ミニマリストといっても人と比べて極端にも物の量が少なかったり、買い物をしないで自給自足するような人を指しているわけではありません。おうち時間を心地よく、身軽な暮らしをするためのヒント集だと思っていただければ。
コーヒー豆を挽く儀式で 新しい1日を始める
ビカビカの朝も冷える朝も、コーヒーを自分の手で豆から挽いています。カラカラと軽快な音を聞きながらコーヒー豆をセット。たった一杯のコーヒーを育てるような気持ちでミルのレバーを回します。ごりごりと伝わる振動は寝起きの細胞を呼び起こしてくれます。腕を回すのも朝一のプチエクササイズです。最後は挽きたての香りと湯気を楽しみながら、呼吸をしているかのように膨らむコーヒー粉とお湯の反応を静かな朝にボーッと眺めるのが自分のための幸せな時間です。コーヒーを飲むだけならインスタントでもよいのですが、豆から挽くことで新鮮な香りや味わいが楽しめることはもちろんのこと、五感を研ぎ澄ませながら淹れると、気持ちの満たされ方が違います。
コーヒーを豆から挽くのはおすすめです。そんなにお金のかかるものでもないのに入れる時間と入れた後のフレーバー等満足感が得られます。コーヒーに温めたフォームミルクを入れマシュマロを投入、仕上げにチョコレートソースを入れシナモンをふりかけるなどアレンジも色々楽しむことが可能です。自宅でおうちカフェ、楽しんでみては？
20着で全てを着回す
真夏はノースリーブワンピースを1 枚でサラッと。夏は小物をつけたくなるので、ネックレスやイヤリングを合わせるだけで大人っぽいコーデ ィネートを楽しみます。
春先は長袖のロングワンピースにアウターやカーディガンを合わせて過ごしています。ワンピース4着と羽 織ものが2~3着あれば、アイテム数は少ないのに組み合わせ次第でおしゃれが楽しめます。
秋 肌寒くなり始める秋ですが、基本的には春と同じ。寒い日はインナーで 調節します。ダーク系のアウターを1枚重ねれば一気に秋の装いになります。
アウターやインナーで足していくだけの冬服。真冬はカイロやマフラー や小物で暖かさをプラス。あったかインナー系があれば、メインの洋服は春秋の格好でOK。 ずっとこの方法に落ち着いています。
なるべく洋服の数が増えないように、常に持つ服は20着弱をイメージしています。年間を通すともう少し袖を通していますが、少ない量で着回すと自然と消耗も早くなるので、季節の終わりに見直しをして手放しています。そうすることで自分の持っている量も把握できるし、クローゼットもすっきりするので、最近はずっとこの方法に落ち着いています。
お洋服の量やバリエーションが少なくても、小物の掛け算で見栄えもテンションも大きく変わってきます。もつと言えば髪型やメイク、ネイルの変化を楽しめば、かさばるお洋服を持つ量も少なくて済むと思います。ワンピーススタイルが多いので、ベルトを組み合わせてシルエットを変えたり、丈感を調整して足元とのバランスをみたり。背が低いので、なんでもインしたり、ウエストマークをして少しでもスタイルアップして見えるように工夫しています。
一目惚れで買ったお気に入りの洋服は丁寧に長く愛用して、Tシャツやパンツなどの定番の服は毎年買い換える。その日の気分で好みが変わるので、今のテンションを上げる洋服と、定番のシンプルな洋服を半々ぐらいに持つイメージです。
そうすると、ある程度のTPOにも対応できるし、組み合わせ次第でバリエーションもきくのでおすすめです。
クローゼットから溢れ出るほど衣装持ちでも結局一軍の洋服しか出番がないのではクローゼットを占有しているだけになります。空間もお金に換算するようなマインドでいるとそれが勿体無いと感じるように。使わないものを置いておく空間（物置的）は普通の家庭にとっては負債でしかありません。無駄なものは買取業者にまとめて売ってしまい小銭を稼いだら趣味などに使いましょう。
好きは我慢せず、ものには執着をせず思い切って捨てる。そうやって割り切って断捨離していくと家の中に新たな空間が生まれ生活にゆとりができます。ミニマリストに憧れる人や、丁寧な暮らしを夢見る人に向けた提案をします。
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