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ビジネス界きっての読書家が明かす、本を読む人にしか解らないこと

本を読む人にしか、わからないことがあるーー。
もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の楽しみ方が二倍にも三倍にもなる方法を指南。本好きを唸らせる一冊。

「大学生の読書時間『0分』が5割に」

「大学生の読書時間『0分』が5割に」(2月 日朝刊)という記事に、懸念や疑問の声が上がっている。もちろん、読書をする理由として、教養をつけ、新しい価値観に触れるためというのはあり得るだろう。しかし、だからと言って本を読まないのは良くないと言えるだろうか。私は、高校生の時まで読書を全くしなかった。それで困ったことはない。強いていうなら文字を追うスピードが遅く、大学受験で苦労したぐらいだ。大学では教育学部ということもあり、教育や社会一般に関する書籍を幅広く読むようになった。だが、読書が生きる上での糧となると感じたことはない。役にたつかもしれないが、読まなくても生きていく上で問題がないのではないかというのが本音である。読書よりもアルバイトや大学の勉強の方が必要と感じられる。読書は楽器屋スポーツと同じように趣味の範囲であり、読んでも読まなくても構わないのではないか。なぜ問題視されるのか。もし、読書をしなくてはいけない確固たる理由があるならば教えて頂きたい。

僕の高校時代は漫画以外読まなかったし、大学に入っても友達が激推ししてくる京極夏彦の小説を何度か読んだぐらいで、ほぼほぼバイト先のゲーセンで格闘ゲームを極めるのに時間を費やした。今考えるとプロゲーマーが確固たる地位を得る前段階の時期だったので、自己満足でしかなかった。読書を始めたのはそのゲーセンで店長になったあたりから月1冊程度でしたが消費の科学的な書籍を読むように。病気を発病して入院を2回した後、引きこもりなので家でできる娯楽としてゲームから読書へと年齢とともに移行していった。なので今現在「大学生の読書時間『0分』が5割」でも必要な知識を得たいという欲求が生まれれば社会人になってから読書家になる人はいくらでもいるので心配ないと思う。漫画しか読まなかった僕が、こうして1日1冊本を読むようになったのだから。

何が教養を磨くのか

教養というと、大前提として知識の量が関係すると思われるのではないでしょうか。しかし、私は知識というものは、その必要条件ではないと考えます。私が考える教養の条件は、「自分が知らないということを知っている」ことと、「相手の立場に立ってものごとが考えられる」ことの2つです。ですから、有名大学を出て知識をたくさん持っている人が、必ずしも教養人というわけではない。むしろ、そういう人のなかにも教養のない人はたくさんいます。たとえば、一生懸命勉強をしてきた高学歴の母親が、「この子はバカでどうしようもない」と自分の子どもの前でいっているのを見たことがありますが、この母親は無教養です。その言葉が子どもの心にグサリと刺さることを想像できない。子供は親にどう思われたいか、何を求めているのかが全くわかっていません。

僕の場合、大学の中退だし今まで全然勉強してこなかったので、知識を得たいという欲求は日に日に増していっています。しかし、「自分が知らないということを知っている」から、どんな本でも肯定的に読めるのだと思います。しかし、これには落とし穴があって、どんな著者が書いた本も真実として疑いの目を持たずに読んでしまうので、正しい知識から逸脱した偏重した考えを埋め込まれることも。どんなに有名な人であっても、理化学研究所のSTAP細胞騒動のようなことだってあるのです。ありがたいことに僕の周り(ネット上)にはそうした間違った情報を正してくれるその道の専門家がたくさんいます。僕がブログやなんかで間違ったことを書いても、正してくれる人がいるので、逆に安心して好き勝手書かせてもらってます。

見栄を張るための読書に意味はあるのか

誰でも立派だとか美しいと思われたいものです。それが虚栄心です。しかし、虚栄心は人の目がなければ生まれません。たとえば、山奥で隠遁者のように生活したり、無人島で暮らしていれば、人の目を気にすることはありません。きれいに身支度する必要もなければ、恰好をつけた振る舞いをする必要もない。粗末な住居に住んでいようと一向に構わない。とりあえず食料と寝起きできる住居があって、そこそこ気分良く暮らせれば、それ以上のものは望まないと思います。

虚栄心があるからこそ人は成長しようとします。競争して勝とうという気持ちが生まれたりする。それが社会経済を動かす原動力になるのならば、虚栄心のための読書も意味あるものと言えるでしょう。

本を読むということの必要性からどんな本を読めばいいのか(いい本を見抜く方法)まで。読書好きには自分を弁護してもらえる、後押ししてもらえるそんな書籍となっております。1日たった30分でも習慣にして10年も経てば1800時間ですからたくさんの本が読めるはず。死ぬほどとまでいかなくともこれから読書を習慣にしてみませんか?本を読むことでしかわからないことがきっとあるはず。

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