片付け大好きの人から苦手な人まで誰もが綺麗に整った空間で過ごしたいはず。片付けられなかった過去をもつ著者が自分にあった収納法を見つけたことで整理整頓された状態が長く続く方法を見つけた!
本の片付け
表紙を見て、内容を思い出せない本は手放す
本も衣類と同様、まずはすべての本をあらゆる場所から一か所に集めます。そして「要る」「要らない」「売る」に分けていきます。
その際に「ああこれはもう読まないな」「これはネットで情報が拾えるしいらないな」とスムーズに手放すことができればいいのですが、そうは簡単にいかないのが普通だと思います。
それでも数は減らしたい、ということであれば、手放す基準の一つとして「表紙を見て、内容を思い出せない本は手放す」 という方法があります。
なぜかというと、 表紙を見た時にどういう内容だったかまったく思い出せない本は持っていても、「再度読む」という行為に繋がりにくいからです。
かなり極端な提案だと思われる方もいるかもしれません。
しかし、自分が片付けた時も、友人の片付けを手伝った時もそうだったのですが、大抵の人はそう言われたところで「表紙だけじゃやっぱり判断できない。ちょっとだけどんな中身だったか確認しよう」といった具合に、結局パラパラと中身を確認してしまうのです。
だから心意気的には「原則、表紙を見て内容を思い出せない本は手放す」でいいと思います。
僕は読書家なので読んだ本が段々と積み上がってしまいスペース的な問題が生じました。そこで2回目、3回目読みたいなという本以外は全てまとめて段ボールに詰めてBOOKOFFへ、最近では集荷に来てくれるのでいちいち店舗に赴く手間も省けて便利です。そして浮いたお金でまた新刊を買う。それ以外にも電子書籍でもよいものは電子書籍で買うようにしています。買っているわけではないがKindleUnlimitedなどのサブスクも活用して新刊以外の読みたい本はそちらで読んでます。一度にストックできる本が20冊までなので読み終わった本は新たな電子書籍と入れ替えます。
ちゃんとしなきゃ!をやめて、得られたもの
片付けができるようになると
「何がどこにあるか分かるようになる」
「いつでも誰かを呼ぶことができる状態の部屋になる」
という目に見える効果だけでなく、
「自分にとって今何が必要で何が必要でないか、選択する力がつくようになる」 と思います。
物で溢れていた部屋に住んでいた時、私は
「物を手放してしまうと損な気がする」
「もしもの時のために取っておいた方がいい気がする」
「だって前に「取っておいてよかった」と思ったことがあるし」
「買った時に一万円もしたし」
と無意識に「その物の価値」だけに執着していたような気がします。
しかし片付けられるようになってからは、
「人並みに部屋が片付いているという心の安定」
「快適に過ごせる空間」
「何度も捨てるかどうかに悩まずに済むこと」
という、「物以外の価値」に以前よりも気が付くことができるようになったと思います。
物そのものにも価値はありますが、部屋を快適だと思う気持ちや、管理するための労力、時間、空間、更には家族、友情、自信、心身の健康など、 あなたが持っている目に見えないあらゆる物にも価値があるのです。
これは片付けだけでなく、人生全体に当てはまることです。
「楽をしようとするのは、怠けてしまっているのではないだろうか」
「常識通りにできないのは、言い訳ではないだろうか」
という理由で必要以上に自分を縛ってくたくたになるまで頑張るより、なるべく自分が楽な状態で結果を出す工夫をした方がいい、その方が心身共に余裕ができるので、結果的に続けられるし、いざという時に力を使うことができるのでは、と考えるようになりました。
自分にとって、本当に大切にしたい人やものは何か。すべてを完璧にやろうと自分のキャパ以上に無理をして、それらがおろそかになっては何もなりません。
人間は、すべてを完璧にやり続けようとしても心身が持たず長くは続かないので、自分の特性を見極めて力の入れどころを絞る必要があるのです。
もともとあった常識や習慣、執着を手放すことは容易ではありませんが、そういう心がけを持つことで人は少しずつ「ちゃんとしなきゃ!」から解放され、本来生きたい自分に集中できるのではないかと思います。
よほどのビンテージ物でもない限り新品もあなたの手元に届き開封した時点で中古品。いくら買った時の値段が高かろうと二束三文になります。買い物をする際にはリセールバリューもきちんと考えて購入すると新製品に買い替える際有利になります。売却するのは最初は抵抗がありますが、一度やってしまえば慣れで普通の習慣になっていきます。自分にとって欠かせない大切なモノ以外は持たないぐらいの心構えをしていると無駄に物が増えることはなくなります。
片付けられないのはあなたが整理整頓上手でないからではなく、片付けの知識がないだけ。家の中をスッキリさせるのは意外と簡単。そんな整理整頓のルールを学んで、居心地の良い空間を維持しよう。
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