ストレスと向き合いながら生きなくてはならない現代社会において、適切な解消方法は人それぞれかと思います。この書籍では正しい知識と判断テストによって最適なストレスとの付き合い方をレクチャーします。
人間はストレスから逃れられない
毎日忙しく仕事と時間に追われている人にとっては、朝の通勤に始まり、会社の仕事や人間関係などが「ストレス」でしょう。
しかし、都会を離れたところでのんびり田舎暮らしをするにしても、農作業をすると、自然と闘うことが求められます。
結婚して専業主婦になったとしても、家に閉じこもっているわけにはいきませんし、妊娠・出産は喜びでもありますが、不安もあるはずです。
自分のやりたいことを始めるために「エイッ」と一念発起して独立したとしても、必ず成功するという保証はありません。そうした心配も、また新しいストレスになってきます。
つまり、人間が生きていくためには、環境が変わっても、ストレスは必ずついてくるというわけです。
ストレスは、言ってみれば「外部からの刺激」です。
たとえば、ボールに同じように力を加えても、ソフトボールと硬式野球のボールとでは歪み方が違うように、同じように刺激=ストレスを受けたとしても、それをうまく回避できる人と、症状となって現れる人がいます。
たしかに客観的に見れば、誰が見ても、脅威と感じたり危険と思えるストレスもあります。しかし、同じ音楽、たとえばハードロックの曲を聴いたときに、それを「快感」と感じる人もいれば、「ただ、うるさいだけ」と感じる人もいるのです。
あるいは、横断歩道で流れるメロディにしても、「目の不自由な人には便利」と思う人もいれば、「騒がしい」と思う人もいるでしょう。さらには、「何も感じない」という人もいるはずです。
こうした違いは、個人の心の状態と深く関係しています。その時々の状況によって、どのような感情が起こるか、どのような考えが浮かぶか、過去のどのような経験が想起されるかといったことが影響するからです。
ストレスを感じる事象は人それぞれ、よくよく色々な人にどんなことにストレスを感じるかを聞いてみればその多様さに驚くはず。個々の置かれている環境によりストレスの種類も多様になります。環境が変わればと職場や住むところを変えても、また他のストレスがあなたを襲うことでしょう。この書籍ではそんな逃れられないストレスをどう認知し解決していくかを探ります。
何も考えずに5000歩のウォーキング
スポーツが得意な人であれば、自分の好きなスポーツに没頭することでストレス解消ができるのは、いうまでもありません、
しかし、スポーツの趣味はないという人でも、落ち込んだときには何も考えずに体を動かすのがいちばんです。思いきり体を動かせば、少々の嫌なことなど忘れてしまいます。しかも、日頃あまり運動をしないという人ほど、その効果が期待できるのです。
もちろん、スポーツが苦手という人に、「テニスに行きましょう」「水泳はいかがですか」「スキーやスケートに行きませんか」と言ったところで、なかなか「はい」とは答えにくいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、誰にでもできるウォーキングです。いつもより少し速いテンポで歩くだけで、けっこういい運動になります。 「健康のためには1日に1万歩、歩くといい」といわれています。しかし、「1日1万歩、必ず歩かなければいけない」と考えてしまうと、それがストレスになってしまうケースもあります。歩数計をつけて歩いた経験のある人はご存じだと思いますが、毎日1万歩を歩くというのは、けっこうたいへんなことです。
それなら、半分の5000歩ウォーキングはいかがでしょう。これくらいだと、「ちょっとそこまで散歩しよう」という気になって、重たい腰も上げられるというものです。 家にいることが多い人は、気分転換に近所の散歩でもかまいませんし、ウィンドウ・ショッピングがてら出歩くのも楽しいはずです。
通勤・通学をしている人なら、ひとつ先の駅まで歩いてみたり、いつも通う道とは違うルートを歩いてみたりすれば、無理なく歩くことができます。
歩くルートをときどき変えてみると、いつも目にしている光景とは違う景色を目にすることにもなり、気分もリフレッシュできます。 出歩いて外の空気を吸うと、外気に含まれているマイナスイオンを体内にとり入れることもできます。とくに、木々の緑が豊かなところには、マイナスイオンもあふれています。マイナスイオンによって、体のバランスが調整され、明るい気分を取り戻すこともできるのです。
早朝に、また可能であれば、森や林、あるいは公園のように、緑が多く自然の環境がある場所をウォーキングコースに組み入れられれば最高です。川や湖、池などが近くにあれば、さらに効果的です。水辺で大きく深呼吸すれば、落ち込んでいた自分なんて忘れてしまうことでしょう。
一万歩だと結構な距離歩かなくてはならないが5000歩ならちょっとしたウォーキングで達成できます。何より運動習慣をつけることが目的なのでそれくらいの軽い距離から始めるのがいいでしょう。運動を気持ちいいと感じるようになったところで負荷を増やしたトレーニングを取り入れればいいのです。エクササイズでも一緒で、最初は回数やセット数を少なめで始めて、徐々に増やしていくと良いでしょう。筋トレの本を一冊買ってどのようなエクササイズが自分が痩せたい部分に有効か学んでみるのも読書好きには良いでしょう。
ストレス耐性を上げるためにできる習慣や考え方が学べる書籍です。ストレスフリーという言葉をよく聞きますが、全てのストレスから解放されることは今の世の中ではありません。どう向き合い適度にいなす技術が大事になってきます。
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