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マジ?生命が生息している可能性がある「ハビタブル惑星」とは

      2017/04/10

天の川として夜空に見える銀河系は、恒星が数千億個も集まったものだ。最近の観測データをもとに、特に太陽に似た恒星について見ると、そのなかの10〜20%のものの周りに、地球と同じくらいの大きさで、かつ液体の水の海を持っているかもしれない惑星が回っていると推定されている。海を持っていれば、そこには生命が生息している可能性があるので、そういう惑星を「ハビタブル惑星」と呼ぶこともある。「ハビタブル(habitable)」とは英語で「居住可能」という意味である。太陽系とは何か、地球とは何かという根本的な問いへとわれわれを誘う。「天空の科学」が明らかにする別世界の旅へと旅立とうではないか。

「無限」「唯一」への不安

観測事実は、惑星系が銀河系内に遍く存在することを示している。「地球たち」「ハビタブル惑星」も無限と言っていいような数が存在する可能性が高い。地球に生命が誕生したように、銀河系の中の地球に似た惑星たちにも、生命が住んでいるかもしれない。また、地球とはまるで違って天体でも、条件次第では地球の生物とは違った生命が住んでいるという可能性も考えられる。想像を膨らませれば、この銀河系には生命が満ち溢れているのかもしれない。

そうなってくると、ハビタブル惑星が資源の枯渇に直面した時、新たな資源を求め生命体が他の惑星を侵略するなんてことも考えられる。もうすでに侵略は始まっていて地球にも他の惑星の生命体が人間と同じ体を持ち人間と一緒に暮らしているなんてトンデモな話を信じる人さえいる。(この場合血液をDNA鑑定すれば人間かどうかわかるらしいww)宇宙空間を航行する宇宙船を開発する能力のある地球外生物であれば、人間への擬態なども可能だろう。SFは娯楽である一方、未来を予想する上で大変重要な意味を持っていると僕は思う。人間が想像できるものは必ず人が実現できる。

海を持つ惑星が回っている確率は10〜20%?

惑星表面に液体の海が存在できる軌道の範囲を「ハビタブル・ゾーン」と呼ぶ。もし惑星表面に(物質としての)水が存在したら、凍結も蒸発もせず、液体として存在するような温度になっている場合をいう。中心星に近いほど惑星表面温度は高くなるので、水が凍結もしない蒸発もしないという条件は、一定軌道範囲に対応する。太陽と同じ明るさの恒星では、ハビタブル・ゾーンは0.9〜1.5天文単位くらい(外側の境界には不定性が大きい)と見積もられていて、もちろん、地球はその中にきっちり入っている。

太陽と似た恒星には、地球のような大きさで、海を持つ可能性がある惑星が回っている可能性が10〜20%もあると推定されるという。これは非常に大きな数値だと思われがちだが、太陽型恒星がスーパーアースやアースを持つ確率は50%以上となっているので、ハビタブル・ゾーンに存在する確率が10〜20%あったとしても不思議ではない。「第二の地球発見!」などとメディアが報じることは多いが、それだけでなく、SF映画でも似たような印象を持つことも多い。宇宙や最先端技術がやっと想像の世界に追いついてきたとも言えるだろう。しかし、最近では系外惑星の研究があまりにも急速なためSF映画もそれに追いついて行ってない状況だ。

そういえば地球は温暖化していないという人々がいたなぁ

地球では、長い時間で考えると、プレート・テクトニクスによって機構が安定に保たれているようである。つまり、プレート・テクトニクスが働いていることが、地球で生命が繁栄した条件のひとつかもしれないのだ。ちなみに、現代で問題になっている人為的地球温暖化の可能性であるが、人類に夜に参加炭素排出量そのものは地球の歴史の中での二酸化炭素量の変化に比べたら、全く大したことはないのだが、短時間で排出量が増えていて、岩石との反応や火山活動による調節が追いつかないということが問題になっているのである。もちろん、地表温度の決まり方には二酸化炭素量だけでなく、様々な要因があるので、注意深く考える必要がある。

46億年前の地球の誕生から様々な気候変動がありその度、生物が絶滅したり、生き残るものが現れたりしてきた。人類関していえば二足歩行をし始めたのは化石から紐解くと450万年前。他の生物と比べても歴史は浅い。未来永劫地球の環境変化の中生き続けることはその歴史から見ても難しいことなのかもしれない。「ハビタブル」という意味は、生命がそこに住めるという意味だが生命がそこに生まれるだけでなく、継続して住み続けることができ、そこで進化し続けることも重要だ。ただ、何をどこまで満たせば「ハビタブル」と呼べるのかは曖昧で研究者によって意見は分かれる。

科学・技術の進歩は目覚ましいものがあり、これからの人間の生き方を大きく変えていくだろう。そんな中、ファンタジーだったものが現実に。楽しみながらも気が遠くなるような感じもする書籍だった。

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