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成長マインドセット|吉田 行宏|なぜ成長できないのか?そんな悩みを抱える人におくる心のブレーキの外し方

なぜ自分は成長できないのか?そんな悩みを抱える人におくる、成長の本質と原理から学んでいこうという書籍。

ブレーキの存在を知ること

マスターは、分かりましたというふうにうなずいて、口を開いた。 「では、始めましょう。まず1つ目が、今お話ししていた〝ブレーキの存在を知る〟ことなのです。世の中にこの悩みブレーキを踏んでいる人は多いのですが、ほとんどの人があまりブレーキの存在を認識していないんですよ」 「1つ目は、〝ブレーキの存在を知る〟ということですね?」と、うなずいてはみたものの、どこかピンとこない。 「なんとなく分かるような気がしますが。ちなみに悩みブレーキって、具体的にはどういうものがあるんでしょうか?」 「そうですね、いろいろとありますよ。例えば給料が上がらないとか、正しく評価されていないとか、他の会社のほうが自分には向いているんじゃないかとか。あるいは、今の環境だと身体にも良くない、仕事が忙しすぎてプライベートの時間がとれないとか。1つではなく、いろいろな悩みが複合的に合わさって大きく感じている場合も多いですね」なるほど。確かに部下もそんなことを考えているかもしれない。マスターは優しい声で話を続ける。「解決できる、できないとか、どう解決すべきか考える前に、まずは自分には悩みがあり、ブレーキを踏んでいるんだという認識をすること、ブレーキが存在することを知るだけでいいんです。それが最初の第一歩です」そういえば僕自身も、部下が退職を考えていることに対して、どう対応すればいいんだろうと考えており、最近仕事に力が入っていなかったかもしれない。これもある種のブレーキなんだろうな。何かを察したのか、マスターは、サイフォンの中をコポコポと上がっていくお湯を見ながら小声でささやいた。 「その部下のブレーキをどう外すのかを、上司としては考えていかないといけないですよね」

何かに悩み立ち止まっている人の多くはこのブレーキの存在に気づかずに悩み続けているというケースがある。まずはブレーキの存在をしり、それからそのブレーキの原因を探る。そしてブレーキを解除していく作業を順序立てて行うことで問題解決できる。そしてブレーキの解除がうまくいったら今度はブレーキを踏まなくてもいいよう、ブレーキを踏まない覚悟を持つことが重要になってくる。減速しないで行う行為は時に危険なこともあるが、その分前進する力は無限大だ。ぶつかる前に自動ブレーキが発動するのでその辺は安心してよい。

上司や会社のせいにばかりして成長しない部下

「実はですね。部下が、チームの方針や指示に反論ばかりしてくるんです。まだまだ未熟で自分の仕事も完全にできないのに、それを上司や会社の仕組みのせいばかりにして。そんな部下の指導を、上司は完全に私に丸投げしているし、本当に困ってるんです」さすがゆっこというべきか、初対面のマスターの前でもハキハキとした物言い。しかし、そんなゆっこにもマスターは動じない。 「なるほど、なるほど」 「だから、部下とランチをしたときに『このままだと、どこに行っても評価されないわよ。まずは目の前の仕事を一つひとつ丁寧にやって、それから思うことを意見するのがいいんじゃないかしら?』と伝えたんですよね。でも、一向に変わらないんです。こういう部下をどうすればいいのでしょうか?」部下がブレーキを踏んでいるのだから、踏んでいるという自覚をさせることと、それを踏まない覚悟を促すことだよな……と、マスターから教わったことを頭の中で僕は反芻していた。かくいう自分も、うまくいっていないのだが。さて、マスターはどのように切り返すのだろうか?僕は、第三者的な視点でいられる状況を少し楽しんでいた。「それでは、まず山田さん。前回お越しいただいた際にお話しした『アイスバーグ』と『悩みブレーキ』の話を鈴木さんに教えていただけますか?」なるほど、確かに今日ゆっこがアドバイスをもらうにしても、今までの内容を知っているのと知らないのでは大分違うことは僕にも理解できた。でも、マスターから教わったことを正しく説明できるだろうか?知っていることと、相手に説明できることにも大きな違いがありそうだ。

僕も紛れもなくこの部下のような存在だった。変えることが出来ない会社組織の中での上司や会社の方針にタテつく発言ばかりして、くだを巻くそんなクソ従業員でした。結局、不満を持ったまま病気になり離職してしまったのですが、会社としてはいらない従業員を自主的に辞める方向に持って行ったので良かったのかもしれません。

自分と会社の方向性

「でもマスター、会社の理念と自分人生の理念は、違いますよね?組織に属している以上、自分の理念を曲げて、会社の理念に合わせないといけないということなんですか?」そうそう、今日聞きたかったところは、そこだよねという様子で伊藤もうなずいている。やはりきたかという感じでマスターがこう答えた。「はい、そうでしたね(笑)。いよいよこれからその部分に入っていきますね。ただ、その前に、お二人にミッション、ビジョン、バリューなどについて本質的な部分を理解していただきたかったので少し遠回りになりましたが、議論の時間を取らせていただきました」なるほど、マスター言うとおりで、その部分が全く理解できていないのに、会社のやっていることだけを批判的に見ていたのもしれない。 「では、この図に描かれた2つの状態を比較していただけますか?」また、図が出てきた。本当にマスターからはマジシャンのようにテンポ良くタネが飛び出すな。

心のブレーキを外し、成長するマインドセットへ変換する術を持てば、今より仕事に取り組む姿勢が前向きになるはず。部下のやる気がない、上司が無能、いろいろなシーンで自分のどうやって成長させていくのかを学べる書籍です。

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