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0.1秒で人生が変わる偉人の名言100の穴埋めドリル

人は5歳までに1日20回、5年で3万6000回、「ダメ」と言われて過ごす。そんな無数の否定的な言葉を浴びる代わりに生活習慣を身につける。先が見えないとき、あきらめそうなとき、大失敗してしまったとき、自信を失ったとき、自分を責めてしまうとき、偉人100人が逆境から立ち上がり成功を勝ち取ったパワーワードがあなたの心を一瞬で変える。

先が見えないとき

人間は小さなことで怒るようでは大業は成就しない。

ーー江戸時代の国学者 塙保己一(1746〜1821)

江戸に出てきた当初、保己一は学問ではなく、按摩、はり、音曲で生計を立てようとしていた。しかしうまくいかず自殺まで考えたという。死ぬ直前に助けられた彼は学問への情熱を伝え、3年たって見込みがなければ国許に帰るという約束の元学問の道へ。そんな彼が残した言葉だが、世の中に疲弊へ不満はあるものの、怒りをあわらにすることはない僕は大業を成就できる!?いずれにしろ怒りっぽいのはマイナスに働くことが多いということだろう。

チャンスは準備のないものには微笑まない。

ーーフランスの生物学者、細菌学者 ルイ・パスツール(1822〜1895)

言わずとして知られる「近代細菌学の祖」と称される人物。フランスのパリにある生物学・医学研究を行う非営利民間研究機関、ルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し、1887年に開設したのパスツール研究所が有名。TVCMでもその名前がちょろっと出てくるので知っている人も多いだろう。この言葉はチャンスを待つ際、それ相応の準備をしていなければせっかくのチャンスをふいにしてしまうということ。

チャンスに出会わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである。

ーーカーネギー鉄鋼会社創業者 アンドリュー・カーネギー(1835〜1919)

アンドリュー・カーネギーはアメリカのカーネギー鉄鋼会社を創業。1980年代には世界で最高益を出す会社となる。手元に得た膨大な収入は多方面の慈善活動に役立てた。チャンスは意外にみんなに平等にやってきているが、それに気づかずスルーしてしまう人が多いということだと理解すればいい。しかし、これは成功した人の言葉であり、自分には何のチャンスも訪れなかったという人もいるだろう。そんな人は勉学を続け、精力的に仕事をこなすなどチャンスに対する準備が足りないのだろう。

仕事は探してやるものだ。与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。

ーー天下統一の礎を築いた武将 織田信長(1534〜1582)

これは働く人に限らず万人に言える名言だ。趣味の世界でも自分で見つけたものは長続きしたり、ハイアマチュアやプロと呼べるレベルに達したりすることも。閉塞感漂う現代では、何か光るものを自分で見つけてそれに心血を注げば、やがて身を結ぶことだろう。しかし、最近では昇進や、やり甲斐などいらないから、残業代くれという切実なことを言う人が話題になったりしている。雑兵は扱いやすい(給料が安い)ので雑兵なわけで、仕事を無理やり作って残業代をせしめるのは、後々会社の不利益につながることもあることに留意しなければならない。

あきらめそうなとき

仕事でアイデアに行き詰まると、できる人はトレンドのを考える。そこに必ずトレンドに置き去りにされたマーケットが存在するからである。

ーー堀場製作所創業者 堀場雅夫(1924〜2015)

社是は「おもしろおかしく」の堀場製作所創業者。

  1. イノベーター(Innovators:革新者):
    新し物好きで冒険心旺盛。2.5%。
  2. アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
    オピニオンリーダーとも呼ばれる。流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断。他の消費層への影響力が大きい。13.5%。
  3. アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
    ブリッジピープルとも呼ばれる。比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。34.0%。
  4. レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
    フォロワーズとも呼ばれる。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。34.0%。
  5. ラガード(Laggards:遅滞者):
    最も保守的で。流行や世の中の動きに関心が薄い。そのためイノベーションが伝統になるまで採用しない。16.0%。

アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にはキャズムの谷(市場の16%程度=クリティカルマス)がありそれ以降爆発的な伝播力となる。最近ではパンケーキや、かき氷などがその一例。遅れてきて店を構えてもそれなりに需要があるのが現状。トレンドに乗って荒稼ぎした後は撤退なんて寂しい現象が怒らないか少し心配ではある。スターバックスなども数年前と比べ顧客満足度ランキングで下位に下がってしまうと言う現象が起こっているが、不思議なことにブランド力はまだ継続して持っているようだ。レイトマジョリティ以降をターゲットにして営業を続けているんだと思う。

偉人の名言を穴埋め方式で何が入るかドリル形式で遊びながら読んでいける作りになっている。自分だったら、穴に何と言う言葉を入れるかと、考えながら読むと面白いです。

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