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出口汪の「最強!」の書く技術

「わかりづらい…」なんて言わせない!情報発信時代に必須の「文章のコツ」が学べる1冊、堂々完成!!―時代がどれだけ変わっても、書く技術さえあれば、あなたは必要とされます―本書は、個人の情報発信が当たり前になった現代における、必須の技術、「書く」をテーマに展開していく内容です。それでは、何をどのように書けばいいのでしょうか?そこで大事なことは、日本語の規則と論理を学ぶことです。これにより、文章の基本が身につくとともに、自在に自分の言いたいこと、伝えたいことが相手に伝わるようになります。

なぜこれからの時代「書く」ことが大切なのか?

僕が若い頃にはまだパソコンなんてなかったから、文章を書くのはすべて手書きだったんだ。そして、自分の文章が活字になる人は、作家や新聞・週刊誌の記者など、プロの文章家に限られていたんだよ。 確かに、そうですね。それが、今では誰もがメールやブログ、フェイスブック、ツイッター、ラインなどを利用していて、手書きではなく、デジタルデータとして文章を書くようになったよね。 私も手書きの文章って、最近書いたことないかも。ラブレターもメールでした。相手とすぐコミュニケーションがとれるって、とっても恵まれていますよね。そうだね。でも、その一方で、とても危険なことでもあるんだよ。 えっ!? どうしてですか?  デジタルデータって、実は活字と同じなんだ。手紙などの手書きの文章であれば、読み手は特定の誰かだよね。でも、活字の場合、いったい誰が読んでいるのかわからない。つまり、 今の時代は不特定多数の読み手に向けて文章を書く必要があるんだよ。 でも、メールは、特定の人に向けて書いたものじゃないんですか?確かにメールは特定の人に向けて書いたものだけど、それがデジタルデータである限り、もらった人が誰かに転送している可能性もある。

ちょうど僕らの世代から、大学のレポートをデジダルデータをコピペするだけで提出するような学生が増え始めた。僕は提出さえせずに単位を落としまくって中退したのでそれ以下だがww 最近ではSNSの普及によって、デジタルデバイスで「書く」ことが増えてきた。昔のある特定の人への手紙のようなものから、不特定多数の人に読まれる文章が増えてきたのではなかろうか。LINEの会話でさえ、注意して書かないと、スクリーンショットを取られてみんなと共有されてしまうので注意が必要な面倒臭い世の中に。

「物」より「情報」を売る時代

これからの時代は「物」を売るよりも、「情報」を売る時代になる。音楽だって、今やCDよりもダウンロードの方が主流だ。 確かに、音楽はほとんど携帯でダウンロードしています。簡単ですしね。だから町には、昔でいうレコード屋さんがどんどんなくなっているよね。つまり、「物」を売るレコード屋さんではなく、「情報」を売り買いするインターネットサイトやアプリがビジネスの中心となっているんだ。では、ハルカちゃん、その「情報」には、音楽以外にどんなものがあると思う? え〜と、映画、アニメ、写真とか……かな。うん。それらは音や映像が中心だね。それらのコンテンツを制作しようとしたら、楽器や機材などをそろえるためのお金が結構かかるし、特殊な才能や訓練も必要になる。 う〜ん確かに。私にはそんな才能ないからできません。それに対して、電子書籍、有料メルマガ、情報教材などはどうかな? あっ。先生、だんだんわかってきました。電子書籍とか有料メルマガは、全部言葉です。大きな資本は必要ないし、いったんコンテンツをつくってしまえば、あとは無限に生産することができるんですね。その通り!つまり、「情報」の中でも「言語情報」はお金がかからないし、誰でも生産することができるんだ。 誰でも扱える言葉がお金になるなんてすごいです! うん。だから、今の時代は物よりも、言葉で「情報」を生産、販売する方がはるかに効率的だ。今まさにビジネスの世界では、産業革命に匹敵する革命が起きているんだよ。

最近だとファストファッションなんかで流行を消費する速度が今までより早くなってきている。僕のようなおじさんが流行り物だからといって手を出そうもんなら、まだ〇〇着てるの!?もうオワコンじゃんなどと若者に指摘されたりするわけだ。大量のアイテムを安く購入し消費する行為は僕らの世代でなくてもエシカルの観点から問題があるように感じるのだが皆さんはどうだろうか?あなたの着ているその服は、不当に安い賃金で縫製の仕事についている人々によって作られているんだよ。

一冊のノートで文章力を鍛える

まず一冊のノートを用意する。なるべく厚めの方がいいかな。 用意しました!早いね。大切なことは、左ページと右ページを厳密に分けること。左ページは読んだ文章の要約文。だから、できるだけ自分の言葉ではなく、筆者の言葉でまとめること。右ページは自分が考えたこと。だから自分の言葉でメモをするんだ。 筆者の考えたことと、自分が考えたことを、ごちゃ混ぜにしないということですね。その通り。ここで大切なことは、何をストックするか、だ。何もかもストックノートにまとめようとする人がいるけど、あまり欲張ると長続きしない。たとえば、新聞記事でもいいし、一冊の本なら、小見出し段落ごとに、ストックしたい文章を選んだ方がいい。 本を読んでいると、いい文章だなって思うことがよくありますけど、書き留めておかないから、すぐ忘れてしまってました。いつもストックノートを持ち歩いて、忘れたくない文章に出合ったら、素早くそれを要約するといいよ。そして、「環境問題」「日本文化」など、自分で小見出しをつけるといいよ。

「書く」ことがスキルとして重要になってくる時代。文章を書くコツのようなものをどう手に入れるかが書かれた書籍。先生と生徒の対話方式でわかりやすく書かれており、無理なく書く技術について学べます。

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