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感情を解放して、本当の自分と出会う本

      2017/12/16

それは長い間、「放置されてきた感情」。少しの関心も愛情も与えられなかった感情が、徐々に「絶望」に変質していく。「絶望に声を与える」というのは、それまで無視され、ないがしろにされてきた自分の感情に対して、関心を寄せ、ありのまま受けとめ、愛という光を与えることです。そうすると、それまで生きる力を奪う「絶望」に見えていたものが、じつは生きる力を与えてくれる「希望」であることに気づくはずです。

感情と分かり合える関係を築く

感情というのは小さなことでも、その都度、気にかけて扱えば、分かり合える関係を築いていけるのである。泣き叫んでいる子どもは「ネガティブな感情」そのものに見えるが、そんな子どもでも、ときには笑顔になれるし、自ら善を働くことだってある。しかし、お母さんがその存在を見て見ぬふりをすると、さらに大きな声で泣き叫ぶことによって、「自分の存在を気にしてほしい」という感情を表現する。子どもが泣くのは、周囲の気を引くため、というのはよくあること。子どもが成長過程で非行に走るのも、親の気を引くことがきっかけになっていることが多い。

感情がネガティブに作用するのは泣き叫ぶ子どものように自分を見てほしいから。見て見ぬ振りをすると、非行や泣き叫ぶといった行動に。ちゃんと意識した向き合うことで徐々にその子ども(=ネガティブな感情)はいい子に変わっていくものである。全ての感情はそれが生まれた原因があり、その理由を考えれば、なぜその感情に至ったかがわかってくる。それを突き止めたら、そこを愛を持って躾けることによって、その人のネガティブな感情も制御可能になるのです。

感情を表出することで、心は浄化されていく

感情を言葉として吐き出すことができれば、それは流れていき、解毒されていく。感情のはけ口がないとき、ネガティブな感情は暴走しやすい。ネガティブな感情を表出することであなたの心は浄化されていく。ネガティブな感情を外に吐き出す際には、言葉の力を借りると良い。感情を言葉にする方法には、大きく二つが考えられる。一つは声に出すこと。もう一つは、文章にすることだ。自分のネガティブな感情を自分の中で抱え込まずに、言葉にして表出させることで、毒を自分の外に出していくことである。そうしてはじめて、「感情を眺める」ことができるようになる。

最近ではSNSの普及などによって簡単につぶやきを投稿したりできるようになっている。ネガティブな感情を表出させまくるアカウントをメインのアカウントと分けて上手く使えば、文章による毒を吐き出すことがお手軽にできる。各種ブログサービスなんかで、世の中に対して毒を吐きまくるブログなんていうのを作ってもいいだろう。こうしたSNSの活用により同じような体験をした人からフォローされることも考えられるので、自分だけがネガティブな感情を抱いているわけではないことがわかって、心の浄化に一役買ってくれることだろう。

エネルギーの方向を変えていこう

逆説的であるが、感情というのは、コントロールしようとしないことがコントロールすることにつながる。感情のコントロールは、感情を強引にコントロールしないで、感情を解放させることによって実現する。感情を解放させるためには、3つの手順を踏む必要がある。第一に、感情の存在を認めること。第二に、感情の居場所を与えること。第三に、感情に愛情を注ぐこと。存在の認識、受容の精神、愛の贈与によって、感情は「解放の道」を歩くことになる。自分の感情を解放できたら、次は他者の感情の解放を助けてあげるといい。自分の感情を解放させることができ、他者の感情が解放されるのを手助けすることができるようになったとき、あなたは心の名医になることができる。

無理に感情を鎮めようとするのではなく、一度受け止め認知した後で手放すことで解放される。僕はリアルな世界で友達が一人もいない孤独な状態だが、カフェに行けば会話こそしないものの、いつものサラリーマンが隣に座ってコーヒーを目の前にうとうとしたりするのを見たりしてなんとなく繋がりを感じたりする。SNSでも「いいね!」でゆるく繋がったりたまにダイレクトメッセージが来たり。感情にも居場所を与えれば自ずと解放へ向かいます。

自分で決断する

人生において決断が求められるときは、必ず「自分で決断する」ことが大事である。その決断がもたらす結果に対して全責任を負えるかどうか、という視点から決断を下すことが大事である。もちろん、確信を持って下した決断によってもたらされる人生が、必ずしも社会的な成功を保証するものであるとは限らない。しかし、その結果に対して、誰かのせいにすることなく、自分の責任にすることができるとしたら、その結果から少なくとも学ぶことができるようになるから、その人はまちがいなく成長し、その人の人生は幸せで豊かなものになっていくはずである。

僕の人生における決断といえば、大学を中退したことが挙げられる。バイト先で仕事を覚えたタイミングで、フリーターへと転身。その後、契約社員となって、同業他社に正社員として転職。病気を発病し療養生活の中、ブログで小遣い稼ぎする今に至る。

「絶望」に浸っているならこの本で救われる人もいるのではないだろうか。未来を生きる人に後悔はないのだから。

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