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ぜんぶ、すてれば|中野 善壽|七五歳の伝説の経営者が語る、“個の時代”で自立する生き方

今日この時間が全て、颯爽と軽やかに全部捨ててしまえばその先に‥‥。複数の企業で異例の実績を残してきて、経営改革にも取り組んだ75歳の経営者が語る個の時代を生き抜く力。

周りに合わせなくていい

大きな何かを成し遂げようなんて、思わなくていい。 自分の中に自然と生まれる「小さなレジスタンス」に目を向けて、 蓋をしないようにするだけでいい。 無力感を抱く人には、そう伝えたいですね。 レジスタンスとは「抵抗」。 「自分はそうは思わないんだけどな」とふと感じた 〝違和感〟を大事にしてほしいと思います。 周りと合わせないといけない、という全体主義・同調主義は危険です。 あまりにその圧力が強いと、本当に危険な時に自分の判断で 逃げ出すこともできなくなるし、全員揃って破滅の方向に行くリスクも高くなる。 だから、抵抗心が芽生えたら、それを守り抜くようにしてほしいと思います。 同時に、相手のレジスタンスを尊重する。 自分に対して反対意見を言われた時には、カチンと来るかもしれません。 でも、そこには将来につながる可能性が隠れている。 自分には思いつかなかった筋道を差し出されたチャンスだと考えたほうがいい。

人は何かと大きな実績を残したがる。そこに欲が生まれるからタチが悪い。小さな成功を積み重ねているだけでも人生楽しくやっていけるのになぜだろう。無力感を抱いたならほんの小さなことから始めよう。「抵抗」や「違和感」を大事に周りに流されない強さと芯が必要。

捨てるセンス

「何を捨てて、何を残すのか。その選択のセンスはどうやって磨くんですか?」 僕があまりに思い切りよくなんでも捨てると思ったのか、 インタビュアーからそんな質問を受けました。 自分にセンスがあるかどうかは、正直、よくわかりません。 ただ、一つ言えるのは、 そのときどきで僕は「好き・嫌い」をハッキリ意識するようにしてきたということ。 しかしながら、その場で口にする必要はない。 これは好きだな。こっちのやり方は好きじゃないな。 理由は後付けでもいいから、直感で主観を示していく。 最初は勇気がいるかもしれないけれど、 それをなんとかつくりあげていかないと、自分の中に主たる軸というものができない。 じゃあ、自分の「好き・嫌い」を身につける練習はどこでやってきたのか? 僕の経験を遡ると、その原点は幼い頃に祖母から手ほどきを受けた 「生け花」の稽古だったように思います。 どの花が好き。どの長さに切るのが好き。 どの角度で挿すのが好き。どの組み合わせが好き。 無限のパターンから、どう生けるかを決めるレッスンは、 大人になってからの〝直感を信じる決断力〟の基礎になったかもしれない。 今になって、そう感じます。

断捨離がブームを超えて一般にまで浸透した今、捨てるセンスを磨くことが必要。仕事でもプライベートでも時間を大切にするなら切り捨てる何かが必要。家の片付けにももちろん捨てるセンスが必要。何を手元に残して何を捨てるか?この基準がぶれていない人はそう失敗することがありません。

捨てる以前に持たない

「捨てる」ことについての話を進める前に。 僕は捨てる以前に、モノをできるだけ「持たない」ライフスタイルを選んできました。 家は台湾に一応ありますが、賃貸暮らし。 家具もごく限られた最小限のものだけで、 日本で仕事をするときには、ホテルなどに滞在しています。 クルマもなし。高価な腕時計にも興味はなく、 仕事の打ち合わせを時間内で終えるための液晶時計が一つあれば十分です。 日用品も決して高級品ではありません。 服は通りすがりのアジア各地でパパッと、 いつでも捨てられるくらいの気軽なものを。 食べ物はコンビニの新商品を選ぶのが一番楽しい。 ご馳走は会食でいただくだけで満足。 「経営者としての収入を、家財に費やせばそれなりのものが手に入るでしょうに」 と不思議がる人も多いのですが、僕はまったくモノに執着がありません。 持たなければ、生活がモノで埋め尽くされないし、 土地や家を売買する上での煩雑な手続きもしなくていい。 何よりも災害での心配が一つ減る。 何より身軽な生き方が好きなのです。

先日ついに車を手放しました。以前から病気で免許取消しになっていたので乗ることができない状態でしたが、家族が数ヶ月に一回運転するのでとってありました。電車の便がよく車の必要性の薄い地域なのでもう維持する意味がないと。最近の若者はそれを知った上で持たない選択をしているようで、もっともな行動だと思います。

全部捨ててしまっても残ったものでなんとか生活しようと工夫するもの。そこに人生の豊かさがあるのではと気づかせてくれる書籍。

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