アメリカ生活でキャッシュレスの便利さを知った著者が帰国後、日本でミニマリスト目指して実践してきた数々のアイデアを紹介。物を減らすのは当たり前でこれからはお金の流れやスマホサービスなども整理!身軽に暮らすコツを教えます。
キャッシュレスの便利さを実感
スマホがあれば、現金を持ち歩かなくても困らない。
その暮らしの、なんと便利で身軽なこと!
会計時にレジの前で後ろに並んでいる人を気にしながら、財布からお金を数えて取り出して……という日本スタイルに慣れていた私にとっては、とても新鮮な体験でした。
そして、もうひとつ驚いたのが、みんなお金の話をよくすること。お天気の話をするような世間話の感覚で、ビットコインや株の話をするのです。 「お金は銀行に入れる」(=寝かす)、という認識で育った日本人としては、「お金に働いてもらう」という教育を受けて育った欧米人との金融リテラシーの違いを痛感させられました。
お金は日々暮らしていくために必要不可欠なもの。どう使うかだけではなく、どう管理してどう支払うか、どう増やしていくか。もっと勉強したい!
私のお金に対する意識も、変わりました。
現代はスマホ一つであらゆることが可能になった反面、バッテリー切れなどでスマホが使えないと突然不便を強いられる。なので充電器は欠かせないしそれを忘れて旅行に出かけると悲惨な目に。欧米ではお金の話を普通にする。ここ日本ではなんとなくお金の話はいやらしいと思われているのか、避けて通りますよね。これからの世代はちょっと違うようですが。
オンとオフで服を分けない
私が洋服をたくさん持っていた理由──。洋服が大好きだから、という以外に「毎日同じ服を着るのはタブー」という思い込みがあったから。
でも、アメリカ暮らしでそれも大きく変化。お気に入りのものは週に何回着てもOKで、そういう服だけあればいいんだ、と意識が変わったのです。
私たちがアメリカで暮らしていたのはワシントンD.C.。歩いて5分くらいの所にホワイトハウスがあり、周囲の公園ではいつも大勢の人が原っぱの上で日向ぼっこをしたり、デリで買ったものを食べたりしてくつろいでいます。服装はほとんどカジュアル。デニムにTシャツ、ビーチサンダルみたいな格好が、シンプルですごくすてきに感じました。
それで気づいたのです。肌や髪のお手入れをきちんとして、ヘアスタイルやアクセサリー使いでアレンジを加えたら、シンプルな服装でもすてきにキマるんじゃないか、って。
帰国後、すぐに試してみました。大好きなリーバイス501とJクルーの白Tを、髪型を変えたりアクセをつけかえたりして、週2~3回着続ける日々。快適でした。これくらいシンプルでも、全然イケるじゃん! それに気づいたから、山ほどあった洋服も、すんなり手放すことができたのだと思います。
今は、毎日の通勤着を「制服化」しよう、と思っています。
というのも、夫が先に「制服化」を実践して、とても快適そうだから。
それまでの夫のファッションは、平日スーツ、土日カジュアル。でも、職場がビジネスカジュアルOKなので、仕事とプライベートの服をできる限り兼用にして、ミニマル化したのです。
スーツ1セット、ネクタイ4本、ジャケット1枚、パンツ4本、シャツ5枚、Tシャツ5枚、ニット4枚、アウター2着。小さなクローゼットに入っているのはこれだけ。オールシーズン対応です。 すごいっ! うらやましい!! 私もがんばらなくちゃ。
世界的な有名人でも仕事着を制服化している人は意外と多い。気に入った同じ服を複数枚購入し毎日それを着る。朝出かける前に服装を考える煩わしさから解放されすというもの。そこまでいかないが僕は一週間分の全身コーデを決めており日替わりでそれのローテーションを着るだけ。それだけでも少し楽になりますよ。
スマホの普及により便利になった世の中で、煩わしいものから解放されるコツを紹介。あなたもそんなミニマルな生活をのぞいてみませんか?
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