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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

      2018/08/26

伝説的なブログ『分裂勘違い君劇場』を中心に、何百万人もの感情を揺さぶり続けたモンスター・ブロガーがついにデビュー! 実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させる「錯覚資産」とは何か?誰もが一度は思う「なんであんな奴が評価されるんだ!?」の謎を解き、「誰にでも使えるズルい武器」として解説する異色作。本書を読み終えた後には、誰もが人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているというタイトルに納得しながらも、そうした世界でどう生きるべきかを考え込んでしまうはずだ。

美女やイケメンは得か?

1974年、カナダで選挙があった。その選挙を調査したところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。イケメンたちの圧勝だったのだ。

そりゃそうだろ。どんな世界だって、美人とイケメンに人気があるのは当たり前だよ。

いや、ここで重要なのは、「イケメンに投票した理由」なんだ。調査の対象となった得票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていたのだ。「イケメンだから、投票しちゃった部分もあるかな」と思っていたのは、14%にすぎない。人々は、「イケメンだから投票した」という自覚なしにイケメンに投票しただけでなく、「人柄が信頼できるから」とか「経済政策に期待できるから」とか「実績があるから」とか、容姿とは別の理由で、投票したのだと思い込んでいたのだ。

たまたまそういう結果になっただけだろ。

いや、同様の研究は、山ほどあるよ。たとえば、「採用面接で、身だしなみが、どのような影響を与えるか」という研究がある。その結果、「仕事に必要な資格よりも、身だしなみのよさのほうが、採用決定に大きな影響を与えていた」ということがわかった。そして、ここでも、面接官自身は、「外見は、ほとんど採用決定には影響しなかった」と考えていたのだ。

この面接のケースでも、面接官は、「外見によって採用したわけではない」と思っていながら、実際は外見を意識せずにはいられなかったのだ。アパレル関係の職業で容姿を重要視するのは善か悪かといった問題にも通ずるものがある。容姿が秀でているだけで、全体のスキルなどと一緒に評価が割り増しされているということだ。普通の人が0からスキルなど能力を加味して評価されるところを、イケメンや美女は50%増しの状態からその上にスキルなどの能力評価が積み上げられるので絶対的に得なのだ。もちろん公平を期すために自分は容姿を意識していないなどというのだ。ならば僕たちは正当な評価を得るためにはやはり容姿を磨くべきだ。暴飲暴食は避けスリムで引き締まった体を維持し、男性でも肌のケアなどを行うべき。もちろん服装も清潔感のある好印象なものを選び、相手に勘違いさせる戦略だ。なんであんな奴が評価されるのだとくだを巻く前に自分を磨く時間を持つことが評価への第一歩だと思う。

実社会でも、実力があるからと良いポジションを得られるわけではなく、「実力があると周囲が錯覚する」人が良いポジションを得られる場面に遭遇したことがある人も多いだろう。本当に実力がある人よりも時として大きく見えてしまうのが、「錯覚力タイプ」(実力はないが、実力があるように見せかける能力のある人)だ。そんな化けの皮なんてすぐ剥がれると思う方もいるかもしれないが、こうした人は周囲からのサポートも受けやすい立場にいるので、能力のなさ、化けの皮が剥がれにくいのだ。

学生時代は勉強やテストの結果がきちんとルール化されているので、実力さえあれば正当に評価されるが、社会に出たら、そうはいかないのが現実。ゲームのルールが根本的に異なるのだ。実力以上に運や錯覚資産がものをいうのが現代社会だ。

成果がわかりづらいケース

重要な成果を出したけど、その成果の重要性がわかりにくい場合、それが成果だと認められず、上司に評価されないことって、たくさんあるでしょ。

私も、成果を出しても、アピールが下手なせいで、昇進できなかったり、ステップアップ転職もできない人を、たくさん見てきたわ。

そうだよな。「わかりやすい」成果を出した人のほうが、圧倒的に出世しているよね。

だよね。実力さえあれば、好循環が生まれるっていうのは、わりとウソだよね。確かに実力があると、成果を出しやすい。それは本当だ。しかし、その成果が、必ずしも、よい「環境」の獲得につながるかというと、実際には、そうじゃない。実際には、その成果を錯覚資産にすることに成功した場合のみ、よりよい「環境」を手に入れることができるんだ。

僕はブログの宣伝にInstagramを使っている。投稿にリンクを貼れないというデメリットはあるものの、今、人気のSNSなだけあって、読書好きも多く登録しているからだ。書いているブログ記事の内容からすればとるにならない僕のブログだが、Instagramのフォロワー数が錯覚資産となり流入が見込める。

実力を水増ししてブランディングする能力は馬鹿にできない。実力主義な世の中になったと言われているが、実のところ、錯覚資産に目を奪われがちなのが昨今の社会の風潮。実力で勝負とか言って評価されない人生を送るなんて勿体なさすぎると思いませんか?

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