「トップダウン式整理法」を使って短時間で多くの用事をこなし、ついでに達成感を味わうための6つのステップを紹介。「トップダウン式整理法」は脳科学の知識に基づくものだ。脳や思考や行動、感情を整理する仕組みについて驚くべき新たな洞察が得られている。今では最先端の脳スキャンや神経画像検査で、様々な状況への脳の反応を実際に「見る」ことができる。思考を整理し、仕事や同僚、家族、自分自身に対する日々の接し方や考え方を根本から変えることにより、生活全体を整理するための処方箋。
①動揺を抑える
効率的なできる人間は、自分の感情を意識しコントロールできる。不安・悲しみ・怒りといった、心の動揺を素早く手なずけられれば、それだけ早く仕事を終えられ、気持ちよく過ごすことができる。
具体的にどうするか
- 生活の中での平静と同様のパターンに気づく
- とにかく行動する
- 興奮状態の根本的な原因を探る
- 外的な原因を排除する
- どう対処するかは、自分で選べる
- やる気の炎をかき立てる
- 思いついたアイデアを試してみる
- 動揺を抑えるスキルを身につける
- 自分の小さな進歩をほめる
例えば、メールソフトを使っていると、受信ボックスの中身がプレビューで表示され、気になってしまう。今やっている仕事に専念しなくてはならないのにだ。必要な時に、集中して手際よく仕事を片ずけられるのが思考が整理された人。仕事を中断する際にはすぐに切り替えや元の仕事に戻る際の工夫が必要。読んでいる資料に付箋を貼ったり、ワード文書の読んだところまでハイライトをつけたり。
②集中力を維持する
集中力は、思考の整理に欠かせない土台である。自分のやるべきことに注意を向けるための、目的志向型の集中力を高める必要がある。
具体的にどうするか
- 自然に集中できることを見つける
- フロー体験を存分に味わう
- 今この瞬間を意識する時間を作る
- 自分の強みを理解する
- 何事もフロー体験に変える
- 集中した後は一定のスパンで脳を休ませる
- 些細なことを満ち足りた体験に変える
- 余計な刺激への対処法を学ぶ
- 瞑想など集中力を鍛えるトレーニングをする
- 時にはぼんやりする
ドアを閉め、スマホとパソコンの電源を落とせば、静かな環境で作業できるだろう。しかし、どんなに努力しても、余計な刺激というものはやってくるもの。余計な刺激に注意を削がれたら、それは内面に意識を向けろというサイン。そんな時は今この瞬間の体験に意識を向けよう。
③ブレーキをかける
外部からの刺激に対する反応と衝動を抑制する、脳のブレーキ機構を使いこなすことで、やるべき作業に集中できる。人間は抑制を通じて周囲に適応し、今やる必要がない行動を中止できる。
具体的にどうするか
- 思考と感情の力を合わせる
- 理性と感情を対話させる
- 自分を知る
- 運動、睡眠、栄養でエネルギー不足を防ぐ
- 日常のピンチを訓練として活かす
- 深呼吸など自分なりのブレーキのかけ方を見つける
- 衝動と向き合い仲良くする
時には、何もアクションを起こさないのが最善という場合もある。カフェで1〜2分列に並べば、どのみち暖かいコーヒーとマフィンにありつけるし、相手の話を最後まで聞いた方が、向こうもこちらの主張に耳を貸すだろう。周囲からの要求を退け、自分の反応を制御し、満足を先送りする能力は、成功に欠かせない重要な要素だ。
④情報を再現する
脳には、新たに仕入れた情報が目の前から消えても、その情報を脳内に再現しそれを処理する能力がある。これには脳内の作業スペースというべき作業記憶がかかわっている。この記憶は仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面で必要とされるとても実用的なものだ。
具体的にすべきこと
- しっかり睡眠をとる
- 寝る前に覚える、反復する
- 普段読まない類の本を読むなど、新しいことを学ぶ
- メモに書き留める
- 誰かと議論をする
- 身ぶりを交えてしゃべる
- ウォーキングなど定期的に運動する
ウォーキングなどの運動は若年層の記憶にも良い影響を与えることがわかっている。20分間の散歩で心臓を鍛えて脳への血流を増やせば、脳に非常に良い効果を与えられる。頭がもやもやしたら外に出て運動してみましょう。淀んだ頭をスッキリさせ記憶力を高められるでしょう。
⑤スイッチを切り替える
脳は同時に2つのことを進めるマルチタスクには向いていない。むしろ、ひとつの物事に深く集中する一方、早急な対応が必要と判断したら素早く注意を転換し、新たな対象に前と同じだけの集中力を発揮する力、注意転換能力を備えている。
具体的にどうすべきか
- 思考のフットワークを軽くする
- 意識的にサイロを破壊する
- ストレッチなどで体を動かし頭をスッキリさせる
- 新たな状況の良いところを探す
- 適切な判断をする
- マルチタスクをしない
- 自信を持って新たなチャンスに飛び移る
生産性を上げるのは「スイッチの切り替え」でありマルチタスクではないという。デジタル機器が溢れる世の中、多様なチャンネルを介して大量の情報を処理する場合も見本的には切り替えが大事ということ。タスクの切り替えでひとつの物事に集中を。
⑥スキルを総動員する
思考を整理する法則1〜5で学んだスキルを全て実践し連携させることで、脳の資質を最大限生かし、目の前の問題を解決することができる。
具体的にすべきこと
- 自信がある得意な分野一つから始める
- 信念を持つ
- なんでも挑戦と考える
- 人生の絶え間ない変化を受け入れる
仕事、家族、人間関係、健康など、絶対成功させたい分野や地震のある分野をひとつ選ぼう。思考を整理する法則や様々なツールへの理解が深まった今なら、その自信も高まっているはずだ。だからと言って、手強そうな問題を無視するわけではない。そうした問題も、時が来れば取り組んでいけるはず。それが成功を生んでいくのです。
思考を整理する6つの法則で脳のスキルを磨いてみては?
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