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ドーパミン復活早起き法|Jeg|「最高の目覚めと深い睡眠」「最高の気分と活力」を手に入れる最短ルート案内

早起き、朝活などでググると鬼のように検索に引っかかるが、そうした早起きのメリットを並べるだけでなく、その裏にある「何故」と「情報の関連性」を解き明かすことで、誰しもが「読むだけ」で早起きを継続できるようになることを目的とし、全編対話形式で展開する。

二度寝の影響

先生  さて、ここからは「二度寝が身体にどのような影響を及ぼすのか」ってことを解説していくが、先に結論から話すと、早起きを習慣化したいなら二度寝はやめておいた方がいいだろう。

青年  でも短時間の二度寝なら健康にいいって話も聞いたことがあるのですが。

先生  確かにな。もし5〜 10 分程度で起きられるんなら二度寝も悪くないし、むしろ二度寝を推奨している医師もいるくらいだから、一概に「二度寝=悪」とするのは私も違うと思う。ただ、問題は本当に毎朝5〜 10 分の二度寝で満足できるのか、ってことだ。

青年  無理ですね。

先生  だろ。「あと5分」と言いながら実際には 30 分とか 40 分とか寝てしまう人は少なくない。

青年  じゃあ二度寝しても5〜 10 分で起きられる方法を教えてくださいよ。

先生  アラームを二重でかけるとか、一度カーテンをあけてからもう一回寝るとコルチゾールが全身を巡って云々・・とか、その程度しか私には話せないな。ほら、二度寝って気持ちいいだろ。だからどんな方法論を試したとしても、それこそ快楽原則が睡眠に全振りされてしまうわけだし、結局は意志の力を使って起きるより他ない・・としか言えないんだ。でもそれって一発で起きるのと大して変わらないと思うんだよね。

青年  まぁ言われてみれば確かに・・。

先生  それに、人体には起床1〜2時間前からコルチゾールを分泌して身体を起床モードに徐々に切り替えていってくれる機能があるから、どうせならその機能をフル活用してスパッと起きる習慣を身に付ける方が現実的だとも思うんだ。

青年  そんな便利機能もあるんですね。

先生  ああ。これに関しては後で図を使って詳しく説明する。もしどうしても二度寝してから起きる習慣を身に付けたいって言うなら、短時間の二度寝が人体にもたらすメリットを徹底的に調べてインプットしておけば多少ハードルは下がるだろう。そうすればモチベーションも上がるしある程度意志の力で継続できるはずだ。だが、その上でやっぱり私は二度寝を継続するのは困難だと考えている。

二度寝、甘美な響き(笑)確かに二度寝を5分10分で終わらすのは難しい。最低でも30分は寝てしまいます。なので無理にでも起きた方が良いという結論に達してしまう。休みの日ぐらいは二度寝OKで思う存分寝たいですが。

入眠をスムーズにする方法と睡眠の質を上げる方法

先生  まず初めに理解してもらいたいのは、「入眠をスムーズにすること」と「睡眠の質を上げること」はセットになっているということだ。

青年  なるほど!がっつりお酒飲んで気絶するように眠れば睡眠の質も上がるってことですね!

先生  脊髄反射的になんでも都合よく解釈するのやめてもらっていいですかね。そういうことじゃなくてだな、お酒や薬に頼る前に、まずは自然に入眠できるよう身体をカスタマイズしろってことだ。

青年  カスタマイズって・・魔改造でも施すんですか?

先生  いや、改造を施すというよりむしろ「元に戻す」と言った方が適切かもしれないな。さっきの睡眠リズムの話を思い出してくれ。本来人間の身体には就寝前になると自然にメラトニンが分泌され、脳の温度が下がり、コルチゾールの分泌量も減少して睡眠モードに切り替わるという機能が備わっているんだが、お酒やネットサーフィンなど、夜に高刺激な習慣を身に付けてしまうとこの機能が狂ってくるんだ。考えてみれば当たり前のことなんだが、日中活動して疲れた身体を無理やり高刺激で覚醒させてるんだから、本来人間が持っているリズムが狂ってしまうのは想像に難くないよな。

青年  まぁ言われてみれば確かに・・でもだからと言って夜にお酒やネットサーフィンをやめたらそれこそストレスでおかしくなっちゃいそうなんですが。

先生  何も完全にやめろとは言っていない。お前の言う通り、今までの楽しみをいきなり0にしてしまえば当然ストレスも溜まるだろう。どんなものでも「我慢」はよくない。ただ、早起きを習慣化すれば自然とそれらの高刺激を控えることができるようになることも事実だ。

青年  我慢せずにお酒やネットサーフィンを控えることができるようになるんですか?

先生 ああ。もちろん0にできるって意味じゃないが、ここまで私の話を聞いてきたお前なら少なくとも減らすことはできる。今までお前は心のどこかで「寝たら勿体ない」と思っていたはずだ。だが、その「勿体ない」という気持ちの原因が消費行動を求めるドーパミンの仕業だったってことを今は理解しているだろ。そして無駄なドーパミンを使用しなくなれば生産行動にドーパミンを使用可能になるということも理解しているはずだ。つまり、理由もわからず消費行動を求めていた過去のお前と今のお前は別人なんだよ。今まで当たり前のようにやってきた夜の消費行動が何に繋がっていたかをもう一度思い出してくれ。冷静に考えれば「消費行動のメリット」より「早く寝ることでドーパミンを温存するメリット」の方が上回っていることに気が付けるはずだ。それに、そもそも朝早く起きればその分夜眠くなる時間も早まるわけだから、その眠気に従って布団に入れば必然的にお酒もネットサーフィンも控えることができる。「何故」を理解するってことは、「頑張って〇〇する」を「自然に〇〇できている」に変換することと同義なんだ。お前はもうその基礎固めが完了しているんだよ。

青年 そう言われれば、確かに今は夜ダラダラ過ごすことより朝早く起きることの方が楽しみに思えているかもしれません。

最近では睡眠の質を上げる飲料も各種でており、トレンドとなっている。僕は睡眠こそストレス緩和の最強の武器だと思っているので二度寝が許される生活環境にシフトしました。十分な睡眠しか勝たんとでも言いましょうか。

死ぬほどスッキリ起きられるようになるためのチェック項目を見ていこう。夜勤がある職場で不規則な生活を強いられる人などにも有効な睡眠の教室。

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