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勉強にも仕事にも効く! 東大式読書術とは?

「仕事」にも「勉強」にも「読書嫌い」にも効くと大好評! ! 「こんな読み方、あったんだ」
マネするだけで、誰でも、どんな本でも!!

1.速く読める
2.内容を忘れない
3.応用できる

東大生は、そんな超・実践的な読書術を自然と習得していました。
ホントは教えたくなかったノウハウを、一冊に凝縮します!

東大がもとめる知識の運用能力

東大の入試問題を分析して見ることにしました。「どうやったらこの問題を解けるようになるんだろう?」と。すると、ある事実に気づきました。東大はいくらがんばって「知識の量」を増やしても合格できない大学だったのです。というのは、東大には知識問題がほとんどありません。知識の量はあまり必要ない代わりに、最低限の知識を「うまく活用」できないと解けない問題がたくさん出題されています。東大は、知識の量ではなく、「知識の運用能力」、つまりは「自分で考える力」をとても重視する大学です。入試問題もそのように作られていますし、入学した後にも「自分で考える力」を鍛える授業がたくさん存在します。つまり、ただ教科書を読んで知識を自分のものにするだけでは合格できないようになっているのです。

東大に合格するには教科書や参考書との向き合い方も変えていかなければなりません。きちんと知識を得ることは当然ながら、「考える力」を意識して「本と徹底的に議論する」ということを行うことで、受動的だった今までの読み方から脱却し、能動的に、自分の頭で考えながら、ほんと会話するように読んでいくのです。そういった読み方の中で「地頭力」も強化され知識を運用する力も伸びていくわけです。東大に合格した筆者が他の生徒にヒアリングをした際には、ほとんどの東大生がこういった能動的な読み方を行なっていたということがわかったそうです。

「読み始める前の準備」で、読解力は劇的に上がる!

ただ、「タイトルを読んでいるかどうか」。ただ、「本のカバーや帯の言葉をきちんと読んでいたかどうか」。そんな些細なことで、この文章が「読みやすいかどうか」が分かれてしまうのです。

東大生はみんな、文章を読む前に文章のリード文や文章のタイトルなどもチェックします。そうすることによって「文章の外のヒント」を得ていきます。文章のおおよその内容を把握することができますし、読書家であればこれと同じような文章を他の書籍で読んだことがあるなと感じながら読み進めることができます。全く新しい文章でも過去に読んだ文章の内容と関連を持たせることができるのです。こうやって、東大生は多くのヒントがある状態で文章を読み始めます。あらかじめどういう内容か理解できているので、素早く、正確に読解していけるのです。

  1. 表紙もタイトルも何も見ないで、1冊本を選んでみる
  2. その本のページをペラペラめくって、真ん中あたりのページを適当に開く
  3. そのページの内容が理解できるかどうかをチェックする
  4. 3で理解できなかったら、カバーや帯に書いてある文を読んだ上でもう一度そのページを読み直してみて、理解できるかどうかチェックする

この実験を東大生に行なった結果、3の段階では理解できず4のステップを踏んでみたところ、全員が理解できました。東大生が文章を素早く読解できるのは「読む力」が優れているからではなく「文章の外からヒントを得る力」が優れているからと言えそうです。

質問読みで「情報」を「知識」に変える

与えられた文章を前にして、「そうなんだ」「そういうこともあるんだろう」とただ素直に受け入れているだけでは、何も理解できません。文字の羅列を見て、情報を得ているだけです。それでは何の役にも立たないんです。本当に必要なのは、「どうしてこうなんだろう?」「なぜ、こう言えるんだろう?」と、「常に質問を考えながら読む姿勢」なんです。

情報と知識は似て非なるもの。文字の羅列は情報を与えてくれます。例えば「〇〇君はカッコいい」という文章を鵜呑みにすれば、〇〇君はカッコいいんだというだけで、それに何の意味があるでしょうか?〇〇君はそもそも誰?どんな人?誰と比べてどれくらいカッコいいの?と質問されて終わりです。情報とはそういうもの。「情報」を「知識」に変えるにはここをクリアしなければなりません。先ほどの疑問に答える形のものが「知識」です。情報だけならスマホでGoogle様に聞けば誰でも得ることができます。しかしスマホが普及した今でも、何倍も読むのがめんどくさい書籍がなくならないのは、本を読めば「知識」が得られるからです。情報をどうやって使えばいいのか、どうしてその情報が正しいと言えるのか。このような質問に答えてくれるツールが本なのです。しかし、質問や疑問をぶつけずに、ただ文字の羅列を追っているだけでは「知識」は得られません。本を読むときには注意してみると良いでしょう。

落ちこぼれから東大に苦労して入った、東大生がおくる本の読解力に関する書籍。仮説作り、取材読み、整理読み、検証読み、議論読みなど様々な本の読み方5ステップで紹介。PART2では読むべき本の探し方などの紹介されていて、読書好きあるあるも堪能できます。読まず嫌いを避けて多様な本を手に取るきっかけとなる内容です。

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