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アイデアを脳に思いつかせる技術|安達 元一 , 藤本貴之|大発明には共通の思考パターンが存在した

大発明には共通した思考パターンが存在する。アイデアや発想力は持って生まれた才能ではなく、後天的な技法で身につけることができる。そんな発想法の指南書。

あなたの頭の中から、強制的にアイデアを思いつかせる技術

人は誰でも「先入観」の 呪縛 から逃れるのは難しいようです。その例として、ここで一問、クイズを出してみましょう。あなたがどれくらい、先入観、固定観念、連想、に縛られているかチェックできます。

Q テレビ局の敏腕プロデューサーと、新人アイドル歌手が恋に落ちました。 週刊誌にも、ファンにも絶対にバレてはいけない恋です。 そして、二人の愛の結晶、お腹に赤ちゃんが宿りました。 結婚を約束する二人ですが、事務所の都合でまだ発表は早いようです。 しかし、お腹はドンドンと大きくなっていきます。 しかし、そのアイドル歌手は子供が生まれてくるまで、まったくバレずに仕事を続けることができたのです。 さて、なぜでしょうか?

おかしいですね。お腹がドンドン大きくなるのに、バレないなんて。アイドル歌手ですから、もちろんテレビにも出演しますし、コンサートでファンの前に姿を現しますし、写真集だって出します。でも、妊娠がバレない。変ですね。

と、思うあなたは「先入観」の呪縛に完全に囚われていますよ。テレビ局の敏腕プロデューサー=男、新人アイドル歌手=女、と勝手に決めつけていませんか?

そう正解は、テレビ局の敏腕プロデューサー=女、新人アイドル歌手=男、なのです。だったらどうでしょう? 臨月で大きなお腹になっても……バレるはずないですよね。

ほとんどの人が、このような先入観の魔法にかかってしまって、キラめくアイデアが出なくなるのです。通常は、テーマのキーワードから類推できる「意味」や「関連性」ばかりに注意が向いてしまうため、新しい着眼点に行き着くことに苦労しているのではないでしょうか。

これ僕は騙されませんでした(笑)思考法としてはあらゆる可能性を排除しない方向で話を理解しようとすれば解答は案外簡単に出る。読み進めて答えが出る前に解答に気づいた人は柔軟な発想ができる人なのでさらに読み進めてそこを伸ばしていきましょう。

アイデア・キャピタルの時代

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは、自らが起業したアップル社を追われるという 辛酸 を 舐めますが、結局、業績低下に 喘いだ経営陣から復帰を求められ、iMac、iPod、iPhoneといった今日の様々な大ヒット商品を生み出しました。この時、追放した創業者を再び経営トップとして迎え入れた当時のアップル社経営陣がスティーブ・ジョブズに期待していたのは、彼の個人資産ではありません。

彼が持っていたオリジナルなアイデアを生み出す「発想力」です。

これは競争社会を通り越し、生き残り社会に突入したと言われる今日において、組織における「第三の資本」として「オリジナルのアイデアを生み出す発想力」が大きな影響力を持っていることを意味しています。

これを私は「アイデア・キャピタル(アイデア資本)」と呼んでいます。

このアイデア・キャピタルが、今日、目に見えない資本として大きな力になっているのです。アイデア・キャピタルの重要性は、企業に限った話ではありません。

学校や自治体、あるいは公益法人から文化団体、政党・政治団体にいたるまで、ありとあらゆる「組織」では、「資本金」以上に「アイデア・キャピタル」が重要になっています。

いかに大きな資本金を持っている組織であろうが、「巨大なアイデア資本」を持っている相手には勝つことができないからです。これからの時代は、オリジナルのアイデアを生み出す発想力を豊かにする「アイデア資本の増資」を目指していくことが、お金の増資以上に重要になってきています。

これからは「アイデア・キャピタル」の時代なのです。

ITメディアの巨人たち、Yahoo!・Google・Facebookのいずれもが創業時、創業者が大学生あるいは大学院生であったことにも注目してください。

彼らには、資金力はありません。創業もアパートの一室や空きガレージばかりです。

よくガレージから始まったスタートアップが成功した例としてアップルが挙げられるが、彼は子供の頃からずば抜けた才能に恵まれた化け物です。誰もがガレージから始めればうまくいく訳ではなくごく稀な成功例かと。しかし、スタートアップでは商品やサービスの開発以外にお金をかけるのはNG。おしゃれなコワーキングスペースでスタイリッシュにみたいな意識高い系の人たちは、ハングリー精神にかけるのであまり応援したくないですよね。だからお金がなかなか集められないで終わる。投資家の目に留まるアイデアを紡ぎ出すにはハングリーでなければ。アイドルやなんかでも一部の太客がお金を出してあげて写真集を出したりするケースはあまり成功していないように思います。多くの人に応援されてこそ成功かと。

アイデアを発想するための技術向上をいくつかの想起法を提案することで実現。アイデアはテクニックで強制的にひねりだすことができます。たくさんのアイデアを出すことができるようになれば自ずと使えそうなアイデアも。

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