先のことが不安で一歩を踏み出せない人へ、今すぐ言い訳をやめ一歩でも先へ進もうという趣旨で書かれた書籍。意見が違う人との議論ではこのようなことを書いている。
「お互いの価値観が異なっていることがわかる」というのは、とても大事なことだ。なんとなくわかったふりをして終わるのと、たとえ自分の価値観と違っていても、しっかり相手の意見を聞くのとでは、どちらが「相手のことを知る」ことになるだろうか。
こうやって「価値観や意見が違うこと」が分かることが大事としている。
できないことの言い訳をやめる
「リスクがあるからできない」と思っているものは、きっと「やる必要がないもの」だ。今、自分が手にしているものを捨ててまでやる気になれないなら、結局、そういうことなのだろう。
だったら、愚痴など言わず、今のままでいればいい。
アドラー風に言うならば「今のままでいる」という目的のために、「リスクや不安といった感情」を作り出しているのだ。僕もブログを始める時、内容に対してネガティブな反応ばっか来たらどうしようとか考えたけど、実際やってみるとそうでもなく、始めたばかりのブログにコメントなんかほとんどこない。唯一きたのが、書評サイト(本が好き)へのお誘いだった。(これはポジティブな反応)今までやったことがないことに挑戦するのはバンジージャンプをするようなものとこの本にも書かれているがそのとうりだと思う。ロープを巻いて飛び降りるだけ、誰でもできるのである。言い訳をやめると、すぐに体が動くようになる。
世間を気にしない
実際には存在しない「世間」などというものを気にする必要はまったくないのだ。
人間なんて誰でも一緒。ちっちゃなプライドで、身動きがとれなくなってしまう。本当に「あなたのことなんて、誰も見ていない」のだから、気にせず、言いたいことを言って、やりたいことをやればいい。
僕は統合失調症にかかってから、10数年になるが、今までずっと世間を気にして病気でいることが恥ずかしかった。小さなプライドが邪魔していたのだ。しかし、ブログのプロフィールを書く時、精神病患者であることを公表し(本名や無職の引きこもりであることも)気持ちも少し前向きになってきた。
情報の量が質を作る
今の時代、情報源が沢山ある。書籍はもちろん、ニュースキュレーションアプリやSNS等、これらの情報のシャワーを常に浴びることで、生活の質が大きく変わってくるというのが著者の主張。少しでも安いものを買おうとしてスーパーや量販店を何件も回るのは費用対効果が悪い。ネット通販でポチッと済ませた方が良い。最近では注文した商品が翌日には届く、輸入品でも1週間かからないぐらいだ。洋服なのでも無駄に実店舗に行って、いらん提案をされたりするよりサクッとネットで済ませた方がよいと思う。(サイズが合わなくて返品など手間がかかってしまうこともあるが、ちゃんと自分のサイズを測ればぼぼ大丈夫)
チャレンジするためのハードルが低くなった
やりたいことを見つけて、ノリとフィーリングでチャレンジするだけ。
むかつく人やいらっとする人もいるけど、それだけのこと。自分の人生には何の関係もない。
確かに「やる」か「やらないか」だけで「やりたい事やっちゃう」の方が楽しいし、新たな視点や視界が開けたりするので、チャレンジするのも悪くないと思った。
【サブスク】 Kindle Unlimited
僕が利用している読書コミュニティサイト
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