「男と女の謎」を解き明かし、日本で200万部、全世界で600万部、42カ国でNo.1となった超ベストセラー!なぜ男は一度に一つのことしかできないのか、なぜ女は方向音痴なのか、なぜ女はよくしゃべるのか、なぜ男は一人っきりになりたがるのか…。誰もが納得する男と女の行動の違いについて最新の情報を加えて紹介する。
同じ種なのにここまで違う?
女の役割もまた明確だった。子育て係に任命されたことで進化の方向も定まり、その任務に見あった能力を発達させていった。周辺に危険はないか監視し、家の周囲の狭い範囲を動きまわる能力を磨いた。目印を頼りに道を見つけたり、わが子にかぎらず相手の行動や外見の微妙な変化に気づくのが得意になった。女は子どもの世話をしたり、果物や野菜、木の実を集めたり、同じ群れの女たちといっしょに過ごしたりして一日を送る。食料調達の最終責任を負う必要はないし、敵と戦うこともない。家族生活をきちんと維持できるかどうかで、女の優劣は決まる。家事や子育てがじょうずだと男に認めてもらうことで、女は自尊心を満足させるのである。生命をはぐくむ秘密は女性しか持っていないので、子どもを育てる能力は神秘的なもの、神聖なものとされていた。だから動物を狩ったり、敵と戦ったり、切れた電球を交換する役目は女に期待されなかった。
働く女性が増えてくると、昔の尺度による男女の役割も変わってきて、いつか遺伝子の変異があるかも。狩をしたり、敵と戦ったりする男と子供の世話や野菜や木の実のの採集をする女性というのは段階的に役割が変わっていくだろう。子供の世話や家事も得意な男性がもてはやされるように。狩猟時代では、男は食事を終えると火の回りに陣取り燃え盛る炎を眺めたりゲームに興じたりする。現代に当てはめるとリモコンでテレビのチャンネルを変えながら寝っ転がったり、新聞を読みふけったりする様子がそれにあたるのだろう。狩猟や仕事で疲れ切った体を休め明日に備える。ここでは男女共々お互いの貢献を認め合い、男は寝っ転がっていつからといって粗大ゴミ扱いされないし、女は私は家政婦ではないと憤ることもなかった。
冷蔵庫のバターが見当たらない!?
夫「バターはどこだ?」 妻「冷蔵庫のなかでしょ」 夫「さっきから探してるけど、見つからないんだ」 妻「あるはずよ。一〇分前にしまったんだから」 夫「ないなあ。別なところに置いたんじゃないのかい。冷蔵庫のどこを探したって、バターはないよ!」 業を煮やした妻は勢いよくキッチンに入ると、冷蔵庫に手を突っこみ、まるで手品のようにバター入れを出す。世間知らずの男なら、これは何かのトリックだと思うだろう。あるいは、きみは何でも引き出しや食器棚にものをしまいこむんだから、と女をなじる。だが、靴下や靴、下着、ジャム、バター、自動車のキー、財布──ほんとうはみんなあるべき場所にちゃんとある。ただ男には見えないだけだ。女は視野の範囲が広いから、引き出しや食器棚にあるものをひと目で見わたせる。また、冷蔵庫のバターとジャムの場所など、規則性のない位置関係をちゃんと覚えていられるのは、エストロゲンというホルモンのおかげだ。男の場合、冷蔵庫をのぞきこむときに脳が探しているのはバターそのものではなく、「バター」と書かれた文字だという研究結果もある。顔の向きが少しでもずれていると、何も見つからない。だから男は頭をきょろきょろ動かして探さないかぎり、目的のものは目に入らず、したがって「どこを探してもない」ことになってしまう。
日常の風景だが男性ならこういった「バターがない」的な経験一度や二度はあるはず。洗濯されてタンスにしまわれた下着や靴下が見つかれない。出勤前の限られた時間でものが見つからないと焦ることもあるだろう。妻に聞くと「なんで、これが見つけられないの」とすぐに見つけてくる。これも男性特有の思考回路がなせるわざだろう。視野についても面白い違いがある。男性は狭い範囲なら遠くまで見えるが、女性はその範囲が左右に広く前後の距離は短い。長距離のドライブなどでは、昼間は女性が、夜間は男性が運転するのが視界の性質上有利である。
男と女のセックス
二〇代までの女は、男がやたらセックスしたがることが不満で、「身体目当て」だと男をなじる。女の性欲が男と肩を並べ、あるいは男を追いこすのは、三〇代も後半になってからだ。これは閉経前にもうひとり子どもを産んでおこうという、最後のひとがんばりなのである。だが四〇代に差しかかった男は、それまでと立場が逆転してぎょっとすることが多い。このころになると、女のほうが性欲が強いし、攻撃性も高くなっているので、多くの男がいやいや「お務め」をはたさなくてはならないとこぼす。だがそういう不満はお門違いというものだ。
僕も若い頃に多分にもれずやたらとセックスしたがる男だった。当たり前のように彼女の性欲とのギャップで「私の体が目当てなの?」と言われたこともww
男女の脳の回路の違いから、男女間の様々なギャップが克明に記された書籍。これを読めばあなたの周りの異性に対して少し理解が深まるだろう。なんでこんな事も出来ないのか?と相手をなじる前に性別による個体差を知っておくと許せる範囲も広がるだろう。
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