人を魅了する「大人の色気」を醸し出す63の方法とは？

2020年12月30日

男には、年齢とともに「大人の色気」がついてきます。「大人の色気」がある人には、余裕があります。その微笑みは、人を魅了します。部下や後輩、周囲の人たちからはリスペクトされます。年配の人や子どもからも人気があります。ビジネスシーンやプライベートでも大きな差となってあらわれます。まじめな人は色気を「ワル」と考えてしまいます。しかし、そうではありません。色気は「品」のド真ん中にあるのです。品があるから、見る人に色気が伝わるのです。

1.色気を出そうとしたら、いやらしいと言われた人。
2.色気のあるお手本がまわりにいなくて、色気がわからない人。
3.おじさんではなく、大人になりたい人。

もしこのように感じているなら、ぜひ、本書をお読みください。人を魅了する「大人の色気」を醸し出す63の方法を伝授します！身近な人、大切な人に「大人の色気」をつけてほしい、そう感じている人にも役立ちます。

余裕とは、利他的になれることだ。

色気は、余裕から生まれます。自分の周りに「自分の利益」という領域があります。その端に壁があります。壁の内側の利益を守ろうとするのが「余裕がない」ということです。「余裕がある」というのは、自分の利益の外側に出ることです。自分の利益を犠牲にして、他者の利益を優先するのです。余裕が生まれた時に、色気が出ます。「私が私が」と、自分が目立ちたい人には色気は出ません。誰でも自分が目立ちたいし、他者評価が欲しいと思っています。その中で、余裕のある人は、自分を犠牲にして、他の人を立てられるのです。

利己的な集団と利他的な集団があった時に生き残るのは利他的な集団であるというのが歴史に裏付けられた事実です。利己的な集団では、怪我をした人を足手まといだという理由で置いていきます。そうした結果、利己的な集団は絶滅しました。足手まといな怪我人を見捨てず連れて行った利他的な集団が生き残ったのです。色気と利益は、相反するもの。色気を出したければ、周りの人を色気があるように見せてあげること。周りをかっこよく見せようとする人には色気があります。自分が褒められたいがため行動する人より、他の人を褒めている人の方がかっこいいのです。これが利他的な行動が色気に結びつく理由です。

色気は、清潔感から出る。

勘違いしている人は、何かをのせようとします。塗ったり、匂いやアクセサリーをつけたり、何かを付け加えることで色気を出そうとします。これは逆です。清められた状態の中に、色気があるのです。男性は、香水の香りより石鹸の香りのする女性が好きです。石鹸で清められた状態に、色気を感じるからです。石鹸の香りは清潔感を表しています。にもかかわらず、自分をゴテゴテ塗ってしまうという逆のことが起こるのです。

シミのついたブランドのネクタイ、レンズが汚れたメガネ、カード類でパンパンになった財布、これらは長年使い続けたことによって汚れているわけですが、女性は目ざとくチェックしていると思っていた方が良いでしょう。ブランド物など高価なものでもヨレヨレになったりしていては、その価値も半減どころか相手に悪い印象を与えることに。経年変化を楽しむような財布でもきちんと手入れして使わないとただの汚い財布に格下げされてしまいます。カード類で一杯になった財布もスマートとは言えません。最近ではスマホ決済なども普及しているのでうまく活用して、財布の中身をスマートに保つことが大事。僕は財布がへたる原因となる無駄なカード類や小銭は一切持ち歩きません。その結果、財布の寿命も伸ばすことに成功しています。用もないプラチナカードを自慢げに持つよりも、財布を綺麗なまま使っている方が格段に良いと思います。

色気は、夜でなく、日中に生まれる。

色気が出るのは、太陽が出ている朝と昼です。色気がある人は、夜はウロウロしません。夜のクラブ活動の中では、色気はつかないのです。なんとなく「夜の方が色気が出る」と思いがちですが、それは大きな勘違いです。これは色気とワルとの混同が起こっているのです。本来の色気は、もう少し昼間的活動の中にあります。色気のある人は、昼間に会う約束をします。一方で、色気のない人は夜に会う約束をします。同じ夕方でも、色気のある人は、遅くとも6時という早い時間帯です。色気のない人は立ち上がりが遅いので、8時集合とかになるのです。

僕の場合、病気のせいもあり、人混みが苦手。なので必然的に街に繰り出すのは午前中の早い時間帯となります。カフェに入って甘いものを食べるのも開店直後だし、一時間ぐらいゆっくり読書したら、あまり長い時間席を占拠するのはお店に悪いので早々に立ち去ります。歯医者や美容院、病院なども全て午前中に予約を入れます。人が多くなる夕方ごろは家で過ごすことが多いです。

色気はどのようにして醸し出されるのか？63項目に及ぶ色気チェックができる書籍。あなたはいくつ当てはまるか。自分は大人としての色気を本当に出しているのかがわかるようになっています。