最近コンサルタント多すぎじゃね?この著者はコミュニケーションを中心に教えているらしいけど、効果のある人とそうでない人でムラが出るのがこの手の指導法。偶然効果が上がった受講者が神のように先生と崇め祀るもんだから一向に需要は減らないのかなと思う。誰でも簡単に身につけられるものはすぐに陳腐化するスキルということ。
伝わるための3つの習慣
声は小さいより大きいほうがいいし、話し手の目が泳いでいると聞き手は不安になります。落ち着いてゆっくり話すのも、自信なげに話さないというのも、会話においてはともに重要な要素。ただし、そういう〝話し方〟を改めれば、話が伝わるようになるかといったら、必ずしもそうとはかぎりません。たとえば、立て板に水のごとき鮮やかな口調で商品説明ができるのに、さっぱり売れないというセールスマンは世の中にごまんといます。話し方には何ら問題はないのに、なぜか商品のよさや買ったらこんなにメリットがあるということを伝えることがうまくできない。つまり彼らの場合は、〝話し方〟が伝わらない理由ではないのです。伝わらないのは話し方だけの問題ではないのなら、ほかにどんな理由が考えられるのでしょうか。さあここでも、分解して考えてみます。 こちらの図 を見てください。 パッション→あたまとこころのギャップをなくす→バリアをなくす→理解&共感→納得→一致「伝わった!」まずは「伝えたい!」というパッションがあるかないか。「伝えたい」という意欲もないのに、なぜ伝わらないのかなんて論外。「こんな大切なことなんだから、伝えたい!」という気持ちになるくらい、伝える対象を大事に見つめてください。伝えたい気持ちがあるという前提のもと、次に必要なのは発信する「はなす習慣」。「はなす」だけでキチンと伝わればOKです。でも、伝わらない場合がありますよね。そんなとき、次に必要なのが相手の話を「きく習慣」。一方的な発信だけでは、相手に伝わらない場合、 相手に発信を促し、相手からの発信を受け止める 必要があります。このように「きく」という双方向の対話を通して、メッセージが伝わればOK。でもまだ伝わらない場合があります。「はなす」「きく」といった対話を通しても、まだ伝わらない。この場合に必要なのが「みる習慣」。お互いの思い込みや先入観が、「伝わる」邪魔をしていることがあります。
コミュ障の僕にとっては会話が何よりの困難。一言二言口から出るとそれ以降の言葉が思いつかない。頭の中では浮かんでいたとしても発声できないのだ。まずは伝えるために言葉を発する努力が必要ということか。どうしても相手に伝えたいことがある場合でもなかなか言葉にできないのがたまに傷。反応が鈍いので誤解を招く場合も。
伝わるための「はなす」習慣
思いついたことを端から口にしていけば、わかってもらえるだろうと思ったら大間違い。相手の「あたまのギャップ」に気がついていないことになります。こちらが伝えたいことを相手に理解してもらうためには、相手が理解しやすい話し方をする必要があります。何を話そうとしているのか、どういう順番で話そうとしているのかがわからないまま話が続くと、聞いているほうはうんざりです。日常生活で、いきなり「犬について話してください」と聞かれる機会はそうはないでしょう。でも、たとえば会議の席上で突然、新しい企画について意見を求められたり、たまたま同じエレベーターに乗り合わせた役員から最近の若者の流行を尋ねられたりといった、数秒で自分の考えを簡潔にまとめ、的確に相手に伝えなければならない状況は、誰もが頻繁に遭遇します。そういうときに、「えっ!? 私ですか? え~っとですね……」とあたふたしていると、日ごろからいい意見やアイデアを持っていても相手に理解してもらえず、損をしてしまいます。これではもったいない、残念です。 唐突に話をふられたら、頭が真っ白にならないように、次の3つを覚えておいてください。 ①話の主旨を先に決める ②構成を考えて話す ③相手につながる言葉で締めくくる。
相手が理解しやすい形で会話をすることを心がけるといいというが、自分が完全に理解していないことを説明するのは難しい。なので知識を溜め込もうとするのだが、そうすると専門用語とかばかり覚えてしまい、かえって説明がわかりにくくなる事態に。専門用語を普段の言葉に置き換える技術も相手の理解をうむ必須スキルなのかも。
伝わるための「きく」習慣
質問には「クローズ」と「オープン」の2種類あることも知っておいてください。クローズ質問とは、「あなたは公務員ですか?」「お寿司は好きですか?」のように、それを聞かれた相手が「はい」「いいえ」「わかりません」とひと言で答えられるもの。また、5W1Hのように、「1万円です」「ドコモです」のように、単語で応えられるものも含まれます。一方、「ケータイをどう思いますか?」「いまの気分は?」のように、文章で答えなければならないものがオープン質問です。質問が上手な人というのは、まず相手の答えやすいクローズ質問でリズムをつくって相手に近づく。キャッチボールで対話のリズムをつくる。そして、もう少し深く知ろうとするときに使うのが、オープン質問。徐々にオープン質問に移っていきます。 相手の深い話を引き出す前に、答えやすい状況をつくっておく のです。ところが質問が下手な人は、いきなり「いま、どんなことに不満を感じていますか?」「来期の経営課題を教えてください」というようなオープン質問から入ってしまいがち。仮に、本当に聴きたいのがそういうことであったとしても、これでは「いきなりそんなことを言われてもわからないよ」「なんであなたにそれを言わなければならないの」となるのがオチです。 むずかしい質問に答えるには、相手にも準備が必要。選択肢を用意して少しずつ、相手の考えをクリアにしていく。こういうふうに質問をしてもらえると、自分の考えが明確になり、整理されるのでとてもうれしいものです。
僕は喋るのは苦手だが相手の話を聞くのは得意。たまに自分の考えを発しながら、いい具合に相手から発せられる言葉をただ聞いてあげる。女性のオチも中身もないたわいも無い話でも永遠と聞いていられるので特殊スキルかもしれない。
コミュニケーション力を鍛えるための3つの習慣。自分に何が足りないのかコミュ障気味の方が読むとなかなかハードルの高い内容となっておりますが、「確かに」とうなずける内容です。
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