ユニークな手法でリピート率90%を誇るヘアサロン経営者が語る小さなお店のためのブランド戦略。ビジネスはそもそも「価値交換」。「お客という名の良き理解者たち」その、サポーター客を集めるための方法をレクチャー。
独自のカテゴリーを築け
ブランディングの原点は、「人と同じでは価値がない」ということを理解するところから始まる。小手先の差別化ぐらいでは馬群に沈んでしまうのだ。
ほかよりちょっとオシャレなカフェぐらいなら、近隣にもっと雰囲気のいいカフェができたら即アウトだし、ほかよりちょっと腕の良いエステサロンぐらいなら、近くにもっと腕の良いサロンができたらジ・エンドだ。我々小さなお店の経営者がリアルブランドを目指す理由、あなたのお店が独自のカテゴリーを築かなければならない理由はここにある。
例えば、担当者が辞めて美容室ジプシーのお客をつくってしまうヘアサロンというのは、差別化を越える差異化、すなわちブランド化ができていない。考えてみてほしい。ルイ・ヴィトンの顧客が、担当者が辞めたからといってユニクロに行くだろうか。ブランドはジプシーを生まないのである。
我々小さなお店が目指すのは、小手先の「差別化」ではなく圧倒的な「差異化」。とことん尖ることで独自のカテゴリーを築きあげるのだ。
お店のブランドに価値を見出してもらう。美容院だったら腕のいい美容師がそれなのだが、それではその美容師が独立や転職したとき客も一緒に移動するジプシー客を生み出してしまう。そうではなくてお店の雰囲気やコスパの良さ、扱う美容に関する技術レベルの高さ、サービスの多様性などを売りにすればカットの技術を持った美容師がやめてもお店にお客がついてくれる。それと同じことが他のお店、小規模事業者にも言える。
限界を決めているのは自分自身
不思議なものだが、あなたが大きな夢を抱いてそれを叶えようと立ち向かう時、必ず阻止しようとネガティブな意見を投げかけてくる人がいる。そしてそれはほとんど例外なく、親や恋人、あるいは親友など一番応援してほしかった身近な人たちだ。
基本的に人間というのは変化を嫌う動物である。自分の行動パターンですら変えることに抵抗を覚えるのに、ましてや自分の身近な人が成功し遠くに行ってしまうことになるのはなんとしても阻止したいのだ。
冒頭からネガティブな話が続いていて恐縮なのだが、さらにこれからもう一段階あなたのテンションをガクンと下げるお話をしなければならない。
なぜなら僕らが「あと一歩」の壁を越えるためには、身近な人間の気持ち以上に自分自身を知っておく必要があるからだ。
あなたが成功に近づけないのは、実はあなたのせいではない。あなたの中に潜む〝もう一人の自分〟が何かにつけてあなたの邪魔をするからだ。あなたに足かせをする〝もう一人の自分〟の正体、それはズバリ「潜在意識」である。まずはその潜在意識の特性を理解していこう。
モテたいのにモテない人、痩せたいのに痩せない人、お金持ちになりたいのにいつまでもお金に苦労している人が巷に溢れているのにはちゃんとした理由がある。
非常にショッキングな話だが、成功できない人のアタマは、実は成功できないようにあらかじめセットアップされているのである。その理由は、これまで経験のない世界に踏み込むのを基本的に嫌う人間の性質が大きく関係している。
例えば子どもの頃から杭につながれて育った象が、大人になって杭をなぎ倒せるほど大きくなっても逃げようとしないのは、「どうせ逃げられない」という幼少時代の経験によるものだ。同じように稼げない人の脳にも「どうせ稼げない」という刷り込みがされている。
例えば人には「月給脳」というものがあって、自分の月給が二倍になった場合の生活ぐらいまではイメージできても、それが三倍になってしまうとイメージできないらしいのだ。
どうせ自分はと自分の可能性に壁を作ってしまう人がいる。そういう人はいつまで経っても自己実現できない。自分に足りないものは勉強や経験を通じていくらでも補えるのにそれをしないのは怠惰なだけということです。
あなたのお店が流行らない理由を一緒に考えながら経営手法を学ぶ書籍。成功している人のレアケースを学ぶことは無意味だと思うかもしれませんが、参考にして自身の店に落とし込むことはできるので是非!!
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