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精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」|保坂 隆

老後に2000万円必要と聞いて老後に不安を抱えるようになった人も多いはず。この書籍ではお金をかけずに老後を楽しむ方法をレクチャーします。現役時代とは異なる定年後の節約術や人生後半でのお金・時間・エネルギーの使い方を伝授。

人生の後半期になって目指す「節約生活」

人生の後半期になって目指す「節約生活」とは、他人や世間の価値観にわずらわされず、自分らしいお金の使い方をすることだといえます。節約生活は本質を大事にし、真に自分らしい本来の生き方を取り戻していくこと。その見返りに、このうえなく深い充実感を味わう暮らしだと言い換えられるのではないでしょうか。本来、節約の本意はそうしたところにあるはず。だから、節約は楽しく、味わい深い生き方に通じるのです。質素という言葉から私が思い浮かべるのは、私の親世代、あるいは祖父母世代にあたる、少し前の日本人の暮らし方です。この頃の日本人は、お金があってもなくても、つつましく静かな暮らしを 営んでいたものです。特にお年寄りがそうで、けっして貧相でもみみっちくもなく、 毅然と背筋を伸ばし、それでいて大らかに老後を生きていた印象があります。世の中のたいていの人は、限りあるお金で人生を最後まで生きていくものです。そうした限りあるお金でも、自分が大事にしたいものに優先順位をつけ、自分らしくメリハリをつけてお金を使って生きていく……。節約とは、お金の使い方に自分なりの価値観で優先順位をつけ、順位の高くないものはできるだけ出費を 抑え、その分を優先順位の高いものに振り分ける……そうした知恵なのです。そんな人生を生ききれたときこそ、本当にお金を生かして使った人生といえるのではないか。私はそう考えています。

何にお金をかけるかは人それぞれ。節約についても何を削るか何を残すかは悩みどころだが、若いうちはやはり消費傾向にあると言える。老後はお金がかからないと言うがそうだろうか?やはり削るところは削って行かなければ貯金を切り崩す生活ではやっていけない。やはりお金をかけるべきところにはお金をかけて節約も楽しく行いたいものだ。

食が細くなる老後

それぞれの土地で採れた食材を食べることも大切にしたいと思います。「 身土不二」という言葉を知っているでしょうか。風土と人間の身体は、分かちがたく結びついているという考え方です。もとは「 身土不二」という仏教用語ですが、その土地の自然に適応した旬の食べ物を食べることで健康に長く生きられるというわけです。この言葉とともに、その土地、その季節の食材や土地に伝えられる「伝統食」は体によい、という考え方が広まっていったといわれています。私はドライブに行ったときなど、よく「道の駅」をのぞいて、まだ 濡れた土がついているような採れたての地元野菜を買ってくることが多くあります。プーンと青臭さを放つ野菜は味がよいことはいうまでもなく、エネルギッシュでいかにも元気をもらえそうです。同じ買うなら、できるだけ旬の、採れたて食材にしてください。食が細くなってそんなに量が食べられなくなっているわけですし、栄養価まで考えると、このほうが経済的にもずっとトクなはずです。

車を持っている人なら道の駅で旬のものを買ってきて食べることは節約にも体にも優しい。僕は病気のため免許取り消しになってしまったので、そういったライフスタイルはできないが、とれたて食材を旬の時期に食べるのは食が細くなった老後には経済的にもずっとお得。

「夢のような老後」を語るマスコミの数字に躍らされない

週刊誌やテレビで、老後には「ウン千万円が必要だ」などと報道しています。こうした数字を見た奥さんが、「うちにはそんなお金はないわ。これからどうしたらいいんでしょう?」と不安を口にするようになったことから、前述のMさん夫婦は「老後の生活会議」を開こうという流れになったそうです。奥さんが聞いた老後資金は、年金のほかに最低でも二〇〇〇万円、ゆとりのある老後を送りたいのならさらに四〇〇〇万円、合わせて六〇〇〇万円ほどの蓄えが必要だというもの。ある保険会社が主催した「定年セミナー」で配られたパンフレットにあった数字だそうです。 悠々自適の「夢のような老後」を追い求めれば、こうした金額になるのかもしれませんが、私たちが生きていくのは夢ではなく現実です。まず見つめるべきは夢ではなく、現実だということを自分にしっかり言い聞かせましょう。実際問題として、老後にこれだけのお金を用意できるのは、ごく一部の恵まれた人々だけです。試しに、あなたの周りの人たちを見回してみてください。世の中のほとんどの人は「ポケットの中の小銭」で暮らしているのが実状だと、認識することも大事でしょう。Mさんもそんな大金とは縁遠いそうですが、夫婦でしっかり話し合ったという事実の満足感のほうが大きく、「うちはうち。あるお金で、何とかやっていきましょう」と奥さんの表情は見違えるほど明るくなったそうです。

老後は3000万円必要などと言う人が多いが、これはあくまで現役時代と同じお金の使い方を保つために必要な額。夢のようなことばかり言っていないで、現実を見ると良い。年金暮らしは節約が必須だがお金をかけない「老後の楽しみ方」を模索した方がより現実的だ。

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