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エリートを超える 凡人のための人生戦略ノート|森田正康|物事の本質に気づく力が君の武器になる。

なんだか閉塞感のある現代において、物事の本質に迫る力は武器になる。日本の常識だけではグローバル社会から取り残されます。捨てるべき常識は捨てていきましょう。それによって本当に自分のやるべきことが見えてきます。

赤信号を無視できる人とできない人

人もいない、車も通っていない一本道の横断歩道で赤信号になったら、あなたはどうしますか?僕は、 常に自分の生き方に疑問を持って生きてほしいと思っています。 だから「赤信号だから絶対に渡らない」「青信号だから安全なはずだ」というふうに何の疑問も持たずに決めて、それにしたがって生きていくのはナンセンスだと思います。そもそも、それに縛られる理由っていったい何があるんでしょうか?僕はないと思います。もちろん、犯罪者になれと言うつもりはないし、いろんな確率論の中で、赤信号では止まったほうがいいというのもわかります。止まることによっていろんなメリットがあるからこそ法律に定められているわけです。でも、やっぱり最終的に渡るか渡らないかの判断は自分自身でしたほうがいいと思うのです。つまり、信号が赤でも渡りたいなら自己責任で渡ればいいんじゃない?という話です。冒頭のシーンだったら、あたりを見回して明らかに自分しかいない横断歩道で、じっと信号が青になるのを待っているような人を、僕は「ルールを守る立派な人だ」なんて思いません。むしろ、ちょっと嫌な言い方をすれば「こんな状況でもルールにとらわれてしまって、自分の判断で動けない人かも」となるでしょう。そもそも、 信号を守ることが目的じゃなくて、横断歩道を安全に渡ることが目的で、その手段として信号があるだけです。そのうえで、よりわかりやすくするために赤や青でルールを決めている。だから、時間があるのに無理矢理赤信号を渡ることはないし、車がビュンビュン走っていれば青信号でも止まらなきゃいけないのです。もっとも理由もないのに赤信号を渡るのは、ちょっと異常だと思いますが‥‥。

外国では赤信号でも自身で危険がないと判断したら多少強引でも赤信号を渡るのがスタンダードな国もあると聞いたことがあります。全て自己責任でということです。それに比べて日本はきちんと信号を守る人の割合が多い。僕も誰もが立ち止まって信号待ちをしている場合はなんとなく車が通っていなくても青信号になるのを待ってしまいます。それが同調圧力のようなものとして自分の中に染み付いているような気がします。

会社選びはファッション感覚でいい

昔、「制服がかわいいから」という理由で高校を選ぶ女の子もいましたが、僕はその感覚って悪くないと思っています。だって、制服は毎日身につけるものだから、嫌なものを着るよりも自分が納得したもののほうが、絶対に気持ちが高まりますよね。学校でやる勉強は一緒なわけで、そこで少しでも自分のモチベーションを高くする要素を探したとき、その子にとってはそれが制服だったわけです。会社も同じで、今は洋服やアクセサリーと同じようにファッション感覚で選ぶ時代なんだと思います。それはなぜかというと、会社がそれほど守ってくれないことがわかったし、与えてくれる価値にも限界があるから。会社は仕事を与えてくれるだけであって、その仕事をどうこなすかによって自分の成長が決まります。じゃあ、何で企業に入ると成長できて、ハローワークの職業訓練では成長できないのでしょうか?やっていることはそんなに大差ないような気がしますが、それはやっぱり、おしゃれなものを身につけているとうれしくなるように、どこで何をするかという、背負っている看板によってモチベーションが変わるからです。だから、これからはファッション感覚で組織を選ぶくらいのほうが、気持ちよく働ける気がします。

仕事のモチベーションが上がる会社に入ることは重要。自分の納得いく看板を掲げた会社でないと負荷がかかった時に簡単に折れてしまいます。だから一流企業というのはどんなに業績が悪くなっても一流と呼ばれ続けるのだと思います。

自分で出すのが個性、周りが認めるのが才能

よく言われる個性とは、いったいどういうものでしょうか?ある意味、今の世の中はそれが多様化していて、誰もが何かしら特殊なものを持っていると思います。それは、ソーシャルプラットフォームによって、いろんな表現が簡単にできるようになったこととも関係しているでしょう。それによって、「すごいもの」「変わったもの」が溢れるようになりました。逆に言うと、個性が認められづらい世の中になったのだと思います。でも、僕はそれは自分を過小評価しているだけだと思います。過小評価するから自分の個性が見えていないだけで、自分が持っているものを評価してあげることによって、それがその瞬間に個性になるのです。僕はまわりから見ると個性のかたまりのように見えるようですが、それは「俺、超すごい」「この本、100万部売れる」とか、自分のことを限りなく過大評価して生きているからです。だから、 個性の第一歩は自分で自分を評価してあげること。先に「得意なことを言い続ける」というところでも触れましたが、根拠のない自信でも言い切ってしまうのが大事なのは、そういうことです。自分を過大評価したり、ちょっと背伸びするくらいのことを続けていくと、それがやがて個性になります。

個性が才能として周りに認められるにはある程度段階を踏まなくてはなりません。発信者である自分がいくら個性だと言って自分の強みを打ち出してもそれが世の中にとって有益なスキルでない限り才能として認められることはありません。凡人はそのことに気づくべき。

世の中、類稀なる才能に恵まれた人というのはごく一部。凡人がそれに対抗するためには人生戦略を考えなくてはなりません。予測不能な未来にも有益なスキルを身につけ、輝く明日のヒーローとなれ!!

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