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エニアグラム【実践編】 人生を変える9つのタイプ活用法|ドン・リチャード・リソ , ラス・ハドソン

エニアグラム診断を行ったら今度は各タイプの非常に詳細な解説とエクササイズをみていこう。実際に日常生活で、どのように自身の成長を助ける基礎となるのかを具体的に示してくれます。今まで気づかなかった性格の奥に潜むあなたの可能性に触れる旅。

タイプ1・改革する人

タイプ1は子どものとき、「いい子」であろうと一生懸命でした。「子ども時代に、自分の存在を正当化する必要があると感じた」ということがよくあります。子どものままでいることは受け入れ難く、幼いときからある種真面目で、大人としての責任感をもつようになった人が多いのです。親の期待が大きいことを理解し、往々にしてタイプ3のように、「ファミリー・ヒーロー」という役割を担いました。タイプ1の子どもは一般的に、このような期待に真剣に 応えるのです。

タイプ1はさまざまな理由により、父親的存在(必ずとはいえないが、通常は生物学的父親) と「つながっていない」感覚をもちます。[*] そもそも子どもは、母親とは別の安定した大人である「父親的存在」に同一化し、その存在を目指すことにより、母親に対する依存から脱し、自分自身の個性と自立を実感できることが増えるのです。

ところが「父親的存在」が適切にその役割を果たしていないと、子どものタイプ1は根本的つながりが欠如していると感じます。そして父親的存在は、自分の気質やニーズに応えてくれないと気づきます。必ずしも父親的存在が悪いとか、ひどい扱いをするということではなく、理由はどうあれ、ある種の自然な「 絆 づくり」が起きにくいということなのです。

その結果、タイプ1の子どもはフラストレーションを感じ、自分が自分の「父親」にならねばと感じます。時に子どものタイプ1は、周囲の無秩序な状況に対し、過剰なまでに責任感を感じて対応します。家族の中の「分別の声」となるのです。彼らはこのようにして、自分の「自立」と「境界」(タイプ1の重要なテーマ) の感覚を構築することができます。

実際、こうした子どもは、次のようにいっているようなものです。「自分が自分を導くんだ。自分が自分自身の父親になり、倫理的手本となるんだ。ほかの誰にも規制されないように、自分が自分を規制する。誰も自分を罰することのないように、自分が自分を罰する」。

タイプ1は、誰からも間違いを指摘されないよう、ルールを厳格に守ることで、自分に期待された以上のことをしようとします。それによって自立した立場を確保するのです。

ビジネス・コンサルタントとして成功しているレオは、子ども時代に周囲に適応する中で迫られた困難なことについて、次のように振り返っています。

診断は全てが当たっているとは思えないが、思い当たる節がいくつかある結果に。性格の傾向としてはおおむねこのような人間が僕ということ。それにしても人間を9つのタイプに分けるという分類区別を世の中は好む。人をそんな区別分別するのはハラスメントにつながる場合もあるのでこれをもとに相手を決めつけるのは割けた方がいい。会社の研修などで用いる場合特に注意が必要だ。人間は千差万別このような診断で分類区別するのを嫌がる人もいることをお忘れなく。

エニアグラム診断の活用のための書籍。診断自体よりこちらの方が大事かも。各タイプの傾向を踏まえて人生を好転させるヒントが詰まった書籍。

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