。

最後に質問です。あなたの生き方は、「リッチ」につながりますか?

これから生きるなかで、その欲しいものを手に入れることは、どう生き方に影響しますか?

心に余裕があると自分はリッチだと思えるという典型。金銭面以外でもリッチに生きることは可能。心がリッチならお金はそこそこでも優雅な気分に浸れる。日常のそんな一コマを彩るのは心の豊かさかと。心が悲鳴をあげているとお金に目が行きがち。そうならないためにもメンタルを正常に。

一度しかない人生をどう生きるかというのは永遠の課題。人生100年を生きる上でも指針となる事柄をまとめて抽出。人生の時間を見える化し明日を変えて、本気で生きるための問いとワークをこなしていきましょう。

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