きちんと栄養さえ取っていれば食べなくても健康は手に入ります。「ちゃんと食べないと健康に悪い」というのは昔の話。いまは「食べないから健康」が常識。医師やスポーツ選手が実践する超少食健康法を紹介します。
一日一食で元気な人もいる
1日1~2食にすると、はじめのうちは、空腹を感じることがあるかもしれない。
しかし、空腹の時こそ、白血球の力も増し、免疫力も倍増するのだから、空腹になったら、次のように「思う」とよい。
この空腹が、免疫力をあげて、病気を防ぐ
この空腹が、免疫力をあげて、病気を治す
この空腹が、老いを防ぎ、若さを保つ
この空腹が、ボケを防ぐ
この空腹が、運を開き、幸運を呼び込んでくれる
それでも、耐えられない空腹感が続くなら、チョコレートや黒糖、黒アメや黒砂糖入り生姜紅茶を飲み、糖分を補ってやるとよい。意外に思えるかもしれないが、「空腹感」とはお腹=胃腸が「空っぽ」なので起こる症状ではなく、血糖が下がった時に、脳の空腹中枢が感じる感覚なのだから。 「1食でも抜かすと、大変なことになる」と思っている人たちや、健康をそこねるという警告を発する医学者や栄養学者がいるが、それは、単なる感情論にすぎない。
日本で一番力を出さないといけない職業の人は「力士」であるが、彼らは朝から一口も食べずに、3~4時間にわたる猛げいこをする。食べると胃腸に血液が集中し、手足の筋肉への血流が少なくなり、力が入らないからである。力士の生活からしても、「朝食を食べないと力が出ない」ということは、必ずしも正しい、とは言えないことになる。
そもそも、人類300万年の歴史のうち、ほとんどの期間を「空腹」で過ごしてきたのだから、人間の体は、「空腹」には、慣れている。逆に、「満腹」に慣れていないからこそ、メタボリック・シンドロームや免疫力低下からくるアレルギー、自己免疫疾患、ガン……などの万病、奇病に悩まされているのである。
空腹と血糖の関係を理解していればそれを間食などで過剰に摂取することなく空腹を撃退できる。元々人間に備わっている機能として空腹の方が親和性が高い。満腹の方が異常なわけです。病気に直結しがちな満腹を避けることで健康を保つことができるのです。
あわせて実践したい健康法
50 年前は、子供の平均体温が約 37・0℃、大人のそれが約 36・8℃もあった日本人の体温が最近低下している。私のクリニックでは、外来の新患さんの体温を必ず測っているが、高い人で 36・2~3℃、ほとんどの人が 35・0℃台と 50 年前の体温に比べて約1℃下がっている。
前述したが、1℃体温が下がると、免疫力は 30%以上低下するし、逆に平熱より1℃上がると免疫力は一時的に5~6倍になる、とされている。
ここ 35 年間で、医学は長足の進歩を遂げ、医師の数も約 13 万人から 29 万人と2倍以上に増え、しかも医療費を毎年 36 兆円も使いながら、ガンをはじめ、心筋梗塞、アレルギー疾患、自己免疫疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、SLE、特発性血小板減少性紫斑病……)、うつ病はじめ、種々の精神疾患が増加している大きな背景に、この低体温化があるのは間違いあるまい。まだ、「西洋医学」では、気付いていないようであるが。
日本人が低体温化した原因として、マイカーや交通機関の発達、掃除機や洗濯機など電化製品の普及により、人体最大の産熱臓器である筋肉を使うことが少なくなったこと。
基礎体温が下がり、産熱量が低下する夏に、さらにクーラーで、ガンガン体を冷やすこと。
若者を中心に、湯船に入らずシャワーだけですます入浴をする人が増えたこと。
体を温める作用の強力な塩分を悪者にした極端な減塩食が、日本全国に行きわたったこと。
血液をさらさらにするという大義のもと、水分を無理して摂っている人が多いこと。
食物の健康的な摂取の基本は身土不二、つまり、今、住んでいる土地にできる旬のものを摂る、というのが原則であるが、今の日本では、食物の大半を外国から輸入し、しかも、その中には、体を冷やす食物も多数あること。 ……等々があげられる。
西洋医学や栄養学は、食物を焼いて、水温を1℃上昇させるカロリーを1キロカロリーとし、「食べると体を冷やす」食物や逆に「温める」食物が存在するという考えは全くない。
平均体温と免疫力の関係で言えば、僕は勝ち組?平均体温が高く、風邪をひいても38℃以上になるまで全然平気で活動できます。空調は使いがちですが、湯船に浸かる習慣もあるし習慣的にはさほど悪くない。
一日一食とか少食な習慣が与える良い影響について書かれた書籍。なるほどなと思うこともあるが、毎日の食事が楽しみな人にとってはきつい健康法かと(笑)
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