世の中には嘘が蔓延っています。そういう僕もSNSでは実際の自分を盛って表現したりしています。実際にこの人の言っていることは本当か?嘘やハッタリでないのかを心理学により見極め丸裸にする書籍。これであなたも盛った人間を見分けて本質を見極めるだけの眼力が身につきます。
あなたはウソをついている?
一般常識で考えてみると、ウソ = 本当ではないこと、という感じでしょうか。また、ウソ = 悪いものとも考えられています。人をだまして金銭を奪い取ったり、気持ちを傷つけたりといった、ウソの悪い面を知らない人はいないでしょう。確かに、私たちはウソ = 悪いものと繰り返し教え込まれて育ちます。幼い頃、「嘘つきは泥棒のはじまり」「嘘ついたら針千本飲ます」などという言葉で、正直であるよう親や教師にしつけられたことがあるはずです。もっとも、そんなしつけもむなしく、大人になると皆等しくウソをつくようになるのですが。あらためて考えてみると、実に不思議なことです。続いて、辞書におけるウソの定義も見てみることにしましょう。 『大辞林』(第二版、三省堂)によれば、ウソとは「事実を曲げてこしらえたこと」「本当でないこと」「偽り」などと定義づけられています。この定義に従えば、昨今メディアを騒がせている企業による不正も、多くの場合、ウソのひとつに数えられるでしょう。
一括りにウソといっても色々なウソがある。大人になる過程でウソがない生活を送っている人は皆無だろう。そんなことない私はウソをついていないという人はそれ自体がウソということになるだろう。そう、ウソというのは身近であって日常的なもの、Instagramのキラキラした写真も飲み会を断る理由も嘘も方便である。
あなたのついたウソの経験を教えてください
(1)「予防線」のウソ…… これから予測されるトラブルを避けるためにつくウソ。たとえば、相手からの誘いを断るために、「その日は予定が入っている」とウソをつくようなケースです。
(2)「合理化」のウソ…… いわゆる「言い訳」のためのウソです。約束を守れなかったときなどに、批判を避けるためにもっともらしい理由をつけるケースなどがこれにあたります。
(3)「その場逃れ」のウソ…… 何かをしたかどうか問われたときなどにつく、一時しのぎのウソがこれにあたります。
(4)「利害」のウソ…… おもに金銭が絡む状況で、自分に有利なかたちに持っていこうとしてつくウソです。
(5)「甘え」のウソ…… 自分を理解してほしい、また擁護してほしい、という目的をもってつくウソです。
(6)「罪隠し」のウソ…… 自分が犯した罪を隠そうとするときにつくウソです。
(7)「能力・経歴」を偽るためのウソ…… 自分の立場を相手よりも優位に置こうとするときにつくウソです。
(8)「見栄」のウソ…… 自分をよく見せたいと思ったときにつくウソです。
(9)「思いやり」のウソ…… 相手を傷つけまいとしてつくウソです。
(10)「ひっかけ」のウソ…… 冗談やからかいなどがこれにあたります。それがウソだとわかっても笑って済ませられるようなウソです。
(11)「勘違い」のウソ…… これは、本人にウソの意図がないケースです。いい間違いや勘違いのせいで、結果的にウソになってしまった、というものです。
(12)「約束破り」のウソ…… 一度した約束を、意図的でないにしろ守れなかったときに生じるウソ。友だちと映画にいく予定だったのに、急な仕事が入ってしまいキャンセルした、などがこれにあたります。
僕の場合その場逃れのウソや見栄のウソが多いだろうか。SNSなどで自分をよく見せようとしてありのままの自分を偽ったり、人に責め立てられた時、苦し紛れにウソを放ったり。見破られていることも多くそういった場合は恥ずかしい思いをするのですがww
ダイエット広告にみる巧妙なテクニック
たとえば、ウソはついていなくても、それを聞いた人が誤った解釈をするよう意図されているときは、どう考えるのがよいのでしょうか。ダイエット食品の広告などはその典型的なものです。ご存知のように、ダイエット食品の広告には派手な文字が躍っていますが、「必ず痩せる!」と豪語するものはありません。多くが、実際のモデルの写真を出し、「私は ○○ kg 体重が減った」という言い方をしています。その理由は簡単。「 ○○ kg 痩せる!」という表現は禁止されているからです。ダイエット食品の効果には大きな個人差があるので、「 ○○ kg 痩せる」という表現は明らかなウソにあたるのです。一方の「 ○○ kg 体重が減った」という表現は、ある人が痩せた事実を伝えているだけですから、ウソではありません。事実と異なる情報は含まれていないからです。とはいえ、見た人の多くは「私も同じように痩せられるかも」と期待することでしょう。「 ○○ kg 痩せる!」という直接的な表現の広告を見たときと同じような反応を示すのです。もちろん、広告主はそこまで期待して広告をうっています。
痩せ薬のようなサプリメントは世の中にゴロゴロあります。現れては消えしていて、やはり効果が薄いので、長年支持されることがない。効果がてきめんだったらベストセラー消費品になって長きにわたり市場を席巻しますよね。僕が一度試したサプリメントは下痢になるだけの粗悪な代物でした。
ウソやハッタリがはびこる世の中でこの人の言っていることは本当か?という疑問が生まれてきます。そんな兆候を察してウソを見抜くためにウソを大解剖!心理学でウソを紐解いていきます。
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