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アドラー流 たった1分で伝わる言い方|戸田久実|こんなとき、どうする?

相手に気持ちを伝えたい時、苦手な相手を前にして言いづらいことを話さなくてはならない時。どう伝えれば効果的にあなたの意図を伝えることができるか迷いますよね。そんな時に使える具体的なフレーズを紹介。人見知りでも、人間関係で揉めた経験がある人でも大丈夫!

アドラー流コミュニケーション術

アドラーは「 人間のあらゆる行動は、相手役が存在する人間関係である」と言っています。この相手ありきの考え方をアドラー心理学では「対人関係論」といいます。人は相手によって感情や行動を変えるものです。

また、健全な人は相手を変えることよりも自分が変わることを考え、不健全な人は相手を変えようと考えます。

ヨコの関係

「ヨコの関係」とは、対等な関係を築くこと です。人は皆、立場、年齢、職位などのタテの違いはあったとしても、人としては対等な存在です。相手をコントロールしようとするような支配的な関係を築くことでもなく、自分を卑下したり、相手の下に立つような上下の関係になることでもなく、対等の関係を維持し、相互信頼・共感・協力を土台にしたコミュニケーションをとることです。

課題の分離

「対人関係論」の中でもうひとつ重要な考えが「課題の分離」です。これは、相手との関係において、相手の課題なのか、自分の課題なのかを明確にし、踏み込まない、踏み込ませないことをいいます。

何か問題が起きたとき、「なんとかしなければ!」と、頼まれもしないのに相手の課題に口を出したり、相手の代わりに解決しようとしてはいませんか? また、自分の課題なのに相手のせいにしていることはありませんか?

自分の課題

●自分の抱えている仕事量が多い

●物事が思い通りにいかなくてイライラする

●友人がよくないと思う人と付き合っていて心配

●部下の仕事の段取りが悪くて気になり、もっとよいやり方を指導したい

●姑と気が合わない 相手の課題

●多くの頼まれごとを引き受けて困っている同僚

●子どもが勉強しない

●今日中に仕上げる仕事が間に合わない部下  ※手伝ってと頼まれて、引き受けたら「共同の課題」

●相手が不機嫌  ※相手が不機嫌になった原因が自分にあると信じて悩むのであれば「自分の課題」

アドラーが人の悩みは全て対人関係と言っているぐらい僕らは対人関係に悩んでいる。コンプレックスだって比べる相手がいてこそ生じるものだし、やはりそれも人間関係。課題の分離で問題を分析すればどこをどう直していけば最良かがわかる。相手の課題と自分の課題の交わる部分のみ共通の課題として二人で解決する必要がある。そこには譲歩だったり肯定だったりが必要だ。

気づかないうちに心のしこりを大きくしていませんか?

批判をされたり、傷つくことを言われたとき、自分の気持ちに蓋をしてしまうことはありませんか?

感情的になるのは大人気ないような気がするし、口に出したら相手との関係が悪くなるような気がして蓋をしてしまう。これを何度か繰り返していると、溜まった感情が心の中で大きく渦をまいて、しこりのように残ってしまうのです。

心のしこりを大きくしないためには、くどくど言わずに、短い言葉で、「私はショックです」「悲しいです」「つらいです」と、そのときに自分の気持ちに合った言葉を伝えましょう。

また、あなた自身が言われたくないことはどういうものなのかを知っておくのも、批判に対処するときのために大切です。 「私は大丈夫よ! ポジティブシンキングだから」という言葉で偽らず、自分の気持ちに正直に向き合うことができるようになれば、気持ちもスッキリし、本心から前向きな気持ちになることができます。

僕は溜め込むタイプなのでしこりが大きくなりがち。吐き出すことをあまりしないのでしこりはグングン成長します。なのでこうやってブログなのを利用して自分の気持ちを吐き出すことを習慣としています。それでも社会や現状に対する批判を吐き出すことはそれなりのリスクを伴います。思いもよらないところから矢が飛んでくることもしばしば。それでも日常から少し離れたところで吐き出すことで気分は少し晴れたりします。付き合う読者の方は嫌な気分を味わうかもしれませんが(笑)

アドラー流の気持ちを伝えるメソッドがここに。ちょっとした工夫、相手に効果的なフレーズで接することができでば少しは世の中も変わって見えるかも。

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